わたしの物語を語りたくなる 新しい絵本 湘南ウィンメルブックを出版しよう!

ウィンメルブックを作る理由

なぜウィンメルブックなの??

皆さんは最近、ご自分の想いを言葉にしていますか??「正解」を答える事はあっても「あなた自身の感じている想いや考え」を言葉に出来ていますか??

「好きなこと、やりたいことを仕事に」など言われますが、「やりたいことって急に言われても、、」「そこまで好きなことなんて早々ないし、、」そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご主人や家族に気を遣ってやりたい事を諦めている人、自己評価が低く、自尊心を持つことがなかなかできない人、そんな自分を打ち消すように子どもに「好きなことを見つけなさい」と言ってしまう人、、、そんな人たちがたくさんいます。そして私自身も同様で、何がやりたいのかわからないまま、親に勧められた学校へ行き、何となく就職転職を繰り返し、結婚出産を経て、気づけば今に至っていました。

でもようやく今ならわかります。自分は美術や芸術に関心があって、本の世界が大好きで、新しいアイディアを出すことも大好きですし、逆にグループに属したり、狭い世界で生きていくのがとても苦手だということ。なので、自身で事業を起こして、出版の企画や構成を考えて、かつデザイン性の高い絵本をつくりたい、という生き方はとても自分にあっていて自分らしいということ。

ただいつも感じるのは、なぜ40を過ぎるまでそんな自分の事がわからなかったのか?と、、、

私は「自分らしく生きられているかどうか」その命運を分ける一つの要素として「幼少期から自己表現を出来ていたかどうか、そしてその自己表現を大人が肯定してくれたかどうか」があるのではないか、と考えています。

海外で子育てをする中でも同様の事を強く感じてきました。スイス、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、インド、パキスタン、ポーランド、トルコ、、、様々な国のお母さんお父さん達の子育てを見てきましたが、皆大人も子どもも、自己肯定感や自尊心が非常に高い、これはなぜなのか。それは大人が子ども達に小さい頃から「"あなた"はどうしたいの?」「"あなた"はどう思うの?」と問う機会が頻繁にあり、かつ大人は相手が子どもであれ、大人であれ同じ態度で接するので、子ども達の自尊心は自ずと育てられ、自己表現することを当然と捉える好循環が出来ています。

そしてそんな諸外国の子育てとは異なるのが日本流子育てです。良いところもたくさんありますが、幼稚園でも小学校でも「みんな」が主語であり、「私」ではないように感じます。だから自己表現する機会に乏しく、大人になった時に自分の意思に鈍感になってしまうのではないか、そう感じています。


故にウィンメルブックに出会った時は「これだ!!」と思いました。正解がなく、読み手に裁量が委ねられているので、幼少期から子ども達が自由に自身の想いを表現するツールとなり、日本に馴染みやすい形で自己表現する機会の一端を担ってくれるのではないか、そう思いました。だからウィンメルブックを日本に早くたくさん普及させたい!!!この想いこそがこの活動の原点となっています。あまり固い話や、真面目な話は敬遠されがちで絵本というイメージから遠のくのではないかと、無意識のうちに伏せてきた想いの部分、改めて書き留めてみました。ぜひ国内での普及に向けてのプロジェクト第2弾、ご協力の程どうぞ宜しくお願いいたします!!

2023/05/11 14:51