先週、サラ・マクブライド議員にオンライン取材をしました。下院議員に当選して最初の1年間の経験を聞きました。保守派共和党が牛耳る議会ですから、「議会内の女性トイレは使うな」とか「ミスター」呼ばわりなど、現代アメリカでの出来事とは思えない酷い目に遭ってきたことも聞きましたが、彼女がそれに対して極めて冷静な対応をしている理由がとてもよくわかりました(頭では理解しましたが、そう対応する彼女の気持ちを思うと胸が痛みます)。このインタビューの少し短いバージョンが近日中にハフポスト日本版に掲載される予定です。ぜひ読んでください。
長くメディアで働いていると、ベルリンの壁が崩壊する1ヶ月前に東ベルリンに身を置いたり、27年の投獄から解放されて間もないネルソン・マンデラにインタビューできたり、2008年夏の民主党全国大会でバラク・オバマが大統領候補に指名されるのを生で見たり、「歴史を目撃した」と思う瞬間がいくつかあります。でも一方で、キング牧師と行進したかったなあとか、ハーベイ・ミルクの追悼集会にいたかったなあとか、経験できなくて残念だったこともたくさんあります。サラ・マクブライド議員と直接話をして、私は確信しました。彼女のこれからを見ていくことは、キング牧師やシャーリー・チザムやジャッキー・ロビンソンやハーベイ・ミルクをリアルタイムで見るのに匹敵するくらい「歴史を目撃する」ことになると。この本を読んでくださる方は、一緒に目撃者になれます。
私は一体何を言っているのか、ぜひハフポストの記事を読んでください。公開されたらまたお知らせします。
そして先日、読売新聞オンラインでこの本のことを紹介してもらいました。
米下院初のトランスジェンダー議員、「自伝」日本語版を出版へ…
「ミスター」と呼ばれる嫌がらせも(読売新聞オンライン)
お友達も「目撃者になろう」と誘ってください。
発起人・翻訳 草生亜紀子