ご無沙汰しています。『Ajaya』翻訳プロジェクト発起人の木川田朱美です。X(Twitter)に書いた通りしばらく体調を崩していたのですが、改善してまいりましたのでプロジェクトも少しずつ進めて参りたいと思います。
とはいえ、できることは着々と進んでおります。まず、編集者が決まりました。宮崎綾子さんといいます。これまでサウザンブックスさんの書籍をいくつも担当されているという心強い方で、インドに行ったこともあるそうです。チーム『Ajaya』に宮崎さんが加わってくださることがとても嬉しいです。
イラストレーターの江川あきら先生は、現在は作画の雰囲気について原著版元とすり合わせを行っているところです。江川先生にとっても大きな仕事と捉えていただいており、ありがたく思います。
佐藤まなさんも着々と翻訳を進めています。佐藤まなさんの訳文は試し読みの通り格調高く、神話らしさを失わないまま読みやすいものになっています。ご期待をお寄せいただきありがとうございます。
今回、特に言語に関係する監修を、インド文学をご専門とされる佐藤雄太先生にお願いすることになりました。『Ajaya』はマラヤーラム語、サンスクリット語、ヒンディー語などを由来とした語彙が頻出しますので、インドの複数言語を扱える佐藤雄太先生にお願いでき心強く思います。後ほど活動報告にコメントをいただくかもしれませんのでお待ちください。
高額支援へのリターンになる小冊子の制作も少しづつ進んでいます。今は各記事の調査・執筆期間です。江川先生の表紙メイキングとpako先生のイラスト、天竺奇譚先生をはじめとする三名の論考・記事と『Ajaya』関連用語集が載る予定です。
「ファンの会」を中心にしてなんとなく集まった「チームAjaya」に編集者や監修者、小冊子寄稿者が加わって、みんなで本を完成させていくのは、なんだかわくわくします。今後もデザイナーさんなどに加わっていただきます。支援者のみなさんも、見守っていてください。
木川田朱美