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世の「さだめ」を問い直す
もうひとつの「マハーバーラタ」の物語
『Ajaya』を翻訳出版したい!

『AJAYA』翻訳者の佐藤まなさんからコメントが届きました!

<発起人から>翻訳者が佐藤まなさんになることを、とうとう発表できて嬉しいです。佐藤さんにも4年前にお声がけしていました。当時、佐藤さんは少し自信がなさそうにしていましたが、4年後になってさまざまな実績を積み、強くなった上で引き受けてくださいました。今後、試し読みも作っていただきますので、楽しみにお待ちください。

 


 

『AJAYA』クラウドファンディングに関心をお寄せくださった皆様、初めまして。英日翻訳者の佐藤まなと申します。

 

 このたび、恐れ多くも『AJAYA』邦訳版の翻訳者にご指名いただきました。いったいどんなやつが訳すんだ? と思っておられる方も多いかと思いますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

 私は学生時代に英語で書かれたパレスチナ・アラブ文学を専攻し、その後、翻訳者として独立しました。翻訳者としての主分野は映像翻訳ならびにゲーム翻訳です。映画に字幕をつけたり、吹替の台本を書いたり、ゲームのセリフやフレーバーテキストを訳したりしています。最近はドキュメンタリー映画『リッチランド』や『Foragers~採集する人々』などが全国で順次公開中です。

 

 となるとお気づきでしょうが、小説の翻訳はこれまで担当したことがありません(出版翻訳自体は何度か経験があるのですが、論説やエッセイです)。クラファンが成立すれば、『AJAYA』が初めての小説になります。このような経歴から、当初お声かけいただいたときは「私でいいのかな」という気持ちもありました。

 

 しかし実は、叙事詩をはじめとするインドの文化に長らく興味を持ってきた身でもあります。大きなきっかけは、映画『バーフバリ』シリーズ。堂々たる映像美とストーリー体験に圧倒され、そのバックボーンであるインドの叙事詩に惹き込まれました。

 いつかインドにかかわる翻訳の仕事がしてみたい。映画でも、ゲームでも――あるいは小説でも。そんなことを思いながらインドの言語を学んだり、関連書籍を読んで勉強したりしてきました。

 

 そんな私にとって、『AJAYA』は大きな挑戦であり、全力を尽くして登りたい山です。英語を専門とする者としての知識・経験と、『バーフバリ』以来つちかってきた文脈の学びをすべてつぎ込み、さらには頼れる皆様の力をお借りして、原作に恥じない翻訳を必ずお届けしたい所存です。まずは今後公開予定の試し読みでご判断いただければ幸いです。

 

しかしこの山を登るためにはまず、クラファン成立が大前提。皆様、どうぞ引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。私も『AJAYA』が読みたい!

 

 

 

佐藤まな

英語翻訳者・通訳者。映像翻訳・ゲーム翻訳を主分野とする。主な翻訳作品に映画『鉄道運転士の花束』『リトル・パレスティナ』『ウォーターメロン・ウーマン デジタルリマスター版』、ゲーム『Asterigos: Curse of the Stars』『フロストパンク2』(共訳)、書籍『BLが開く扉:変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー』(青土社・共訳)など。

 

 


 

着々と達成率を上げております。72%達成目前!!

残り20%代、約四分の一で達成です。9月中に達成したい!!

 

 

 

2024/09/27 12:00