こんにちは、『マラン・シャイエン』プロジェクト発起人のakipakaです。出版に向けた編集作業が進行中ですが、今回は翻訳「初稿」を見た感想をアップいたします。
まずはじめに、以前の活動報告にて、私がGoogle翻訳で読み進めたことを書いてましたが、「翻訳を生業とされている方はやっぱりスゴい!」が第一印象でした。Google翻訳では意味が通じない、要領を得ない、読み取りすらできない箇所がいくつもあったのですが、そこが「なるほど、そう書いてあったのか!」と理解できます。それに、韓国の文化的・社会的背景を知っていないと、翻訳できない内容というのが「やっぱりありますよね」と感じました。
ただ、翻訳「初稿」を踏まえて『マラン・シャイエン』を改めて読み進める中でなお、難題にぶつかることがあります。トランスジェンダーがトピックの本書ですので、「独特の用語表現や固有名詞」があり、トランスジェンダー当事者ならまだしも、何の予備知識もない読者の方が読んで果たして理解できるか? とか、「初稿の直訳」と「当事者の間で現在やり取りされている用語」との微妙な誤差というかニュアンスの違いがあるような? とか、社会制度などが違うので「注釈」を入れないとわからないのでは? とか、いろいろと出てきます。
そういった箇所を、できるだけ減らしてゼロに近づけられるよう作業中ですので、出版までしばしお待ちください。よろしくお願いいたします。
翻訳された原稿をデザインした最初の案「初稿」の確認作業を進めております。
※一般販売の予約などは、こちらのページからご対応いただけます。
※今後も、制作状況についてはこちらの「活動報告」でお知らせいたします。
※書籍の完成時期は、編集作業の予定が確定し次第、改めてお知らせいたします。