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グラフィックノベル史に燦然と輝く傑作
『Asterios Polyp(アステリオス・ポリプ)』を翻訳出版したい!

出版社の垣根を越えて応援メッセージが届きました!(藤枝大 書肆侃侃房 /田中慈音 本のあるところ ajiro)

こんにちはサウザンコミックスです。発起人の矢倉喬士さんも執筆している『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』の出版社、書肆侃侃房の編集さんや、そちらが運営されている書店さんから応援のメッセージが届きました。

まさに、出版社の垣根の超えた応援に感動です!

なんとしてでもプロジェクト成立まで頑張って参ります。最後まで応援どうぞ宜しくお願い致します。
 


アステリオス・ポリプ、なんと人間くさくチャーミングな男!(ただし近くにいたら困る)
彼の未知との遭遇につぐ遭遇は、このあとどうなっていくのだろう。
死に別れの兄弟、片割れイグナチオの喪失感とは折り合いをつけられるのか?
老老介護の両親からはいつまでも目を背け続けるのか?
まだ全体の一部の内容を訳者に教えてもらったにすぎないが、気になることだらけだ。

妻ハナとの出会いと別れの描き方など、大胆な構図と独特の色彩感覚が印象的だ。
こんなグラフィック・ノベル、見たことない。
矢倉喬士&はせがわなお流の言葉遊びの翻訳にも期待大。
デイヴィッド・マッズケリのこの名作を日本で「アンビルト」にさせるわけにはいかない。
このプロジェクトを応援する次第です。

藤枝大
編集者。書肆侃侃房に在籍。編集を担当した書籍にアン・カーソン『赤の自伝』(小磯洋光訳)、アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ『雨に打たれて』(酒寄進一訳)、矢倉喬士ほか『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』など。
http://www.kankanbou.com/
 


グラフィック・ノベルを読み解くことがこんなに奥深かったとは! テクストとしての面白さはもちろん、読めば読むほど、いや、視れば視るほど、これはtexture――質感、構造、織られたもの――を楽しむべき本だと思った。この本に織り込まれたもの(con-text)を、ひとつひとつ知恵を絞り、みんなでいつまでも紐解きたい。(ところで、あなたとわたしを縦の糸と横の糸に喩えたヒットソングがあったけれど、異なる素材同士が編み込まれたとき、どんなことが起こるんだろう? そんなことを思った。)

田中慈音
本のあるところ ajiroスタッフ。
詩歌と海外文学を中心に扱う書店「本のあるところ ajiro」は2018年にオープン。
福岡の天神に所在し、イベントや読書会なども行っています。
http://www.kankanbou.com/ajirobooks/

 

参加者300名が見えてきました!拡散協力どうぞ宜しくお願い致します。

2022/11/10 12:04