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吃音で悩む少年の大冒険を描いた
美しい色彩の幻想的なチェコ・コミック
『ペピーク・ストジェハの大冒険』を翻訳出版したい!

プロジェクト折り返し中、世界に暴力が蔓延する今だからこその私たちの想い

皆さま、沢山の応援とご支援をありがとうございます。『ペピーク・ストジェハの大冒険』企画発起人の1人、髙松です。お陰様で100万円ラインを超え110万円台に到達!支援者168人、40%まで来ました!終わりまで、後1カ月。皆さんと一緒に頑張ります!

サウザンブックス社に企画書を出した当時、私たちはチェフ作品を日本の方に知っていただきたい、心を打つ美しい作品を共有したいと願っていました。『ペピーク・ストジェハの大冒険』クラウドファンディング企画が通り、クラウドファンディング準備を始めたころ、世界は大きく変わってしまいました。ヨーロッパの大国が隣国に攻め入ったウクライナ戦争。21世紀だと言うのに!これから、何が、どう変わってしまうのか。未来が想像できなくなりました。暴力、人を傷つけることは絶対に止めて欲しいと願うものの、東ヨーロッパの国を知る、独裁の過去を生きた家族・友人を持つものとして、この戦いを放棄した後の怖ろしさも容易に想像できました。国内でも衝撃的な安倍元首相暗殺事件が起きました。どうしたら良いのか。何もできない無力感と、安全な場所にいる申し訳なさ。沢山の方が感じたであろう悲しみの中で、私もクラウドファンディングに対する思いが変化しました。

傷ついた人、打ちのめされた人、寂しい思いを抱えた人、1人で立ち止まっている人がいたら、そんな人に何ができるだろうと自問しました。そして、心の断絶は、何も戦争や違う国と国の間のことだけではないのだ、一つの同じ社会にもあるのだと気付かされました。何が正しいのか、間違っているのか。色々な意見があると思います。私は人の心に寄り添いたい。そう、感じます。チェフの作品は、何かを否定したり、信念を強く訴えたりするものではありません。そっと隣にいて力をくれる。そんな作品です。本という存在自体は小さいものかもしれません。でも、1人でも必要としてくれるのであればチェフを届けたい。そう願います。


『ペピーク・ストジェハの大冒険』をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクト成立まで、SNS拡散などご協力くださいますようお願いします。


『ペピーク・ストジェハの大冒険』
日本語翻訳出版クラウドファンディング企画発起人 
髙松美織
 

2022/08/08 14:43