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吃音で悩む少年の大冒険を描いた
美しい色彩の幻想的なチェコ・コミック
『ペピーク・ストジェハの大冒険』を翻訳出版したい!

チェコセンター東京所長の高嶺エヴァさんから応援メッセージが届きました!

チェコ文化を日本で発信するチェコセンター東京所長の高嶺エヴァさんから応援メッセージを頂きました。2018年には、本企画発起人のパーレニーチェクとチェコ・コミック展を開催しました。もちろん、パヴェル・チェフも展示され、来場者から大好評でした。高嶺さんはチェコの絵本事情にも精通しており、本プロジェクトをチェコセンター東京職員一丸となって応援してくださっています。
 


日本から高い評価を受けるチェコの絵本ですが、多くの絵本作家の中でも、パヴェル・チェフは彗星のようにチェコ出版界に登場した作家です。最初の絵本『Ruddy』が2000年に出版されると、チェフは瞬く間にチェコで最も愛される挿絵画家、コミック作家の1人となりました。チェコで最も権威ある漫画賞のミュリエル賞でコミック最優秀賞を何度も授賞し、彼の最高傑作とも呼ばれる『ペピーク・ストジェハの大冒険』は名誉あるマグネジア文学賞や金のリボン賞(Zlatá stuha)絵本最優秀賞を授賞しました。チェフの本はロングセラーとして本国で親しまれるだけでなく、フランス語やイタリア語など、数ヵ国語に訳されて世界で出版されています。また、チェコでは大小様々な個展が多く企画され、アーティストとしてのチェフからもますます目が離せません。
 
このようにチェコ・アート界、出版界で絶大な人気を誇るチェフですが、日本で初めて紹介されたのは2017年に明治大学米沢嘉博記念図書館で開催された「チェコ・コミックの100年」展(チェコセンター東京後援)でした。2018年、チェコセンター東京が「チェコ・コミックの100年~歴史の中のコミック・コミックの中の歴史」展を主催した際には、チェフの原画数点とチェフの代表作を展示いたしました。チェコ・コミックの日本での認知度は、まだあまり高くはありません。それでも、近年では、東京、北九州、高知県須崎市など、日本各地でチェコ・コミック展が開かれています。その芸術性と完成度は、すでに多くの人を魅了し始めたと言っても過言ではありません。

サウザンコミックスによる『ペピーク・ストジェハの大冒険』翻訳・出版クラウドファンディング企画は、まさに日本で出版するチェコ・コミック第一作品目に相応しい本です。美術展キュレーターとして、欧州だけでなく日本でも数々の展覧会を成功させるジャン=ガスパール・パーレニーチェク氏が髙松美織氏と発起人となった本クラウドファンディング企画を、チェコセンター東京は応援します。

『ペピーク・ストジェハの大冒険』が他のチェコ・コミックやチェコ・アート作品を繋ぐ扉となりますよう、日本とチェコのさらなる文化発展を願います。



高嶺エヴァ (チェコセンター東京所長)

 


チェコセンターはチェコ外務省の外郭団体として、世界23ヶ国25都市においてチェコ文化の普及につとめています。2006年10月にアジアで第一号のチェコセンターとして、駐日チェコ共和国大使館内にチェコセンター東京支局がオープンしました。以来、絵画、写真、ガラス工芸、デザインなどの作品の展示や、映画上映会、文学、音楽、経済などのイベントを通じてチェコ文化を紹介しています。またチェコ文化関連イベントへの助言、協力も行なっています。館内には図書閲覧コーナーを設けており、チェコ語教室も行なっております。EU加盟国文化機関EUNIC JAPAN のメンバーでもあります。




「チェコ・コミックの100年」展の様子

2022/07/08 13:44