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アメリカで30年以上教えられてきた
アドラー心理学に基づく子育てのコースの名テキスト
『自己肯定感を育む子育て・仮』を翻訳出版したい!

残り38%!!たくさんの子育て本の中から選ばれる理由

おかげさまで62%達成!!残り3週間となりいよいよラストスパートに向けて発起人塚越悦子さんはもちろん、チーム一同張り切っております!!目標達成まで一緒に盛り上がっていただけたら幸いです。

今回の活動報告では、「自己肯定感」という言葉も多く見聞きするようになり、子育て本もたくさんあるにもかかわらず、アメリカで30年以上読み継がれている本書の特徴について、塚越さんに解説してもらいました。

 

Q. 『Redirecting Children’s Behavior(自己肯定感を育む子育て・仮)』は、アメリカで子育てコースのテキストになっていると聞きましたが、どのくらいの歴史があるのですか?

A.    この子育てのコースは30年以上、全米で開催されてきています。この本は、オーストリア人の心理学者アドラーの弟子だったルドフル・ドライカーが書いた本を、コースで教えられるようにアレンジしたものです。長年にわたって多くの親子や家族を対象に研究したのちに作られた手法が書かれています。

子育てや教育をとりまく状況はどんどん変わっており、例えば現代ではSNSやスマホなど、テクノロジーの進化というチャレンジがります。この本では、アドラー心理学をベースにした論理的な考え方を背景にしているので、時代が変わっても、親と子の接し方、コミュニケーションという基本的な部分でブレない指針を示してくれます。

 

Q. 対象となる子どもの年齢は?

A. 私が夫と一緒に子育てのコースに出たときには、参加していた20組ほどのカップルのお子さんの年齢が0歳児から20歳くらいまで、多岐にわたっていることに驚きました。もちろん、小さい子には小さい子特有の、そして思春期には思春期特有のチャレンジがあります。でも、この本では「親と子の関係」を通した「人と人の関係」を扱うので、子どもの年齢によらず、基本的な考え方を学ぶことができるようになっています。

さらにいうと、子どもとの関係を良くしていくにあたって、パートナー同士の関係が改善するということも起こります。このコース、そして本を通してアドラー心理学の「人間関係の悩み」を解決できる手法を体得していくからです。

 

Q. 『Redirecting Children’s Behavior(自己肯定感を育む子育て・仮)』が他の類書と違っているのはどんな点ですか?

A. 昨今は日本でも「自己肯定感」という言葉が一般的になってきました。そして、この本でも、「自己肯定感」は重要なテーマのひとつです。子どもの自己肯定感を健全にたもつために、どんな接し方や言葉かけをしたほうがいいか、ということも書かれています。

でも、テーマはそれだけではありません。子育てがテーマの本なのに第1章に出てくるのは「大人が自分のケアをすること」です。自分に余裕がないのに、他の人(それが子どもであっても)の役に立つことは難しいのです。自分が心に余裕をもって人と対峙できる環境を整えること。その上で、子どもと向き合うためのさまざまなツールが紹介されています。

さらに、この本がユニークだと思う点を3つあげてみます。

ひとつは、子どもとの関係を長期的なものとして考えていること。「自立した大人になる」という子育ての目的は、他の本にも書かれているでしょう。この本では一歩踏み込んで、少し前に話題になった「毒親」という概念に見られるような、子どもが大人になって家を離れるときに縁を切りたいと思われないような関係を築くには、どんな気持ちや態度で子どもと関わるほうがいいのかという指針が書かれています。親子の関係は、どちらかが亡くなるまでは一生の間続くのですから、子どもがまだ家にいるときに、良好な関係を築くためのコミュニケーション方法を学ぶことは大切なことではないでしょうか。

ふたつめは「人生は選択の連続だ」というシンプルな概念を、子どもに意識的に伝える方法です。子育てのあらゆる場面において、子どもに選択をさせてもよい機会があります。そして、選択をさせたら、その結果に起こることを子どもに経験させ、それを言語化して伝えていきます。こちらの記事(自分で「学び」を選べる大人になるために)にも書いたように、子どもが大人になったときに、様々なことを自分で選び取っていけるようになるには、小さいころからの訓練が欠かせません。従来の教育では来るべきAI時代にうまく適応できるのか不安を抱えている親も多い中で、自分で考えて選べる人に育てることはとても大事です。それには、間違った選択をする経験も欠かせないのです。

三つめは、子どもの行動はすべてコミュニケーションという視点で、表面的な言動を超えたところにある隠された動機を見分ける方法を示しているところです。子どもの言動に対して反応するのではなく、より深い興味や好奇心をもって質問をしたり、観察したりすることで、子どもの隠された欲求を見極めることができるので、それぞれのニーズにあわせた対応もできるようになります。そして、そうした意識的なコミュニケーションをするために必要なのが第1章にあるセルフケアなのです。

他にも、アメリカで行われている子育てについて知ることができるという利点があります。例えば、アドラー心理学では「褒める」ことが推奨されていないのですが、実際に褒め教育が一般的になっているアメリカで、その弊害が出ている状況があるなど、海外の子育て事情に学べるというのも、この本のユニークな点だと考えています。

2019/05/21 14:13