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アメリカで30年以上教えられてきた
アドラー心理学に基づく子育てのコースの名テキスト
『自己肯定感を育む子育て・仮』を翻訳出版したい!

「叱らない、褒めない」子育て

「自己肯定感を育てる子育て(仮)」翻訳プロジェクト発起人の塚越悦子です。

クラウドファンディング開始から22日が経ちました。

残り68日という今日時点で、95人の方からのご支援をいただき、目標金額である180万円の30%を達成しています。ご支援いただいた皆様、シェアという形で応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます!

3月28日(木)に有楽町の国際フォーラムでかぞくみらいフェスが行われ、私のポッドキャスト番組”Love The World”を一緒にやっているルミコ・ハーモニーさんとの対談ワークショップを行いました。

対談では、アドラー心理学式の子育ての特徴のひとつである、「叱らない、褒めない」という点についてお話をさせていただきました。

叱るという行為は、ともすると人格を否定することにつながりやすいです。もちろん、不適切なこと、やってはいけないことを子どもがしてしまったとき、その善悪を教えることはとても大切です。その際に、例えば「あなたのことは大好き。でも、人をたたくのはやってはいけないよ」というふうに、子どもの人格と本人の行為は別のものととらえる注意の仕方が必要になります。子どもにはその区別はなかなか難しいので、結果として「たたいたあなたは悪い子」「だからお母さんはあなたが嫌い」というメッセージだと受け取られてしまうと、自己肯定感は低下してしまいます。

だったら褒めればいいのでは?と思われるかもしれません。褒めることは、叱ることよりはポジティブな印象があります。実際に、褒められて悪い気持ちになる人はいないでしょう。でも、褒めるときに「よくできたわね」というような、上から評価を下しているような言い方は、内発的な動機をもちにくくなります。叱るにしても、褒めるにしても、外からの評価であり、評価はコントロールにつながりやすいのです。

対談では、目次を見ながらどんな内容の本なのかをご紹介して、そのあと会場の皆さんからご質問を受け付けました。終了後も、しばらく残って子どもの小学校選びについて熱心にご質問される方もいらっしゃいました。

今回改めて、本の内容について書くだけでなく、話していくことも大事だなと実感しています。これからファンディング終了までの間に読書会なども開催していきたいと考えています。本の内容についてご紹介することはもちろんですが、皆さんが疑問に思っていること、迷っていることについて一緒に考えられるような場にできたら嬉しいです。

 

※「自己肯定感を育てる子育て(仮)」読書会を開催します。4月18日(木)19:00 〜会場は渋谷区の予定です。

参加希望の方は、件名『子育て読書会』として、お名前と当日ご連絡がつくお電話番号をご明記の上、info@thousandsofbooks.jp までメールにてお申し込みください。

 

2019/04/04 13:53