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「おもいやり」を中心にした組織とは
フランス発ビジネス書『Les entreprises humanistes
(思いやり組織論・仮題)』を翻訳出版したい!

発起人・パトリック ロードンより 支援者のみなさまへ

ご支援をいただきました皆さまへ こんにちは、ロードンです。

プロジェクト終了から1週間が経ちました。 翌日に、メッセージが届けられ、既に不成立となったことをご存知かと思いますが、発起人としてメッセージをお送りしています。 不成立の事実を受け止めるのに、少し時間がかかったようですが、お礼をちゃんとせねばと思い、書いているメッセージです。

「思いやり組織論の邦訳プロジェクト」は珍しい本を珍しい取り組みで日本の皆さんに届けようとしたプロジェクトでした。そんな「珍しい」の重なるプロジェクトだったにも関わらず、皆さんが支援してくださったこと、本当にありがとうございました。 そして、ご期待に添えることができなかったこと、本当に申し訳ありませんでした。

反省点はたくさんあります。が、ここではそれを長々と綴ることはあえてしません。 「思いやり組織論」の一つの論点として「人は企業の目的であり、利益が目的ではない」とありました。加えて、FAVI社の元社長もこう言っています:「経済活動におけるお金は、我々にとっての酸素だ。我々は酸素を吸って生きているのだが、酸素を吸うために生きているのではない。」 これからも常に、何を目的に、何を大切にして活動しているかをしっかりと考えて活動し続けたいと思います。

最後に、私はここであえてリクエストを届けたいです。 私は今後、人や社会のためになる啓蒙活動を続けます。理由は、人や社会がより豊かになることこそが社会として向かっている目的だと思っているからです。しかし、利益以外の豊かさを産むものには酸素が集まりにくいものであり、どうしてもメインストリームのレールに乗っかったものが広まる仕組みとなりがちです。 これからも、皆さまの周りで少しでも人や社会を豊かにするプロジェクトが起きたら、ぜひ立ち止まって応援をしてあげてください、 そうやって、私たちの一人一人の力で豊かな世界が作られていきます。 思いやり組織論プロジェクトをご支援いただき、本当にありがとうございました!

Patrick Laudon(パトリック ロードン)

2019/02/04 10:40