Ellaプロジェクトを「出版イベントに参加」プランにてご支援いただいた方、そして、サウザンブックスの活動にいろいろと御協力いただいている方をお招きして開催したこのイベントは、前半では、エラ翻訳者の三辺律子さんと、訳書はなんと400冊以上!同じく翻訳者の金原瑞人さんによるトークショーを行い、その後、立食パーティーという二部構成で開催しました。
「女性が活躍する海外文学」というテーマで、三辺さん、金原さんにはお話いただいたのですが、日本のファンタジー界を牽引されてきたお二人、お話はファンタジーの歴史にまで及びます。『ハリーポッター』以降、どんな作品が出てきたのか、その当時はどういうテイストが好まれていたのか、そして、本のデザインはどういう感じだったのかなど、興味深いお話が続きます。会場ではメモを取る方も多くいらっしゃいました。そして、なによりエラ編集メンバーが嬉しかったのが、今回の『魔法にかけられたエラ』の書籍仕様や装丁デザインが、これまでのイメージをガラっと変えるもので、すごくオシャレで気に入っています!と、お二人からも、ご参加いただいた多くのみなさまからも頂戴したこと。制作時は、正直あまり意識はしていなかったのですが、確かに、ファンタジーの歴史をいまいちど見直すと、少し異質な本になったのかもしれません(笑)。
そして、後半の立食パーティーは、もちろん「はじめまして」の方々ばかりなのですが、なんだか、本プロシェクトにご参加いただいたという「仲間感?」があるせいか、終始ほんわかムードで楽し時間となりました。ファンド達成までのドキドキ感、制作裏話、新企画のご相談と、話は盛り上がる一方でした。
また、韓国文学の翻訳者の斎藤真理子さん、チベット文学の星泉さん、台湾文学の天野健太郎さんと、翻訳者の方もお越しいただいていたのですが、そのみなさまからも面白いお話しを聞けて、あちらこちらで笑いが絶えないパーティーとなりました。
今後もサウザンブックスでは、こういった出版イベントは多く開催して参ります。
読者のみなさんと距離が近い出版社であることを目指し活動していきますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。