以下のトークライブを実施します。
チケットはクラファンのリターンにも追加しましたが、当日、現地での参加も可能です。
イベントだけの参加料は3000円になります。受付でお支払いください。
株式会社イコール設立記念トークライブ
「出版業界の崩壊音の中で出版の未来を語り合う会」
仲俣暁生と橘川幸夫の対話 司会・石橋毅史
主催 株式会社イコール
共催 スローニュース株式会社
日時 2025年3月25日(火)19時-21時
開場は18時。終了後、登壇者のサイン会実施。
会場
SHARE LOUNGE 外苑前(地下鉄外苑前1分)
https://www.sharelounge.jp/store/2047
参加費 3000円(当日券)
●メッセージ
近代・戦後を通して発展してきた日本の出版業界が変容しつつあります。全国津々浦々の書店ネットワークが崩れはじめ、Amazonや電子書籍の普及は、旧来の出版文化を揺るがしています。
そうした状況の中で、もっともラジカル(根源的)に書籍の未来を凝視め、軽出版を提言し実践している仲俣暁生と、同じくコミュニティ生成型雑誌「イコール」を創刊し、参加型社会の未来を模索している橘川幸夫との対話を企画しました。司会は元新文化の編集長で出版業界の現状に精通している石橋毅史が担当します。
凡百の出版悲観論とは異質な議論になると思います。既存の出版界に絶望し、それでも出版の可能性を信じている皆様のご参加をお待ちしています。
●登壇者
仲俣暁生
仲俣暁生(なかまた あきお)は、現在、大正大学表現学部表現文化学科の教授。 早稲田大学政治経済学部を卒業後、情報誌「シティロード」や「ワイアード」日本版、「本とコンピュータ」などの編集に関わる。ウェブメディア「マガジン航」の編集人であり、出版やメディアに関する多くの記事を執筆。 自主レーベル「破船房」を主宰し、自らの著作や他の作家の作品を「軽出版」として刊行。「軽出版」とは、zineより本格的でありながら、一人出版社ほど大規模でない、即興的でカジュアルな出版形態を指す。。
著書には『再起動せよと雑誌はいう』『ポスト・ムラカミの日本文学』『失われた娯楽を求めて』などがあり、最新刊は『橋本治「再読」ノート』。
Note
https://note.com/solar1964
橘川幸夫
橘川幸夫(きつかわ・ゆきお)
1972年「ロッキング・オン」創刊メンバー、1978年「ポンプ」創刊編集長など、参加型メディアの開発を行ってきた。1983年に参加型調査システムの「気分調査」を開発し、企業コンサルテーションの業務を行い、さまざまな業界に人脈ネットワークを持つ。またオンラインメディアの黎明期からCB-net(パソコン通信)の運営やNIFTY-ServeのFMEDIAのシスオペなどを務める。現在はコミュニティ生成型雑誌『イコール』編集長として新たな出版モデルを探求。著書、講演多数。専門学校、大学などの教員経験も豊富。現在、私塾「深呼吸学部」を運営。
Note
https://note.com/metakit
石橋毅史(いしばし・たけふみ)
出版社勤務を経て、出版業界専門紙「新文化」の記者、編集長を務める。2010年フリーランスの出版ジャーナリストとなる。著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)、『口笛を吹きながら本を売る』(晶文社)、『まっ直ぐに本を売る』(苦楽堂)、『本屋な日々 青春篇』(トランスビュー)、『本屋がアジアをつなぐ』(ころから)など。