2023年1月15日、本を書きたくなった。それは突然、降ってきたのだ。そういうと、なんか怪しい力や啓示がどこからかやってきたのかと思うかも知れないが、そういうものではない。
突然、昔、会った人との会話のシーンが浮かんできたのだ。例えば、故・林雄二郎さんと有楽町のタイ料理の店でごちそうになった時に話した会話のシーンとか、故・山手國弘さんと深夜の練馬の住宅街を二人で歩いていた時に、おしゃべりしたシーンとか。故人が多いけど、今も付き合ってる人たちとの会話シーンも現れる。会話のシーンだけをやけに思い出したのだ。
ただ浮かぶだけで、何も要求されてるわけではないのだが、なんとなく、「その会話の続きをやるべきだ」と思ってしまった。故人は、特に、その会話の先を聞きたがっているように、勝手に思った。
だから、その会話の先を書く。こうやって、過去が浮かんで来るのは、ほんの一時かもしれない。だから、翌日、1ヶ月で本を書くぞ! と叫んでしまった。彼らとの対話がどこまで進められるか分からないけど、もしかしたら、自分にとっても、もう一歩先に進めるかもしれないと感じた。見たものを見た以上のものとして見、聞いたものを聞いたもの以上に聞きたいと思う。欲張りなんだよ、私は(笑)
さあて、どうかな?