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「ジミー」は、希望である
「ジミー」参加型出版プロジェクト

自分だけでは、本当の自分と出会うのは難しい。

自分だけでは、本当の自分と出会うのは難しい。
 
自分を映してくれる他者という鏡があるからこそ、自分自身を発見し、出会うことができるのだろう。
 
もし、コロナ・パンデミックがなければ、マレーシアでヨガティーチャーをやっていたエイミーさんは、Zoomをやることも、noteをやることも、小説も書くこともなかったかもしれない。
 
小さなヨガクラスの人間関係の中で暮らしていた彼女は、コロナで対面のクラスができなくなり、Zoomでオンラインヨガを始めた。
 
新しい生徒を募集するために、noteに文章を書き始めた。それが、この連載だ。
 
この連載を読むときには、周りに人がいないことを確認したほうがよい。読み始めたらやめられなくなっていくし、後半になると、なぜか泣いてしまうから。
 
実際に、「号泣しました」というコメントが、これでもかというくらい届いた。
 
この連載の反響はすごかった。文章によって、ここまで人の心を揺すぶることができるのかと驚いた。そして、その反響が、エイミーさんにとって、自分自身の本当の姿を映す鏡となった。
 
小説「ジミー」は、自分の文章が持つ力を自覚したエイミーさんが、最初に書いた小説だ。
 
そのきっかけとなった連載は、どんな理由か分からないけれど、しばらく非公開になっていた。今回、公開になったのでシェアします。また、非公開になるかもしれないので、今のうちに読んでみてください。(読むときには、周りに人がいないことを確認してね)
 
人が、壁を突破するときには、メリメリという音にならない音が響き渡る。この連載から聞こえてくるその音を、あなたも聴いてみてほしい。

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2022/02/10 19:10