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 橘川幸夫の新刊「参加型社会宣言」(仮)プロジェクト

原稿経過報告0309・橘川幸夫

原稿経過報告0309

クラウドファンディング出版の新刊ですが、すすんでいません。

(笑)といれたいところだが、かなり苦しい。
本の原稿をまとめるだけであれば、この6年間で、さまざまな現象について、たくさん書いてきたので、それを踏まえて書けばよい。しかし、どうもそういうことではない、と思っています。

今回、クラウドファンディングの支援者は100人になりました。これまでは、漠然と「世の中」の人たちに向けてメッセージと論理を書いてきましたが、今回は、この100人の人たちに向けて書きたい。

ようやく、フレームは出来上がったのですが。

コロナの状況は、311の放射能の状況に近くて、「漠然とした恐怖」に包まれています。「在宅時間が多くなったので、原稿書くには最適ですね」とも言われたが、それは違います。戦争文学は戦時中に書かれたのではなく、戦後に書かれたのです。「表現」というものは、平和時に意識的な危機感を想像して、その中で追求するものです。

だから、僕は今、コロナ状況の中で、まず「平穏な社会」をイメージし、その中で「現状への危機感を募らせ」そして、その未来への展望を書こうとしています。

なんとか、出版パーティの時までには、完成させるつもりです。
引き続き、よろしくお願いいたします。
 

2020/03/09 09:51