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コロナ禍でも、障がいのある方に自分らしく働ける環境を提供したい!

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近年、「SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」や「心のバリアフリー」というフレーズをよく聞くよ うになった一方で、「ではどのように?」という具体的施策や、 「どうすればよいの?」という方法論は見えていないと考えています。

そこで私たちは、5つのマイノリティ(障がい者/LGBTQ/子育て中の父母/高齢者/外国人)と、4つの切り口(シゴトづくり/ヒトづくり/コトづくり/モノづくり)をかけあわせながら、人々が持つ”心のバリア”を、クリエイティブに壊し、ダイバーシティな社会の実現やまちづくりに向けた、具体的なアプローチを日々実践・実行しています。

例えば、5つのマイノリティの中のひとつ「障がい者」と、 4つの切り口の中のひとつ「シゴトづくり」をかけあわせたときに生まれる困りごとには、「就労体験プロジェクト」や「超短時間雇用モデル」でアプローチ。  また、「高齢者」と「ヒトづくり」では「認知症国際交流プロジェクト」、5つ全てのマイノリティと「コトづくり」では「超福祉展(正式名称:2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」。というように、5つのマイノリティ4つの切り口をかけあわせることで、従来型の福祉を超えたワクワクする「超福祉」を立体的に実現し、ダイバーシティの社会の実現に向けたまちづくりを進めています。

 

障がい者の就労問題 

2018年4月1日から、障がい者の法定雇用率が上がりました。現在、従業員数が45.5人以上の事業主には現行制度において以下の数値が適用されます。

民間企業 2.2%

国地方公共団体 2.5%

都道府県などの教育委員会 2.4%

障がい者雇用対象者として認められるには週20時間以上の勤務時間が必須と定められていて、「週20時間以上の就労が困難な障がい者」は、現行法規からははみ出てしまいます。私たちは、「就労=働くこと」は生計費を得ることよりも、「社会に参加する」という点で重要だと思っています。また、障がい者のみならず、障害者手帳を保持していないひきこもりの状態にある方々にも、こうした社会参画への0.5歩目のキッカケづくりはとても大切だと思っています。

そこで私たちは「障がい者」×「シゴトづくり」「ヒトづくり」のプロジェクトとして、障がい者の方々が”晴れの舞台”のお仕事体験を通じて、“おためし”で社会参加ができる「就労体験プロジェクト」を展開しています。このプロジェクトでは、身体・精神・知的障がい者、ひきこもりなどの方々が、スポーツ・音楽・映画などのエンターテイメントのイベント会場などのワクワクする環境で、4h程度のお仕事を体験し、体験者には「交通費」として2,000円を支給する取り組みです。現在、川崎市でほぼ毎週実施しながら、渋谷区・新宿区・港区をはじめ、千葉県、新潟県、宮城県、島根県など地方にも展開を拡大しています。

こうした晴れの舞台では、障がい者は常に招待される側でしたが、この体験ではお客さまをもてなす側に回ります。これまで人前に出る経験や一般の不特定多数と関わる機会が少なく、その経験が乏しかった人も、この体験を機に人前に出たことが自信となり、 社会参加に向けた第一歩を踏み出していきます。

例えばJリーグの試合での就労体験を機に病院の清掃職に就職したある参加者は、スタジアムで観客からゴミを受け取ったときに「ありがとう」と言われ たことで、働く意欲が生まれたといいます。また、一般のボランティアと共に作業を行なうため、人とコミュニケーションをとる大切さを実感したり、周囲のサポートを心強く感じて一般就労などに踏み出せたと言う声も多く寄せられています。

Jリーグ 川崎フロンターレのお仕事では、選手の座るベンチシートの清掃と消毒も行っている。こうした仕事を用意することで、障害当事者がやりがいを感じ、外に出ることや、働くことに対するモチベーションを大きく上げている。

これまで川崎市内だけでも、Jリーグ川崎フロンターレ、Bリーグ川崎ブレイブサンダース、ロックフェス「BAYCAMP」、カワサキハロウィンなどにて、合計281企画を実施。述べ2,757人が就労体験に参加し、そのうち247名の方々が一般就労しました。(2014年度から2019年度までの実績)

この数字が証明するように、参加した障がい当事者の方々が共に働く仲間やお客様から「ありがとう」と言われることで、誰かの役に立ち喜ばれることを覚え、自信や誇りを身につけていき、その自信が能動的な行動へとつながっています。

Bリーグ 川崎ブレイブサンダースでも就労体験を再開。試合前に会場内の清掃と消毒作業を行なっている。

 

新型コロナウィルス感染拡大がもたらした影響 

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、参加者の安全と安心を第一に考慮し、この体験は今年の2月から8月まで一時中断しました。この間、当事者の方々は事業所にも通所できず、今まで以上に外に出る機会を失い、通所が一部再開された後も、施設外の実習や活動などがほとんどなくなってしまいました。

また先日、厚生労働省の調べで、今年3月から8月までの半年間に解雇された障がい者は1,475人と、前年同期に比べ34.9%の大幅増となっていることが発表され、コロナ禍における障がい者を巡る雇用情勢の厳しさが新聞やニュースでも報道されました。

中断期間中には、これまでに参加した事業所から、「再開を心待ちしている。」「就労体験を楽しみにしている方が沢山いる。」といったお声をいただき、私たちはこのような状況の中だからこそ、この体験の機会を提供することを止めてはいけないと思い、7月から再開に向けた準備をスタートしました。

7月と8月に現場の下見を行い、8月29日に参加希望事業所向けに視察会を開催

まずは事業所の方々に再会に向けてのヒアリング・アンケート調査を行い、行政とは密にコミュニケーションをとりながら現場の下見を重ね、弊社独自のガイドラインを作成しました。その後、安心・安全な環境を整備し、感染症対策をしっかり行いながら、時間・人数・仕事内容を縮小して、9月から就労体験を再開しています。

2週間前からの検温や、体調管理チェックを行うなど、ガイドラインに沿って運営

参加者には、手洗い、手指の消毒をした上で、ゴム手袋を着用し、清掃などのお仕事を行っていただきます。

 

Alfa Romeo presents “SEE THE LIGHT”

コロナ禍でパラリンピックなど様々なイベントのキャンセルが相次ぐ中、音楽のパフォーマンスを通じて日本を元気にできたらという思いで、アルファ ロメオ主催によるコンサートの開催が決定。ブラインドアーティストを中心に障がいを持ったアーティストが集結し、オンラインでコンサートの配信を行うことになりました。

この活動を通じて、1人でも多くの健常者が視覚障がい者の可能性に触れ、様々な障がいを持った方々が活躍できる未来の実現のためご協力いただけるよう、 毎年行っているクラウドファンディング活動「SHARE CHRISTMAS」への賛同を呼びかけています。

2020年11月18日(水)19:30〜
アルファ ロメオ公式YouTubeチャンネルで配信スタート

YouTube アルファ ロメオ公式チャンネルへ>

 

集まった支援の使い道

今回ご寄付いただく貴重な金額はすべて、この「就労体験プロジェクト」の費用にあてさせていただきます。

具体的には、プロジェクト参加者である障がい当事者にお支払いする交通費2,000円と、コロナウィルス感染対策品(マスク、手指消毒液、ゴム手袋、除菌シート等)に充てさせていただきます。

マスク、手指消毒液、ゴム手袋、除菌シートを毎回準備して実施している

ちなみに、障がい者の方々の多くが通っている「就労支援B型事業所」の全国の平均工賃は 約16,118円 で、時給に換算するとわずか216円です(2018年度工賃(賃金)の実績について/厚生労働省) 。彼らにとって、就労体験で2,000円を得ることは、交通費を差しひいても大きな収入となっています。(障害者手帳で交通費がかからなかったり、近隣から参加の方もいらっしゃるため交通費は多くかかりません)

就労体験に複数回参加し、事業所の工賃プラスα の収入を得た方からは、「妹に誕生日プレゼントを買いました」、「母の日に花をプレゼントしました」、「いままで欲しくても買えなかった時計を買いました」など、たくさんの素敵な報告がありました。「働いてお金を得る」ということも、この体験を通じて得られる、大事な経験の1つだと考えています。

就労体験に複数回参加してお金を貯めて購入したという時計の写真。参加者の方が、嬉しそうに、そして誇らしげに見せてくれました。

最後に、当プロジェクトには視覚障がい者の方にもご参加をいただいています。例えば写真のように、日本最大のハロウィンイベント「カワサキハロウィン」にて、子供たちのパレードの”道路警備員”として、白杖を持った視覚障がい者の方が活躍しました。

視覚障がいの方が白杖を活用し、道路警備のスタッフとして活躍した

来年度は、川崎市内の行政と連携し、市内の特別支援学校にお声かけし、視覚障がい者のみならず、聴覚・言語障がいや、肢体不自由の学生さんにご参加いただける機会をつくりたいと考えています。

私たちは、コロナ禍においても就労体験の機会を提供し続け、 障がい当事者の方がいつでも参加できて、一度失敗してもまた戻ってこれるような場所つくり続けていきます。

障がい者をはじめとするマイノリティの方々が社会へ自然に混ざるダイバーシティな社会の実現に向けて、みなさまのご支援を賜れれば幸いです。

 

ご支援いただいた方へのお礼

▽ 1,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

 

▽ 3,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

・ Alfa Romeo マイクロファイバー携帯クリーナー

・ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

 

▽ 5,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

・ Alfa Romeo 今治タオル

・ Alfa Romeo エコバッグ

・ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

 

▽ 10,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

・ 新デザインの「コミュニケーションチャーム」

・ NPO法人ピープルデザイン研究所著書籍

・ Alfa Romeo マスクケース

・ Alfa Romeo マスク

・ Alfa Romeo フェイスタオル(今治製)

・ Alfa Romeo マグカップ(ヘリテージロゴ)

・ Alfa Romeo エコバッグ

・ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

 

▽ 30,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

・ 新デザインの「コミュニケーションチャーム」

・ NPO法人ピープルデザイン研究所著書籍

・ Alfa Romeo マスクケース

・ Alfa Romeo マスク

・ Alfa Romeo フェイスタオル(今治製)

・ Alfa Romeo マグカップ(ヘリテージロゴ)

・ Alfa Romeo 歴代エンブレム豆皿 1枚 ※年代は選べません

・ Alfa Romeo エコバッグ

・ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

 

▽ 50,000円のご支援

・ スタッフよりお礼のメッセージ

・ 新デザインの「コミュニケーションチャーム」

・ NPO法人ピープルデザイン研究所著書籍

・ Alfa Romeo マスクケース

・ Alfa Romeo マスク

・ Alfa Romeo フェイスタオル(今治製)

・ Alfa Romeo マグカップ(ヘリテージロゴ)

・ Alfa Romeo 歴代エンブレム豆皿 2枚 ※年代は選べません

・ Alfa Romeo オリジナルショール

・ Alfa Romeo エコバッグ

・ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

・ Alfa Romeo 『IL LIBRO DELLE EMOZIONI』(ブランドブック)

 

▽ 100,000円のご支援

・企業研修、CSR活動、ボランティア活動などの一環として、「就労体験プロジェクト」の現場で一緒に活動していただけます。

 ※人数、日程等は応相談

 

▽ 200,000円のご支援

・「超短時間雇用」や「就労体験プロジェクト」を中心にした、障害者の「シゴトづくり」の講演の実施

 ※ 弊社代表理事 須藤シンジか、ディレクター 田中 真宏が伺います。

 ※日程等は応相談

 ※遠方は交通費・宿泊代等別途となります

 

※先着順のため、選択いただいた返礼品が品切れの場合は、別の返礼品をお送りいたします。

※返礼品の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。


▼ 新デザインの「コミュニケーションチャーム」

▼ NPO法人ピープルデザイン研究所著『超福祉 インクルーシブ社会の実現に向けたアイデアと実践の記録』

▼ Alfa Romeo マイクロファイバー携帯クリーナー

▼ Alfa Romeo マスクケース

▼ Alfa Romeo マスク

▼ Alfa Romeo フェイスタオル(今治製)

▼ Alfa Romeo マグカップ(ヘリテージロゴ)

▼ Alfa Romeo 歴代エンブレム豆皿 ※年代は選べません

▼ Alfa Romeo オリジナルショール

▼ Alfa Romeo エコバッグ

▼ Alfa Romeo 歴代エンブレムロゴステッカー

▼ Alfa Romeo 『IL LIBRO DELLE EMOZIONI』(ブランドブック)

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