こんにちは。私たちは、NPO法人チャイルドケアサポートセンター(通称:チャイルド)です。
「北九州で子育てしたいと思える街へ!」を合言葉に、スタッフ一同力を合わせて子育て支援に取り組んでいます。
私たちが運営する子育てひろば「ママトモ魚町」は、北九州市小倉の魚町銀天街という街なかの便利な立地にあり、自主運営ながら年間1万人の親子にご利用いただいています。
2012年9月の開館以来、クチコミで利用者が広がり、親子の居場所として定着し、街のにぎわいづくりにも貢献しています。
チャイルドのスタッフは現在40人、30代から70代までの子育て経験者がほとんどです。
お子さんの成長をともに喜びともに泣き、ママたちのよき相談相手になっています。
一人ひとりにきちんと目の行き届いた託児が、私たちの強み。
最新の保育の知識やコミュニケーションについても学び、病気のお子さん、ママが病気のとき、時間外など、NPOならではの柔軟な託児を行っています。
「チャイルドがあるから、2人目を生もうと思えました!」という声が多く寄せられ、実際に第2子、第3子を生んで引き続き来館するリピーターがたくさんいます。
[ベビーマッサージ]
NPO法人チャイルドケアサポートセンター(通称:チャイルド)の子育て支援事業
・子育てひろば「ママトモ魚町」の運営(フリースペース、子育て相談)
・ママのリフレッシュ講座の開催
・お子さんの一時預かり(ムーブ、ママトモ魚町)
・出張託児(イベント時に託児スタッフを派遣)
・パパ向け講座の開催
・市の子育て支援事業との連携
[ママトモ魚町のクリスマス会]
[家族同士の交流の場でもあります]
私たちの活動は1996年、病気で保育園に行けないお子さんを預かるサービスから始まりました。
当時はまだ病児保育室(小児科に病児専用の保育室を併設したもの)の制度がなく、仕事を続けられなくなるママがたくさんいたのです。
そこで当法人の代表・鶴田貴豊が自宅を開放し、ママの代わりに保育園に迎えに行ったり、残業が終わるまでお子さんを預かったり、365日親子の支援をしていました。
その中でママたちから子育ての悩み、仕事や家族の悩みなども聞き、自然に子育て相談も受けるようになりました。
こうした活動が評価され、2011年から男女共同参画センター「ムーブ」(小倉北区)の託児室を運営するようになり、2012年に子育て支援施設「ママトモ魚町」を開設しました。
「ママトモ魚町」を訪れる人は少しずつ増え、おかげさまで今では年間1万人の親子が訪れるようになりました。託児は年間千人ほど受けています。
2016年の出張託児は昨年比5倍の受注額となり、子育て家庭の拠点として着実に成長しています。
しかし、そんな矢先に訪れた危機。
入居しているビルの賃貸契約終了に伴い、「ママトモ魚町」は2017年9月で退居することになったのです。この知らせは各方面に伝わり、利用しているママたちをはじめ、他のNPOや行政からも「ずっとこの活動を続けてほしい」という声をたくさんいただきました。
[2017年9月まで運営していた施設(2階スペース)]
そんな中、たくさんの方の協力を得て、移転先が決まりました。
ありがたいことに、同じ魚町銀天街で徒歩1分という近さです。
私たちは、2017年10月にオープンする新施設を、魚町銀天街の中で根づかせ、さらに運営の充実をはかっていきたいと思っています。
ママトモ魚町は、子育て期のママたちの負担を軽減するために、リーズナブルな利用料にこだわっています。
運営は、賛同してくださる方々の温かいご協力で成り立っています。
たくさんのママたちにご利用いただいていますが、お子さんの一時預かりの託児料が収入源の大半となっていて、資金面では苦労しているのが現状です。
非営利とはいえ、今後も健全な運営を続けていくためには、ご支援の輪をさらに大きくしていく必要があります。
しかし、まだまだ私たちは数多くの支援をお願いできるような知名度や人脈がありません。
まずは、今回の移転オープンをきっかけに、「ママトモ魚町」をたくさんの人に知ってもらうことが出発点だと考えています。
[10月1日、中屋ビル2階に移転しました]
今までクチコミだけに頼ってきた「ママトモ魚町」のPR活動を積極的に行い、利用者だけではなく応援者の輪を広げていくために、子育て応援マップをつくります!
子育て応援メッセージ、ママたちがホッと一息つける小倉近辺の飲食店の紹介(クーポン付)、子育て家庭の支援団体、子育て支援企業を掲載した折りたためるマップです。
クラウドファンディングを通して広く呼びかけることによって、私たちの活動をたくさんの方に知っていただく機会にもなると思い、今回のチャレンジを決めました。
皆さまから集めた資金でマップを制作し、寄付をいただいた方や子育て家庭に配布します。
さらに多くのご支援がいただければ、「ママトモ魚町」のシンボルとなるロゴを作成し、運営費にもあてたいと考えています。
いま、家族の輪、地域の輪がどんどん小さくなり、子育てを気軽に手伝ってくれる人や相談相手がいないまま、子育てを大変だと感じている方がたくさんいます。
一方、身近にいる親子に手をさしのべたくても、プライバシーや責任問題、地域の希薄さから、なかなか「おせっかい」しづらい世の中になっています。
子育ては遥か昔から誰もが行ってきたもので、決して専門家が担うものではありません。
子育てを経験した人が少し手伝いをする、話し相手になる中で親子が笑顔で育ち、また次の世代の手助けをする。
私たちの活動によって、そんな“つながり”を目に見える形にしていきたいと願っています。
新しい「ママトモ魚町」を起点に、ママたちが社会に出る後押しをしたり、能力を活かせる活躍の場を提供したり、パパたちの交流の場をつくったり…。私たちが叶えたい夢はいっぱいあります!
どうぞ皆さまの温かいご協力をお願いします。
[ママトモ魚町で、みんな大きくなりました! 3人きょうだいの みのかちゃん、たかひろくん、まなみちゃん]
子育て応援マップをつくる