先日、JBBYトークイベント「世界の子どもの本はこんなに面白い!」(於:出版クラブ)に参加した帰途、茅ヶ崎の親友を訪ねました。
「素晴らしい女性がご家族で運営している『うみべのとしょかん』を見に行こう!」と案内されて行ったのは、コワーキング&ライブラリー「Cの辺り」。
意気投合したオーナーの池田美砂子さまに、松岡による絵本『동물원(どうぶつえん)』試訳を聞いていただきました。
ビーチを臨むベスト・スポットでの絵本の読み聞かせ、まったき幸せ。
「うみべのとしょかん」に翻訳絵本『どうぶつえん』を置かせていただける日を夢見て、CF活動に注力したいと思います。
池田美砂子さま、早速の応援メッセージ、本当にありがとうございました。
(発起人 松岡)
本には、人と人をつなぐ力がある。
自宅で小学生の娘と「うみべのとしょかん」を開き、
数々の出会いを積み重ねる中で、強く感じたことです。
特に小さな子どもにとって、絵本は親子のつなぎ役。
少し大きくなって一人で読書するようになっても、
親子で一緒にページをめくった時間は、
その子の中に豊かな記憶としていつまでも残っていくでしょう。
『どうぶつえん』はモノクロとカラーの世界が入り混じり、
また、よーく見ると細かく絶妙な仕掛けが埋め込まれていたり。
読む人によって見える世界も受け取るメッセージも、
それぞれなのではないでしょうか。
親子で読んで、それぞれに見えた世界を語り合う。
そんな時間が、日本にも広がることを願っています。
写真右:池田美砂子さん
池田美砂子
エディター・ライター/コワーキング&ライブラリー「Cの辺り」(神奈川県茅ヶ崎市)オーナー。 Webマガジンや雑誌等メディアでの執筆・編集をライフワークとしつつ、子連れ日本一周旅行「育休キャラバン」(2019年)やお家図書館「うみべのとしょかん(2020年~)」等、家族プロジェクトを遂行。現在は「Cの辺り」を拠点に、ご夫妻で金融資本よりも関係資本に価値を置く場づくりに取り組む。神奈川県茅ヶ崎市在住、10歳と4歳の2児の母。