先日の、BMIAコピーライティング講座で生み出された文章の1つを、いち早く皆さんに共有します。
【自身の出身地で、会社の資源を(ちゃっかり)活用してイノベーションを起こす方法】
2024年1月のお話です。
ワタシの出身は岩手県。
実は、4年前に会社が買収した工場が岩手にありますが、自分の仕事との接点はなく、来訪機会はありませんでした。
それがある本に出会って、この土地にイノベーションを起こすことができ、自身の親類が住む地域の人たちとの関わりが急増しています。
実は、2020年、看護学校時代の旧友が岩手で訪問看護・介護関連の仕事を始めたので、ワタシも隙間時間で参画し、お手伝いを始めました。
とはいえ、普段は東京の病院に派遣され、医薬品の研究をする私にとって、物理的な距離は勿論のこと、ビジネスの始め方の知識はありませんでした。
また、病院ではコロナ禍とは無関係の対面業務が中心で、Zoom会議では、トラブルが絶えませんでした。
そもそもデジタルやPCに疎い医療者や病院職員ですから、オンラインと対面での会議のストレスは大きいものです。
旧友も看護師からの独立だったので、ビジネス経験がなく、Zoomよりも気軽なLINE通話で夢を語り合っていました。
とはいえ、アイデアが全然、ビジネスになっていかないことにモヤモヤしていたのです。
とはいえ、旧友が日々の訪問介護や地域活動を熱く語るイキイキとした姿を見るのは、ちょっと羨ましいものでした。
頻繁に現地に出向くなんて難しいとわかっていながらも・・・
「もっと手伝いたい」「会社の事業として立ち上げられそうなアイデアを出したい」
と焦りもありました。
そんな時に出会ったのが
「いつでもどこでもだれとでも!新しい時代のイノベーションメソッド」
が書かれている書籍”ハイブリッド・イノベーション”でした。
この本は、ベストセラー作家で世界第3位のデザイン思考家でもあるGijs Van Wulfen氏が、コロナ禍で分断された組織を再結合するために、オランダ・ドイツ・イタリアから4名のイノベーターと共に、100%オンライン環境下での実践を基に制作された本です。
早速クラファンに参加して、出来上がった書籍が届き、使い始めてよかったことが幾つもあります。
・手順がある=研究と同じような要領で、手順に従えばよいという安心感が嬉しい
・最初に何からやれば良いか、迷わない=私たちは患者さんやご家族の悩みをよく知っているので「顧客課題」ルートから始められました
・そのまま相手に伝えられる=LINE通話でも、相手が同じ本を持っているので、伝わるし共感してもらえる!
・相手を迷わせない、ガイドできる=手順ごとに「テンプレート」があるのがいい
・それゆえ、相手も次の一歩を踏み出せる=アイデアが形になっていく話を聞くのが、楽しい
・アイデアが、具体的な事業の形に変換される=岩手の副工場長に私の計画を共感いただき、本格検討が始まった
・自分一人でも始められる=自分だけでも、会社を動かす計画が立てられた
このようにして、自身の出身地である岩手県でのイノベーションを実現するために、会社の資源を活用できる見込みが立ちました。
現地の友人と協力し、日々の訪問介護や地域活動を支援する事業に向けて検討するプロジェクトが始まったのです。
早速、岩手工場のメンバーにも「ハイブリッド・イノベーション」の書籍を送りました。
先日は、地理的な制限を感じさせないOnlineキックオフ会議が盛り上がりました。
いかがでしたか?
想像のお話とはいえ、自分の出身地のために、会社の資源を活用してイノベーションを実現することができそうだと思いませんか?
「ハイブリッド・イノベーション」は、離れていても一緒にアイデアを形にしたい、という方々にとって革命的なツールです。
リモート会議やハイブリッド会議をより効果的に行うことができ、アイデアを具体的な事業に変換することができます。
そして、自分たちの地域のために、ビジネスを始めることができるでしょう。
この機会に、クラウドファンディングに参加して、私たちの「ハイブリッド・イノベーション」を手に入れ、自分たちのビジネスを始めることをお勧めします。
クラファンに参加して、本をゲットして相手にもプレゼントして、自分の地域のためにビジネスを始めませんか?
発起人・翻訳:山本 伸(やまもと・しん)