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今注目の「サービスデザイン」を再定義する。
イギリスの最先端の研究論文集
『Designing for Service』を翻訳出版したい!

翻訳作業すすんでいます

『Designing for Service』は現在、翻訳作業を行っています。翻訳者は第一線で活躍されているサービスデザイナーの有志4名+発起人の赤羽です。

昨日は中間報告会ということで、文体の決定や訳語のすり合わせ、表記ルールの確認などを行いました。支援者のみなさんの期待に沿う読みやすい日本語にするべく、アレコレ議論しています。

孤独な作業になりがちな翻訳作業ですが、作業を始めるときはチャットで声を掛け合いながらやってみようなど、少しでも楽しくすすめられるようなアイデアもでます。黙々と翻訳を進める時間、「もぐもぐタイム」ならぬ「もくもくタイム」です。

 

ここで改めて翻訳者のご紹介をします。このプロジェクトへかける意気込みもコメントいただきました。

 

五十嵐 佳奈(いがらし かな)

ゼロベース株式会社

日本大学芸術学部文芸学科卒。産業技術大学院大学履修証明プログラム人間中心デザイン修了。映画会社を経て、IT・Web業界でUXデザインに従事する。最近の活動は、スタートアップウィークエンド真鶴オーガナイザー、ビジュアルファシリテーションフォーラム2017企画運営など。2013年頃よりワークショップデザインやコミュニティデザインに取り組んでおり、様々な場で共創型ファシリテーションを実践している。

<翻訳作業に向けて>

翻訳は、著者と読む人の思考を言語を超えて結ぶ、複雑で緻密な作業です。ひとりでワードプロセッサに向き合う時間は孤独で、じわじわと息が詰まります。しかしそれは脳のトレーニングのようなもので、数ヶ月や1年を経て、視界が広がっていることに気付かされます。他人の頭の中を覗き込み、ああでもないこうでもないと言葉を噛み締めた分だけ、深く自分に浸透するのでしょう。
勝手な考えではありますが、この本をだれよりも深く学べるのは、わたしたち翻訳者ではないでしょうか。これは「読みたい!」と思ってクラウドファンディングした私にとって、非常にありがたく幸運なことです。
精一杯、読みやすくわかりやすい日本語に翻訳して行きたいと思います。

 

山崎 真湖人(やまさき まこと)

株式会社NTTデータ システム技術本部Agileプロフェッショナルセンター、シニアスペシャリスト

東北大学文学研究科 博士前期2年課程修了(心理学)、慶應義塾大学大学院SDM研究科 修士課程修了(システムデザイン・マネジメント学)。 株式会社リコー、アドビシステムズ株式会社、株式会社ziba tokyoを転々としながら、研究開発、人間中心設計推進、ユーザーリサーチ、新規製品・サービスの検討などを経験。2016年より株式会社NTTデータ 技術開発本部にて新規サービス開発の支援を行う一方、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程に属し、新規事業検討において発想・思考を支援する手法を研究している。子供の頃から文系・理系を問わず多様な知識と技術に関心を持ち、様々な人から学びそれを結びつけることで見えてくる新しい発想を求めてきた。多様な参加者が多視点での思考から何かを生み出すサービスデザインは、そうした活動の先端領域として興味を持っている。

<翻訳作業に向けて>

本書の翻訳に参加できることは本当に嬉しく、頑張らなきゃいけないな、と思っています。実践者は目の前の課題に対し最適なアプローチを選ぶ必要があり、選んだアプローチが最適であることを示すには、他の選択肢や選択の根拠を含む幅広い知識が必要です。サービスデザインに関する情報も増えており、ときに偏っていたり間違っていたりもするのですが、幅広く読んでいないとそうしたことに気づけません。また情報によっては、ある程度知識のベースがなければ深い理解が困難なものもあります。特に、学術論文や英文での情報に親しんでいない方もいらっしゃるでしょう。今回の翻訳が、多くの人がより幅広い情報に触れ、さらに専門性を向上させるお手伝いになればと思います。
 

 

中村 一哉(なかむら かずや)

サービスデザイナー(カタパルトスープレックス)

1995年マイクロソフト入社、Windows 95のサービスデザインが最初のデザインプロジェクト。2013年にシンガポールとオランダで起業し、官公庁や大手企業のデザインプロジェクトを手がける。現在はブログマガジン『カタパルトスープレックス 』で海外のイノベーション情報を発信するとともに、デザインで日本の問題を解決する『デザイン+ジャパン』を主催。

<翻訳作業に向けて>

日本でもサービスデザインの入門書は出そろってきました。これからは実践者による実践的な本が必要になってくると思います。この本はその先駆けとなります。この本をきっかけにサービスデザインを実践する人や組織が増えるとうれしいです。

 

玉田 桃子(たまだ ももこ)

英国・ラフバラ大学 博士課程在籍

明治学院大学社会学部社会学科卒。株式会社サザビー(現:株式会社サザビ・ーリーグ)、日本郵船、東京ベイ舞浜ホテル(東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル)等を経て渡英。ロンドン芸術大学(UAL)セントラル・セイント・マーティンズ(CSM)にてイノベーション・マネジメントの修士号(MA Innovation Management) を取得。現在は、ラフバラ大学に在籍し、サービス・デザイン領域での博士号取得を目指して奮闘中。研究テーマは「Service Design for the Development of Emotional Connection between International Travellers and Local Residents」(仮)。日本での所属は、共創型サービスデザインファーム 株式会社グラグリッド。

<翻訳作業に向けて>

サービスデザイン領域の専門書の翻訳作業に携わることは、ラフバラ大学に所属し、博士課程に取り組み始めた頃から目標としてきたことのひとつでした。今回、素晴らしいご縁を頂き、翻訳者のひとりとして参加させていただくことになり、大変光栄に思っています。

本書には、私のラフバラ大学でのスーパーバイザーであるVal Mitchell先生(4.16)、博士論文のTheoretical Foundation のひとつになっているRelational Servicesというコンセプトを提唱しているCarla Cipolla先生(3.11)、私とサービスデザインとの出会いの場となったUAL に所属されているLucy Kimbell教授(2.1)などサービスデザイン及びサービス全般のアカデミックディスカッションをリードする研究者の多くが寄稿しています。また、 英国でデザインの基礎教育を受けた後、オーストラリアに渡り、現在はRMIT University にて精力的に活動されている赤間陽子先生も推薦文を寄せていらっしゃいます。

深い洞察力と、冷静でありながら、熱い情熱、そして、「気づき」を行動に変え、さらに論理的思考の構築に落と仕込む力を備えたハイレベルな研究者によって紡がれた良書であると言えるでしょう。

注意深く事象を観察及び検証し、まるで玉ねぎの皮を剥いていくように、深く、深く「大事なこと」を探求していくアカデミアの世界。研究論文集ゆえに英語に抵抗のない人、不自由のない人でも読むのは、なかなか根気のいる本だと思います。

私にとっても大きなチャレンジです。「英語を自分自身が読んで理解する」ことと「読んで、理解し、分かりやすく、違和感のない日本語に翻訳していく」ということには、大きな違いがあります。日本生まれ日本育ちの私。かなり成長しきった大人の脳みそに英語を無理やり叩き込み、なんとかやっている私。しかし、そうであるからこそ、翻訳本を手に取ってくださるであろう多くの方々と近い目線を持ち、伝わりやすい日本語に変えていけるのではないかと思っています。

サービスデザイン領域で活動され、翻訳版の出版を楽しみにしてくださっている日本の方々の役に立つ本にしていきたいと思っています。

私の人生に新しい息吹を与えてくれた英国への感謝と母国である日本のサービスを取り巻く文化的及び社会的環境への想いを込めて翻訳に取り組むつもりです。

2018/04/03 11:52