建築家・佐藤宏尚が主宰するSYRINXは、企画から販売までを自社で手がけるD2C(Direct to Consumer)を採用しています。D2Cブランドの中でも際立つ特徴は、デザイナー自らが立ち上げたブランドであること。そのため、ワクワクするエッジの効いたデザインアイテムに特化しています。
そして、D2Cに「Designer to Consumer」の意を重ね、デザイナーの理想を、直接顧客にお届けします。
2018年からのクラウドファンディングでの支援総額は、1億6千万円を超えています。(※2020年3月末時点)
SYRINXオフィシャルサイト
贈答品に使われる風呂敷、袱紗、熨斗袋など、日本では、大切なものを丁寧に包む文化があります。この「包む」という日本の伝統的な美意識からドキュメントケースをデザインしました。
一枚革を折り紙のように美しく折り重ね、A3サイズまでの資料やタブレット端末、ラップトップを包みます。このケースから大切な書類やタブレット端末を優雅に取り出せば、プレゼンテーションが格調高いものに変わります。
「大切な資料だからこそ、最高の素材で包む」
このドキュメントケースに使用する革は、ロウ引きされた張りのある滑らかな手触りです。そして使えば使うほど、美しく、味わい深く変化します。
その上質な革を、革の持ち味を最大限堪能できる元厚のまま、贅沢に約705×430mmの一枚革で仕立てました。
エッジラインが、流れるように連続するミニマルなフォルムで、ビジネスの場に相応しい端正な雰囲気を纏います。
建築家がデザインしたケースだから、A4サイズの外形で、A3の図面や資料、楽譜も折り目をつけずに持ち運びできます。A4クリアファイル(w.220 h.310 mm)も入ります。
また、ステッチがないので、サイズに無駄がありません。
タブレット端末やラップトップも、今やプレゼンテーションに必須のアイテムです。13インチのMacBookPro(h.1.49 w.30.41 d.21.24 cm)、MacBookAir(h.1.56 w.30.41 d.21.24 cm)、12.9インチiPad Pro(h.5.9 w.21.49 d.28.06 cm)までが収納可能。
さらにペンケースや名刺入れなどの小物も、深いポケット側で安心してご使用いただけます。
すべてをまとめて優しく包みこみ、このケースだけを手に、颯爽とプレゼンに向かえます。
大切な収納物を汚したり傷つけないよう、ホック金物の内側は、革でカバーしています。
SYRINXの無駄のないミニマルなデザインには高い精度が求められます。そのため、SYRINXの製品は、国内の熟練の職人が1つ1つ丁寧に仕立て、MADE IN JAPANの品質と安心を提供しています。 金物は、信頼性の高い日本製の真鍮無垢のホックを採用。使うほど味わいが増します。
「霧」を表すイタリア語、「Foschia(フォスキーア)」。ホワイトワックスが霧のような表情のこのシリーズには、イタリア・テンペスティー社の「Sibilla(シビラ)」を採用しました。
タンニン鞣しのダブルショルダーを、ホワイトワックス加工した革で、白い粉はブルームといわれるワックス(蝋)です。使うほどに表面のワックスが擦れて浸透し、霧が晴れるように、革本来の透明感のある表情があらわれます。
「Foschia」シリーズは、このドキュメントケースだけでなく、今後ペンケースや名刺入れ、キーケースも予定しています。
SYRINXは、その製造過程も含め、サスティナブルな素材を厳選し、イタリア植物タンニン鞣協会に加盟するタンナーの革を採用しています。
使用するなめし剤は、家具や紙を製造する為の木材の余剰物から抽出するなど、植物由来の天然成分です。
生皮から取り除かれた毛は、農業用肥料へとリサイクルされます。
また、浄化プラントに溜まる沈殿物は、煉瓦を製造するために建設分野で再利用されます。
SYRINXのレザーアイテムには、その品質と環境配慮の証として「イタリア植物タンニン鞣し革協会」発行の品質証明書が付属します。
日本独自の文化や美意識を、シンプルなデザインに昇華させたことが高く評価され、「おもてなしセレクション2018」に選定されました。
~おもてなしセレクションとは~
世界各国の審査員に選ばれた日本のおもてなしクオリティ。
繊細な心遣いや匠の技から生まれる、日本を代表する優れたおもてなし商品に与えられる賞です。
外形寸法:約W.225x H.320 x D.30
製品重量:約390g
素材 :牛革(イタリア Tempesti社 Sibilla)
生産 :東京都港区(日本)
付属品 :イタリア植物タンニン鞣し革協会品質証明書
化粧箱
取扱説明書
知的財産:意匠登録第1595192号
※ 製品の保証・取扱上の注意点はこちらをご覧ください。