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蛍と育つ完全無農薬の渡津蛍米を今年も作りたい。
切に、除草機への支援をおねがいします。

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おおた農場の大田豊(おおたゆたか)と申します。これまで32年間、石川県白山市の専業農家として完全無農薬の渡津蛍米(わたづほたるまい)と7割減農薬の渡津米(わたづまい)を、蛍と一緒に育ててきました。Googleマップで石川県の白山麓「蛍の里」と検索すると出てきます。

おおた農場が無農薬にこだわるのは、食べる人の健康と、自然の生態系を守るためです。

蛍は農薬に弱い昆虫です。稲作と両立させるのは大変です。田んぼの脇の雑草は蛍の子の寝床なので刈らずにそのままにします。蛍が飛ぶ時期は、街灯や車のヘッドライトを田んぼに当てないように気を使います。毎年6月末から7月頭の夏至の後の梅雨の蛍の季節には3000〜5000人、毎日100人から多い時は500人の蛍鑑賞にお見えになる方たちをご案内しています。

おおた農場は、全部合わせると20ヘクタールの広さですが、山間地の3つの集落(渡津地区・神子清水地区・杉森地区)にまたがり、一枚0.7〜0.8アールの小さな棚田が250枚もあります。小さくて小回りのきく除草機が役に立ちます。

おおた農場の渡津蛍米は、米・食味分析鑑定コンクール国際大会で合計6回受賞、去年新設された有機部門でも金賞を受賞した、食べて美味しく、身体にも環境にもいいお米です。食べられるSDG's です。炊き立てで美味しいのは当たり前、冷めても美味しく、特に玄米が人気です。(米・食味分析鑑定コンクール国際大会の受賞歴:2011年特別優秀賞受賞、2012年金賞受賞、2014年金賞受賞、2019年金賞受賞、2021年金賞受賞、2023年金賞受賞)。

去年、気候変動の影響で線状降水帯が発生し、大雨で水路が壊れ、春になっても田んぼに水が入らず、なかなか田植えができず、そのうえイノシシとサルの被害も多発し、収量がガクンと落ち、収入が赤字になってしまいました。赤字でなければ、今年から無農薬でも収量が多く取れる、実りのいい、稲のポット栽培を導入する予定でした。

補助金やローンのお願いに走り回ったのですが、だめでした。このまま田植えができないと収穫も収入もますます落ち込んでしまい、立ち直れなくなってしまいます。残された手は、クラウドファンディングを成立させ、5月20日までに「みのる産業の除草機」を購入すること。この除草機は、除草剤を撒かずに、除草できます。小回りがきき、価格もリーズナブルです。1台216万7,000円。(税込だと238万3,700円。クラウドファンディング手数料20%込で286万440円)。この除草機で、まずは今年のお米を収穫し、来年はさらに収量が上がる稲のポット栽培に取り組みたい。3月までには、種まき機44万円(税込48万4,000円、クラファン料込58万800円)、4月までに田植え機231万円(税込233万1,000円、クラファン料込279万7,200円)も揃えたい。

おおた農場はこれまで年間を通して質の高いお米を出荷するため、2億円近く精米冷蔵設備や農機具に投資してきました。それでも余裕がないのです。ギリギリでやっているところへ、人手を頼っている家族が怪我をしたり、機械が故障すると、またたく間に回らなくなり、苦しくなります。過労やブラックでもない、農薬を使わない健康で持続可能な農業がしたいのです。

お百姓さんの共和国があった、ここ、渡津の鳥越村から持続可能な米づくりを日本全国へ、世界へ、発信したい。第一目標は除草機の286万440円、第二目標は種まき機と田植え機の623万8440円。オールorナッシングのクラウドファンディングのため、最初の目標は30万円です。蛍と一緒に育つ完全無農薬の「渡津蛍米」と7割減農薬の「渡津米」とおおた農場の存続がかかったこのクラウドファンディングに、ぜひみなさまのお力添え、温かいご支援とご協力をいただけますよう、深くお願い申し上げます。

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