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今日は、ナマケモノ倶楽部学生スタッフ、アレックスくんから、タイからの参加が決まったカレン族、オシさんについての紹介です。前半、後半にわけてお届けします。
<ノンタオ村を訪れた辻さん(右)に、パガニョの伝統を伝えるオシさん(左)>
ここ、カレン族のノンタオ村にはレイジーマンこと、ジョニさんという方がいます。このジョニさんとは、何年も前、辻先生と屋久島の木々を守る会で偶然会っていたのですがまた会うこともなく時が経ち、その後、あるサミットでジョニさんの義理の息子、つまり娘さんの旦那さん、オシさんに、また偶然出会い、そこからカレン族との関わりが始まりました。
カレン族は自らのことをパガニョと呼びます。パガニョとは、日本語に直すと「人間」と意味し、アイヌ人のアイヌと同じ意味を言います。カレンとはその後、イギリス人がやってきて、勝手に彼らに付けた名前です。
このパガニョ族は、森と共に生きるという考えを持っていて、彼らの民話、詩、生き方にそれが顕著に現れています。
例えば、彼らは生まれた時、へその緒を木に括り付け、赤子と木を一緒にします。すると、へその緒を括り付けられた木は赤子同然となり、誰もその木を切り倒すことができなくなるのです。これは、木を無くしては私たちは生きることができないという事実をしっかりと教えているのだと僕は思います。(つづく)