先週末リオ・ムチャーチョ有機農場で行われたワークショップ。
こんにちは、ナマケモノ事務局です。
4月16日にエクアドルで起きたM7.8の大地震に際し、サステナのご協力のもと、クラウドファンディングを通じて、現地へのお見舞金を呼びかけさせていただきました。
短期間での告知となったにも関わらず、多くの方にこの呼びかけをシェアしていただき、また直接にご支援いただき、温かいメッセージの言葉もたくさんいただき、ナマケモノ倶楽部一同、心からみなさん一人ひとりに感謝の気持ちをお伝えさせていただきたいと思います。ありがとうございます!
リオ・ムチャーチョ農場では、再建に向けてのワークショップも呼びかけられています。エコロジカルな施設とはいえ、倒壊したものの除去、最低限の資材の新規購入や近隣コミュニティの支援など、お金もかかります。みなさんからのご支援を、ナマケモノ倶楽部に直接お振込みいただいた寄付とあわせ、今月末にニコラ・ミアーズさんに直接送金し、二コラとダリオが必要だと思うことに使っていってもらおうと思っています。
現地で具体的にどのような支援につかっていただいかなどは、エクアドル駐在員の和田さんからの報告として共有させていただく予定です。
ご支援いただいたみなさまに、お礼のメッセージを添えて、リターン商品を順次発送させていただいております。バイーア・デ・カラケスの二コラたちが、99年のエル・ニーニョと大地震からの復興に際し、女性の雇用機会創出としても注目された「エコパペルプロジェクト」。今回の大地震で、エコパペル工房は全壊してしまいました。幸いスタッフは(地震当時工房にいなかったため)無事だったそうですが、工房の再建については見通しがたっていないようです。
みなさんにお送りしているエコパペルは、そういう意味においても、バイーア復興、エコシティ運動のシンボルとしての作り手の思いがこもった商品です(商品じたいは以前にナマケモノ倶楽部でフェアトレードで購入していたものです)。
手すきの再生紙(エコパペル)カードに、道端の草花を押し花にあしらったシンプルなデザイン。つづられている詩は、バイーア地方ではなく、ナマケモノメンバー和田さんが暮らす山岳地帯に先住してきたキチュア民族に伝わるお祈りの言葉です。
「母なる大地」
あなたは、いのち、活力、そして息吹
大地、水、風、火
母、宇宙なる母よ
人を人とする
花、たべもの、雨
男たちの、女たちの
子どもたちの、若者たちの母
生きてきた
生きている
生きてゆく…