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【緊急エクアドル大地震】エクアドル大地震お見舞金
~エコシティ、バイーア再建に向けてご協力をお願いします〜

ニコラから:ボランティアや国内外からの支援に感謝!

家族と友人のみなさんへ

私たちから短いアップデートを。

寄付やメール、募金、SNSなどでのサポート本当にありがとう。こちらは本当に大変です…。でも状況は少しずつよくなっています。電気もほとんどの時間使えます。おかげで水が使えるし(訳注:リオ・ムチャーチョでは水は電気ポンプで川から水をくみ上げます)建物の修理に電気工具が使えます。私たちは分解作業と修理を始めました。畑の世話と倒壊した建物をどかす作業のためにキト、グアヤキル、アンバト、コトパクシから長い期間ボランティアにきてくれました。

何週間かの間、地元の人たちはショックが大きく、働くのも怖がっていたので、私たちは自分たちでいろいろこなさなければならなかったけれど、電気がなかったので電気ポンプもシュレッダーもなかったのでとても大変でした。
ボランティアさんの中には技術者や建築士の方もいて、その方々は建物の状況を検分し、新しいところにデザインもしてくれました。


海岸地方中部は一番ダメージが大きかったです。私たちのいるところから一番近いカノアは全壊状態です。私たちはオフィスを失いました。ラッキーだったのはそのとき誰もいなかったのことです。もし誰かいたら命を落としていたでしょう。地震はとても速く強かったので、人々は逃げる時間もなかったのです。本当に、本当にたくさんの友人たちは家や家族を失いました。私たちが引っ越す前、長く住んでいたバイーアはゴーストタウンのようです。ほとんどの建物は倒壊してしまいました。私たちのバイーアの家は倒れていません。地震を生き延びたのはこれで二回目です。


私たちには幸運にも食べ物はたくさんあります。畑の野菜はあるし、軍が1週間に二度食べ物(エクアドル中の人々からの寄付)を届けてくれます。エクアドルの人々が助けてくれていることに感激しています。(みんなそれぞれの郷土の食べ物を送ってくれるので、食べたことがないものを食べることができるのが楽しみです。)


私たちのハチの巣箱は倒れてしまいました。それを見に行くまでに数日かかってしまいましたが、ひとつだけ生き残っています。なんと地震後16日目にして、がれきの中から生き延びた鶏を見つけました。ちょっとぶるぶるっとしてからそのまま普通にしていました!私たちの新しいペットです。

今週のおもしろかったこと…。子どもたちは泥で遊んでいて、壊れたカップのようなものを見つけました。そして「プレートを見つけたよ」というので「何のプレート?」と聞くと「地殻変動のプレート。そのかけら!」だそうです。


どこから始めていいのかわかりませんが、とにかく進んで行こうと思います。まだ原っぱでキャンプしていますが、近いうちに家に戻れると思います。

みなさんに愛を込めて、
ニコラと家族より

(翻訳:和田彩子)

 

2016/05/09 21:04