こんにちは!ナマケモノ倶楽部の馬場です。
連休がはじまりましたね。そんな中、みなさまからの引き続きのご支援・拡散などのご協力、ありがとうございます。クラウド・ファンディングへの支援金額も20万円を超えました。みなさまの暖かいお気持ち、本当にうれしいです!
今日は、今回のエクアドル大地震で被災したバイーア・デ・カラケスの環境活動家、ニコラ・ミアーズさんたちが1990年代よりとりくんできたリオ・ムチャーチョ有機農園について、改めてご紹介させていただきます。
バイーア・デ・カラケスから北へ行き、そして少し内陸部にあるリオ・ムチャーチョは、熱帯雨林に覆われていました。やがて、モントゥビオと呼ばれる農民たちがこの地域に定住しはじめると、畜産と農業のために、リオ(川)・ムチャーチョに沿ってコミュニティが形成されていきました。現在に至るまで、この地域ではほとんどの食物を自給し、同時に商品食物を栽培しています。
なかでも、「リオ・ムチャ―チョ有機農園」は、エクアドルで最初にオーガニックファームとして認証を受け、人々のロールモデルとなっています。敷地内では、パーマカルチャー農法、バイオガス、雑廃水の浄化システムなど、自給自足で循環型の生活が成り立っています。
育てている植物も様々で、ミント、しょうがやターメリックなど、ハーブや香辛料も豊富です。ツーリストや有機農業研修に訪れたボランティアたちは、ここでの新鮮な旬の料理を味わうことができます。また、地元の伝統文化のサポートにも力を入れており、農園内で使われる食器やかまどに使われています。
リオ・ムチャ―チョ農園には、有機農業や環境に関心のあるツーリストをはじめボランティアが世界各国から訪れます。ツアー客には、泥パック&マッサージ、有機カカオと有機砂糖で作るチョコレート、タグア(アメリカ象牙椰子)の指輪やキーホルダー、ひょうたんの食器作りなど、多様なワークショップに参加することができます。
>>リオ・ムチャーチョオーガニックファームHP(英語)
http://www.riomuchacho.com