(ニコラ(左と)とダリオ(右)。2009年撮影)
メールをどうもありがとう。あなたが私たちのことを考えてくれているということだけで嬉しい。とりあえず、まだ通信状況は戻っていないし、バイーアにいら れるのは数時間なので、ささっと今の状況を書きます。
本当にひどい状況だけれど、私たちは生き延びることができてよかったと思ってる。私たちは無傷で脱出 できたけれど、みんなそうだったわけではないの。カノアのオフィスは四階建てのホテルにつぶされて、今は二階建てになってる。私たちのオフィ スの両サイドに住んでいた人たちは亡くなってしまった。そして私たちのドライバーのエルビスも、彼を知っている人たちはみんな悲しむと思うけ れど、亡くなってしまった。
農園では、最低限の被害で済んだところもあるけれど、他の、特に農業系の建物は倒壊してしまった。私たちの家はな んとか大丈夫みたいだけれど、今のところは原っぱでキャンプして、木工所で料理してる。川の水は土砂崩れで干上がってしまってる。
ゆっくりと平常に戻りつつあるけれど、まだ私たちはサバイバル・モードにある。
この大変なときに私たちのことを考えてくれてありがとう。
愛を込めて
ニコラ、ダリオ(旦那様)、ラフィ、フローレンス(ニコラの二人の子ども)と
リオ・ムチャーチョ・チーム
(翻訳:ワダアヤ)
<世界中からパーマカルチャーやリトリート、有機農業研修、ウーファー先としてにぎわってきたリオ・ムチャーチョオーガニックファーム>