「バッハ・イン・ザ・サブウェイズ」とは、J.S.バッハの誕生日である3月21日に、地球上のあらゆる音楽家たちが街角でバッハの曲を演奏するというクラシック音楽ムーブメントです。
これは世界的規模で、もっとも垣根の低いクラシック音楽イベントです。音楽を"体感する"ことも”演奏する”ことも、すべて無料。そのため、今年3月21日、日本で初開催となるこのイベントを支えるための資金が必要なのです。なぜ今、このようなイベントを開催する必要があるのか?はじまりの物語から、あらためて、ご一読頂ければと思います。
2010年3月21日、"音楽の父" と呼ばれるJ. S. バッハの誕生日であるこの日、 チェロ奏者デール・ヘンダーソンが、ニューヨークの地下鉄ホームでひとりバッハの曲「無伴奏チェロ組曲第1番」を弾きはじめたことからでした。
地下鉄が走る喧騒の中にあってさえも、その音は道行く人の心を自然ととらえ、多くの人が足を止め、ほぼ初めて身近で聴く生のチェロの音色に感動を覚えたのです。地下鉄で偶然デールが奏でるチェロの音色を聴いた多くの人は、300年前のバッハの音楽がときに鮮烈でときに温かく響き、たった一台の楽器からまるでジェットコースターのように音が流れ重なっていくことに驚きました。
居合わせた人々は彼にチップを払おうとしますが、彼はそれを受け取らず、 かわりにポストカードを配りました。 そこにはこう書いてありました。
千年の歴史と知恵と情報が詰まったクラシック音楽の音色は、人の心の深い所に届き、寄り添い、癒し活気づけてくれるものです。しかし近年、クラシック音楽だけでなく、音楽市場全体は待ったなしの世界的縮小傾向にあります。デールは切実に音楽の未来を憂慮し、自問自答しました。
「このままクラシック音楽が消えてなくなるのを、傍観していていいのか?」
「いや、たとえ小さなことでも、いま自分ができることをやろう!」
そして、すべての音楽の源流である”音楽の父”J. S. バッハの誕生日に、ひとり立ち上がったのです。
そして彼のこの行動は、
「He’s playing to save the music (彼は音楽を救うために演奏する)」
というタイトルでCNNに取り上げられ、瞬く間に多くの仲間の共感を呼びました。
そして、この出来事をきっかけにデールは志を同じくする音楽家と共に、
この日をクラシック音楽の種を蒔く日-
つまりできるだけ多くの人に、音楽を”体感”してもらう機会をつくり、そして次世代につなぐことをミッションとして活動をはじめました。
音楽家の輪の広がりは勢いをゆるめず、北米、欧州、台湾など世界に広まり、生誕330年にあたる今年は、世界39カ国129都市以上の街で、プロアマ問わず多くの音楽家がライブ演奏を展開します。
そんな中、日本でも音楽を愛する有志が集まり、そして、生誕330年にあたる2015年、日本でも バッハ・イン・ザ・サブウェイズを開催することになりました。
日本での運営メンバー
バッハ・イン・ザ・サブウェイズ・デイに参加したい音楽家は、プロアマ問わず、誰でも、どんな楽器でも口笛でも、ロックでもジャズでもどんなジャンルでも、事前登録して2015年3月21日に参加できます。(参加登録方法の詳細は、フェイスブックをご確認ください)
条件は3つだけ―
1. バッハの曲を演奏する。
2. 無料演奏する。
3. この活動の趣旨を記載したリーフレットを配布し、多くの人に伝えること。
(リーフレットは事務局でご用意します。)
さらには当日、東京ではこの取り組みに心から賛同してくださった日本トップクラスの演奏家たちによる東京イベントが実現!クラシック界の新星や実績ある演奏家が参画、表参道ヒルズをメイン会場として、たくさんの街角演奏が実現します!
*メインプログラムの内容・演奏者・会場の詳細は、Facebookに掲載します!
この取り組みには、多くの方が趣旨に賛同しボランティアで多大なご協力をいただいています。
しかし開催にあたっては、リハーサルスタジオ代、音響設備費、楽器の搬入費用、リーフレット印刷費等の運営資金が必要です。
少しでも多くの方と音楽の喜びを分かち合うために、 どうか少しでもご支援お願いします!!
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・バッハ・イン・ザ・サブウェイズの創始者、デール・ヘンダーソンの直筆サイン入り!
5月頃、鎌倉開催を予定しています。
詳細は決まり次第お知らせします。
5月頃、鎌倉開催を予定しています。
詳細は決まり次第お知らせします。
5月頃、鎌倉もしくは都内開催を予定しています。
詳細は決まり次第お知らせします。