「Team AHO」は、海外の砂漠や密林などを1週間かけて走る極地マラソンに出場しています。昨年は4月にアフリカのサハラマラソンに出場、10月にはブラジルで行われたジャングルマラソンで優勝を果たしました。
今年10月、チリで開催される「アタカマ砂漠マラソン」に6人で挑戦します。このプロジェクトではチリへの渡航費をご支援頂きたく、どうぞよろしくお願い申し上げます!
↑最終日のゴール後に喜びを分かち合う、右が川島、中央が若岡。
「アタカマ砂漠マラソン」は世界で最も過酷な砂漠マラソンと言われています。チリ北部に位置するアタカマ砂漠を舞台に、1週間で250kmを走破するレースです。「死への道」という異名のある地域で、過酷な環境として知られています。コースで最も高い標高3200mがスタート地点となり、高山病をはじめ、最高気温40℃、最低気温0℃という厳しい寒暖差などと戦います。大会中は、食糧や寝袋1週間分の荷物約10㎏を背負って走ります。
こうした極地を走る大会はアドベンチャーレースと呼ばれています。欧米ではプロ選手が存在していますが、日本国内ではまだまだマイナーです。
チーム名の由来は「A…明るく、H…ほかの誰かを、O…応援する」です。「アホ」と名付けたのは、困難を笑い飛ばしたいからです。楽しみや笑いを、サポートしてくれる方々と分かち合いたいと考えています。そのために、チームの活動や練習などの情報をSNSやホームページを通じて発信しています。
レースである以上、順位を狙うことも大事なことですが、それはチームの一番の目標ではありません。過酷なレースを走る姿を通じて、挑戦することの大切さを伝えたい。それがチームとしての目標です。
走るというのは、一歩を踏み出し続けることです。どんなに長く果てしないと思える距離であっても、歩みを止めない限り、いつかゴールにたどり着けます。大切なのは諦めてうつむくのではなく、前を見据えて挑戦を続けることです。
私たちの挑戦自体は小さな取り組みにすぎませんが、この小さな一歩が、ほかの誰かが新たな一歩を踏み出すきっかけになる。そんな思いをもって大会に挑むメンバーばかりです。チームのメンバーは固定されておらず、大会ごとに入れ替わります。「アタカマ」ではアドベンチャーレース初出場の3人を含む6人です。
メンバーの中にチームの理念を体現している選手がいます。初出場の1人である石本幸四郎です。石本は視覚障害で視野の95%が欠けています。日常生活は何とかこなせても、ちょっとした段差が分かりにくい、そして夜になるとほとんど何も見えません。そんな状態にも関わらず、彼は参加します。障害を理由にして、挑戦を諦めたくないという強い思いがあるからです。
また、チームの紅一点である織田美智子は初の日本人女性ランナーとして出場。前例のない女性としての参加、彼女の存在もまた一つの挑戦です。
メンバーの1人川島は、NPO法人「MAKE THE HEAVEN」のスタッフとして、中国の植林やフィリピンの台風被害からの復興支援などに取り組んでいます。2012年から毎年、100kmマラソンなど長距離レースに出場しており、14年にチームを結成してサハラマラソン、ジャングルマラソンを完走しました。
全ての活動に通じるのは、自分が動くことで周囲を巻き込んで、笑顔を増やしそうということです。
川島孝一
1983年 2月 20日生まれ。神奈川県出身。チームリーダー。みんなの笑顔を増やしたいとワクワクだけでアタカマ砂漠マラソンに挑戦する男。
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石本幸四郎
1974年4月19日生まれ。大阪府出身。「先天性網膜色素変性症」という目の病気を持ち、現在は視野が95%以上欠損しているが、そんな自分だからこそ何かにチャレンジする姿を通して、多くの人に光を届けることが出来ると確信し、世界一過酷と言われるアタカマ砂漠マラソンに挑む。
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中村 雅人
1987年1月5日。埼玉県生まれ、神奈川県出身。世界一周の旅の途中で、2014年サハラマラソンを練習なしで完走した。
ブログ 「MaSaTo世界一周学校」
若岡 拓也
1984年6月12日、石川県出身。 2014年ジャングルマラソン3位。 記者として6年間を過ごした 地元の新聞社を退社し、 2か月のトレーニング期間を経て、 ジャングルマラソンに出場。
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織田 美智子
1982年12月10日生まれ。福岡県出身。 一児の母として仕事と育児を両立。 ハーフマラソンを ぎりぎり完走できる走力で頑張ります。
山村 一雅
昭和52年1月19日生まれ 石川県出身
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できるかできないかは、分からない。けれど挑戦したい。
そんな思いを大切にして、自分がワクワクすることに挑み続けています。
昨年、ジャングルマラソンで優勝を果たしましたが、順調な道のりではありませんでした。
初めて挑んだウルトラマラソンは、タイムオーバーに終わりました。チームで初出場したサハラマラソンではメンバー1人が途中棄権。それでも諦めることなく走り続けてきました。足の裏に何層もの水ぶくれができ、両足の爪が剥がれても歩みを止めることはありません。そうして一歩一歩を積み重ねることが結果につながりました。
メンバーが神戸、大阪、石川、福岡、ヨーロッパと離れているので、そろって近況を伝えあうだけでも一苦労。Skypeでつながるのに30分近くかかることもありました。
全員がそろうのは大会直前です。同じ地域に住む仲間同士なら、こんな面倒なことは避けられるでしょう。でも、難しいからこそ、挑戦したいのです。資金面、体力面など困難を乗り越えた方が喜びも大きいはずだと考えています。
↑治療する選手。275kmを走るため満身創痍。
↑ボロボロになった靴。
一人でも多くの方を巻き込んで、応援してくれる方と一緒に挑戦を続けたいです。過酷な状況、無謀とも思えるチャレンジを楽しみながら乗り越える過程を伝えたいからです。その結果、自分でもできる、自分の可能性を信じるという人を増やしたいです。
自分にできることで、笑顔やポジティブな気持ちを増やせることをやりたかったからです。一人ひとりのできることは小さくとも、仲間が集まることで、実力以上の力が発揮できると考え、チームで参戦することにしました。
海外の極地を走るため、参加費と渡航費で1人50~60万円と、資金面の負担が大きいです。スポンサー、個人サポーターを探して、資金を集めることも毎回大きな挑戦になっています。
私たちとつながりのない方々にも、取り組みを知ってもらいたかったからクラウドファンディングを選びました。もちろん、資金獲得も大きな理由ですが、クラウドファンディングを活用することで、私たちと実生活で関わりの少ないコミュニティーの方にも、活動や思いを知ってもらうことができると考えました。資金はすべて渡航費や現地滞在費に充てます。
今回は第1目標を40万円、第2目標を60万円、第3目標を80万円に設定しました。
集まった資金は、第1目標の40万円が集まればチーム全員の現地滞在費と渡航費1人分、第2目標の60万円が集まれば渡航費2人分と現地滞在費の一部、第3目標の80万円が集まれば渡航費3人分へ充てさせていただこうと考えています。
ジャングルマラソンに続く、2大会連続世界一へのスタートラインに立つために、皆様応援をして頂けないでしょうか。
先述の通り、夢や目標に向かって走り出そうとする人の背中を後押しすることが私たちの目標です。ですので、金銭的な理由で夢や目標を諦めていた人に、こうしたシステムを使うことで、目標に近づけるんだというメッセージを伝えたいのです!
※Tシャツについては全4色(ホワイト、グレー、ネイビー、ブラック)を予定しております。ご希望の色があればその旨明記してメッセージにてご連絡ください。ご希望のない場合はランダムで送らせていただきます。
オリジナルTシャツ
フォトブック
メンバーからのお礼の手紙
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メンバーによる大会レポート
メンバーからのお礼の手紙
書家である石本の書下ろし作品
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メンバーからのお礼の手紙
書家である石本の書下ろし作品
大会後にメンバーと食事会、または講演会(交通費は自費、会場は首都圏と関西)
大会の公式記念品(入賞時はメダル)あるいは、ゼッケンをプレゼント
オリジナルTシャツ
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メンバーからのお礼の手紙
書家である石本の書下ろし作品
大会後にメンバーと食事会、または講演会(交通費は自費、会場は首都圏と関西)