皆様、こんにちは。ケルビムの堀内です。
10日間にわたる連載にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
ニホンジカが置かれている厳しい現実、職人たちの執念、
そして新素材「Desert」の誕生……。
私たちがこのプロジェクトに込めた想いのすべてをお伝えしてきました。
今回は、私、堀内がこのプロジェクトの先に描いている「未来の景色」についてお話しさせてください。
ブランド名「ENDEAR」には、「親しみやすくする」「慈しむ」という意味を込めました。
かつて信州の山々で、人と鹿はもっと近い距離で、互いの領域を尊重しながら生きていました。しかし今、そのバランスは崩れ、鹿は「害獣」と呼ばれ、命を奪われ、その多くが捨てられています。
私は、このポシェットや財布を皆様に届けることで、その「崩れたバランス」をもう一度、手触りのある温かいものに戻したいと考えています。
皆様がこの製品を手にする。 それは、諏訪の猟師・近藤さんの活動を支え、飯田の名門・宮内産業の技術を次世代に繋ぎ、信州の山から「無駄な死」を一つ減らすことに直結しています。
私が見たいのは、単に「売れる」景色ではありません。 信州の山を駆けた命が、誇り高き職人の手によって形を変え、皆様の日常に寄り添い、長年愛用されることで**「命の循環」が当たり前の文化として根付いている景色**です。
おかげさまで目標金額は達成いたしました。しかし、本プロジェクトの終了まで、あと26日あります。
支援の輪が広がれば広がるほど、私たちはより多くの鹿革を確保し、より多くの「廃棄」を「価値」に変えることができます。 この10日間の連載は終わりますが、私の、そして私を支えてくれる「チーム信州」の挑戦は、最後の一秒まで止まりません。
明日からも、この活動報告を通じて、制作の進捗や現場の熱量をリアルタイムでお届けしていきます。
どうか、最後まで一緒に走ってください。 皆様の応援が、信州の未来を変える力になります。