皆様、こんにちは。ケルビムの堀内です。
連載もいよいよ佳境。 昨日までは、新素材「Desert(デザート)」の誕生秘話や、長年愛用いただけるクオリティへと昇華させた「執念の改良」についてお話ししました。
第9回は、この挑戦のその先、「Desertが描く未来」についてお話しします。
今回のクラウドファンディングで皆様からいただいた多大なるご支援により、廃棄されてきた鹿革を救い出し、新素材「Desert」として世に出す第一歩を刻むことができました。
しかし、これは「ゴール」ではありません。信州の山と人、そして命の循環を正常に戻すための、本当の挑戦の始まりです。
今回お届けする「Desert」の3色には、信州の豊かな自然への敬意を込めて特別な名前をつけました。
秋灯(あきあかり)/キャメル:山々を赤く染める夕刻の光。
深森(しんりん)/ブラック:静寂に包まれた夜の森の奥深さ。
蒼岳(そうがく)/ブルー:朝靄に浮かぶ、厳かな峰々の青。
この「Desert加工」の可能性は、ここにとどまりません。
私たちは現在、宮内産業様と共に、さらなるカラーバリエーションの研究を進めています。 鹿革本来のしなやかさを活かしつつ、この独特なテクスチャが映える「新しい色」が生まれるたび、救い出せる「命」の数も増えていくのです。
将来的には、この素材をポシェットや財布だけでなく、靴やバッグ、インテリアなど、様々な製品へと展開していくことを視野に入れています。
「Deer Skin? Ah, you mean Desert.(鹿革といえば、あのDesertだね)」
いつか世界中の人が「鹿革」と聞いたとき、真っ先に信州の「Desert」を思い浮かべる。そんな未来を目指して、私たちはこれからも「命の使い切り方」を拡張し続けます。
支援の輪が広がるほど、Desertの未来へ向けた開発スピードも上がります。この流れをさらに大きく、力強いものにするために。 引き続きの応援、そしてSNSでのシェアを、何卒よろしくお願い申し上げます!
信州エシカルディアスキンプロジェクト ケルビム 堀内 智樹