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阿寺ブルー株式会社 代表取締役の河合毅と申します。
当社は全国有数の観光地「阿寺渓谷」のある大桑村を拠点に、キャンプ場の運営、E-bikeレンタル事業、渓谷シャトルバス運営、駐車場運営事業、cafe、イベント運営など、幅広い観光事業に携わっています。
【阿寺ブルー株式会社 事業ビジョン】
1. 阿寺渓谷の観光の現状を見直し、自然環境保全と同時にDETOXをLIFEStyleへ
2. 自然の環境を活かした新しいアクティビティを提案し、来訪者へ感動を届ける
3. 来訪者の様々な思いやニーズを汲み取り、より良いサービスの追求
4. 地域一体となって、高いホスピタリティでおもてなしをする
5. 新しい阿寺渓谷「自然渓谷美善事業」(森林サービス産業)の展開
阿寺渓谷への注目により交流人口が年々増えておりますが、この地域で守るべき美しい自然景観と、自然に寄り添って息づく村民の生活があります。環境負荷を増やす事の無いよう海外から増える来訪者、全国から来訪される観光客に必要なアクセス手段と安全な周遊コース(木曽ロングトレイル)を構築したく、E-bikeを導入したいと考えます。
ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
長野県の南西部に位置する大桑村は、村の総面積の96%を山林が占める、自然豊かな山村です。
東は南駒ヶ岳をはじめとする中央アルプスの山々。中央部を北東から南西に流れる木曽川に沿って、国道19号とJR中央線が走っています。集落及び耕地は、木曽川とその支流の伊奈川などの流域に点在しており、およそ3000人がこの地で暮らしています。
村内には観光資源として日本遺産構成文化財(国の重要文化財・近代産業遺産・林業遺産など)が複数ありますが、決してアクセスが良いとは言えません。
それでもこの村には、なんと年間約5万人もの観光客が国内外から訪れます。その目的地のほとんどが、まさに絶景と称される「阿寺渓谷」です。
阿寺渓谷は、長野県大桑村の国有林(悠久の森)の景勝地です。渓谷を流れる阿寺川は、全長約15kmの清流です。川深がどれくらいなのかわからないほど透明度が高く、太陽の光の加減で濃淡が変化し、渓谷内の淵や瀬の色の変化が魅了します。
日本一澄んだ水との呼び声高いこの清流は「阿寺ブルー」と言われており、訪れる海外の方からは「観たことのない渓谷美!」「類のない澄んだ川!」と称賛を集めています。
阿寺渓谷の魅力は水だけではありません。両岸には「木曽五木」と呼ばれる、ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキが自生する美しい木曽特有の森林があります。ほかにも滝や吊り橋など、見どころが盛りだくさんです。
また、阿寺渓谷の湧き水で顔を洗うと色白美人になれるという言い伝えがあり、信州の名水・秘水に認定されています。ここ大桑村には水を大切にする文化が根付いており、この清流を活用した大規模な開発事業構想が度々上がっては村民の反対で立ち消えています。
最盛期である夏場だけでなく、どの季節に訪れても四季折々に変わる表情を楽しめる観光スポットです。心身共に蘇ることのできる渓谷美を、ぜひご体感いただきたいです。
そんな阿寺渓谷は、長野県民のあいだでも認知度の高いスポットではなく、知る人ぞ知る秘境でした。しかし、近年はSNS上で取り上げられるなどして注目が集まるようになり、県内外のみならず、国外からも多くの観光客が訪れるようになりました。
地域に賑わいが生まれている一方、観光客の急激な増加に対応しきれていないのが現状です。具体的に直面している課題は下の2つです。
大桑村を訪れる目的の大半が阿寺渓谷。そこから村内の観光名所に足を伸ばしていただきたいのですが、そのための交通サービスが整備されていないのが実状です。アクセスが阿寺渓谷に過集中してしまうだけでなく、村内の滞在時間が短くなってしまいます。
そのほか、多言語化やガイドの不足など、観光客を十分に受け入れていくための体制づくりに取り組んでいかなければなりません。
阿寺渓谷が多くの方々に感動や癒やしを届けていることは喜ばしいです。しかし、地域が長きにわたり守ってきた美しい清流を次世代へと繋いでいくには、環境負荷への対策を講じていく必要があります。ハイシーズンには車両侵入規制を行うなど環境保護に取り組んでいますが、引き続き観光客を受け入れながらも、負荷を極力抑えていく工夫が必要です。
こうした課題から、私が現在推進しているのが、E-bikeによる周遊モデルの構築です。
E-bikeは既に数台導入しており、阿寺渓谷の規制区域内の移動ツールとして活用しています。利用者からはオープンエアーで移動を楽しめると大変好評で、E-bikeに課題解決の活路を見出しました。
村内に人を呼び込む阿寺渓谷を起点に、点在する観光地をE-bikeで結びたい。
この周遊モデル形成のファーストステップとして目をつけているのが、木曽路のもうひとつの秘境、柿其渓谷(かきぞれけいこく)です。
吊橋より上流8kmにわたって滝や瀬や淵が織りなす景勝地であり、春にはツツジ・シャクナゲ、秋には紅葉が来訪者の目を楽しませます。
花崗岩をくりぬいて柿其川本流が落下する牛ヶ滝の眺めは壮観で、神々しさとDETOXの効果が抜群です。
渓谷トレッキングや散策先として根強いファンがいるものの、まだまだ認知されていないこの場所は、阿寺渓谷からおよそ2km。2つの渓谷を繋ぐことで来訪者を分散するとともに、渓谷内の車両進入の増加を防ぎ、自然環境を保全や持続可能な観光事業の構築に向けたいと思います。
私たちは阿寺渓谷だけでなく、木曽広域を一つの文化エリアと捉え、広域で文化や自然環境を活かした観光事業を企画します。来訪の多い阿寺渓谷と柿其渓谷を線で結ぶことを契機に、宿場まちの交流を増やすための広域の周遊コース:木曽ロングトレイルを形成したいと考えています。
阿寺渓谷と柿其渓谷を結ぶルート付近には、2つの温泉旅館があります。これらが周遊観光の宿泊拠点として機能することで、滞在型観光モデルの構築を目指します。
A:柿其渓谷 と B:阿寺渓谷の位置関係
温泉宿 いち川
フォレスパ木曾あてら荘
宿場まちと景勝地を歩くには重労働となります。そこでレンタルE-bikeの登場です。現在30台を使用していますが、台数とパワーが足りません。また、夏季運行の渓谷シャトルバスは、狭隘な渓谷を往来するため危険ですし、不似合いなアクセス手段です。
環境負荷の小さなアクセス手段を広域に対して段階的に導入し、E-bikeと木曽ロングトレイルの候補となる周遊コースの設定を目指します。周遊コースは下記のようなものを考えています。
柿其渓谷 恋路峠より - 中山道宿場まち 野尻宿の眺望
大桑村には国の重要文化財が数か所あり、自然環境と歴史の面影を観ながら木曽ロングトレイル:E-bikeで周遊することができます。
渓斎英泉(けいさいえいせん)は、江戸時代後期の浮世絵師で、五街道の一つである中山道の69宿を描いた「木曽街道六十九次」で知られています。特に、木曽街道の難所の浮世絵は現在の場所を訪れたくなります。
須原宿
野尻宿
三留野宿
大桑村で生まれ育った私は、小学生の頃から阿寺渓谷の清流で泳ぎ、地元で川釣りやカブトムシ採集を楽しみ、自然との共生が全てでした。
4年前に航空会社との新しい観光事業の創設を目指して団体を設立し、長野県下と木曽広域をターゲットに活動・事業計画を進めていましたが、コロナ禍になり思うように動くことができませんでした。我慢できず2年前、東京での仕事を全て投げ打ち、個人で観光事業を始動するべく移住を決意。妻と2人で中央アルプスを眺める棚田の古民家を賃貸しました。
自宅から望む中央アルプス
木曽は島崎藤村が愛した郷土。その藤村の名句をひとつご紹介します。
「人の世に三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がそれである」
まさにこの三智を実践するため、大桑村・木曽広域の人々と聖地、観光来訪者との交流を増やし、日本遺産となる阿寺渓谷・中山道宿場まちの保全と活用を合わせた取り組みを決意しました。
この村には、この地域で守るべく美しい自然景観と息づく村民の生活があります。来訪者を増やしながらも、ここに暮らす方々や環境に対する負荷を増やす事の無いよう、事業へ取り組んでまいります。その契機となるのが、阿寺渓谷と柿其渓谷を結ぶE-bikeの導入です。ご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願いします。
阿寺渓谷を現地でご満喫いただける特典や、ご自宅にいながらも阿寺渓谷を感じられるプロダクトを返礼としてご用意しました。
阿寺渓谷へお越しの際に各種サービスを受けることができる特別な会員カードをお届けします。地元企業協力による強化ガラス製または木曽の五木を用いた仕様を予定しています。
※繁忙期の8月は一部サービスの提供を制限する場合がございます
◇阿寺渓谷駐車場 無料利用
・通常1,000円/台の駐車料が本カード提示で無料に
・ご利用期限:お届け(2025年7月頃予定)より2年間
◇渓谷シャトルバス割引
・通常1,000円/人の往復料金が本カード提示で半額に
・会員ご本人様のみご利用可能
・ご利用期限:お届け(2025年7月頃予定)より2年間
◇E-bikeレンタル料割引
・通常1,500円/時間の利用料が本カード提示で半額に
・会員ご本人様のみご利用可能
・ご利用期限:お届け(2025年7月頃予定)より2年間
◇阿寺渓谷キャンプ場サウナ 半額利用
・サウナ1サイトの利用料金が通常10,000円のところ半額5,000円に(キャンプ場のご利用料金は別途必要)
・会員様含む3名様までご利用可能
・要予約(本カード記載のQRコード先に予約機能搭載予定)
・ご利用期限:2025年9月から2年間 ※8月中繁忙期は除く
阿寺渓谷内のプライベートエリアにて、絶景を眺めながらコーヒーとケーキをご満喫いただけるコースです。通常お1人様9,000円(2名様18,000円)のところ、2名様10,000円でご提供いたします。
・該当場所までのE-bikeレンタル付き
・「フォレスパ木曽 あてら荘」内「阿寺Cafe」営業時間内3~4時間のコース
・要予約(予約方法についてはクラウドファンディング終了後ご連絡いたします)
・ご利用可能期間:2025年9月〜11月
木曽駒ミクロが製造する強化ガラスのリユース材を活用したアクセサリーです。デザイン〜色付け〜取付まですべて社内工房にて手作りしています。ペンダント(1cm)/ピン(1cm)/イヤリング(1cm以下)/ピアス(1cm以下) の4種類からお選びいただけます。
木曽ろくろ細工の匠「㈲ヤマイチ小椋ロクロ工芸所」と精密ガラス技術の会社「㈱木曽駒ミクロ」が手を組み、景勝地・阿寺渓谷をイメージ制作した特別な逸品【ろミクろ】各種プロダクトをご用意しました。
欅・桜・楢・檜・柿・栃といった木曽地域で手に入れた木材と、 スマホやタッチパネル・薄板加工ガラスのリユース材を利用したハンドメイド製品です。
ろミクろ製品は、長野県伝統工芸品産業地域内循環支援事業の採択を受け製作されたものです。
鮮やかで癒やされる碧色ガラスのトレイ/コースターです。
5,000円 | コースター
外寸:Φ115mm × 高15mm
内寸:Φ90mm
木地:国産木材、ウレタン塗装
ガラス:2.2mm厚強化材、表面エッチング、裏面印刷
20,000円 | トレイ(小)
外寸:Φ240mm × 高25mm
内寸:Φ210mm
木地:国産木材、ウレタン塗装
ガラス:2.2mm厚強化材、表面エッチング、裏面印刷
30,000円 | トレイ(中)
外寸:Φ300mm × 高30mm
内寸:Φ266mm
木地:国産木材、ウレタン塗装
ガラス:2.2mm厚強化材、表面エッチング、裏面印刷
50,000円 | トレイ(大)
外寸:Φ370mm × 高35mm
内寸:Φ330mm
木地:国産木材、ウレタン塗装
ガラス:2.2mm厚強化材、表面エッチング、裏面印刷
木曽地域の木材(欅・桜・楢・檜・柿・栃 ほか)を利用したタンブラーです。一つひとつ異なる風合い・見た目をお楽しみください。ワインの品種に合わせた4つの型をご用意。うち2つをお選びいただけます。
ボルドー型
外径:Φ82mm × 高100mm
材質:国産木材、ウレタン塗装
ブルゴーニュ型
外径:Φ92mm × 高94mm
材質:国産木材、ウレタン塗装
万能型
外径:Φ77mm × 高100mm
材質:国産木材、ウレタン塗装
モンラッシュ型
外径:Φ100mm × 高95mm
材質:国産木材、ウレタン塗装
ちょっとした時間に覗ける手軽なドレッサーミラーです。
外寸:Φ180mm × 高50mm
ミラー寸:Φ140mm
木地:国産木材、ウレタン塗装
ガラス:2.2mm厚、外面印刷、内面ミラー仕上げ
時計も入るアクセサリーケースです。フタのガラス越しにディスプレイを楽しめる贅沢な小物入れです。
外寸:Φ100mm × 高65mm
内寸:Φ90mm × 高50mm
木地:国産木材、黒漆拭き仕上げ
ガラス:2.2mm厚強化材、裏面印刷
碧いガラスにほのかに映る影に癒やされるアロマ線香スタンドです。
外寸:Φ100mm × 高140mm
木地:国産木材、漆拭き仕上げ
ガラス:2.2mm厚、裏面印刷
2025年3月中旬 クラウドファンディング開始
2025年5月31日 クラウドファンディング終了
2025年6月頃 E-bike 購入・設置予定
2025年7月頃 返礼「阿寺渓谷会員カード」「aterablueアクセサリー」発送
2025年8月末 返礼「ろミクろ製品」各種発送
皆様からいただいたご支援は、阿寺渓谷および柿其渓谷のアクセス向上を目的としたE-bikeの購入費用に充てさせていただきます。想定より多くのご支援が集まった場合、E-bikeの追加購入や観光振興に資する活動費に活用させていただきます。
なお、本クラウドファンディングはAll or Nothing方式で実施します。目標金額に達しない場合、ご支援金の引き落としおよびリターンの提供は行われません。あらかじめご了承ください。
会社名:阿寺ブルー株式会社
代表取締役:河合毅
所在地:〒399-5503 長野県木曽郡大桑村2452
TEL:0264-25-6691