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文楽をはじめとする伝統芸能を地域の子どもたちに伝えていくため、8月に軽井沢で大規模な文楽の公演を開催予定。公演の成功と継続的な活動に向けて、クラウドファンディングで支援を募ります。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
はじめまして、文楽・伝統芸能振興長野委員会の委員長を務めております広川美愛(ひろかわみまな)と申します。文楽ファン歴15年の私と、地域の学校教育に取り組む副委員長、社会貢献や地域活動に熱心な3名の委員の計5名で、伝統芸能、特に文楽や筝曲などなかなか触れる機会の少ない古典芸能の普及・振興を目指しています。
国立劇場で活躍するプロを小中学校に招いて、文楽鑑賞・体験教室などを行い、子ども達に本物を体感してもらう活動が中心です。また福祉施設等で高齢者の方々に心豊かで文化的なひと時を過ごして頂くよう、慰問公演も行っています。
さらに今年度は、福島県の避難指示が解除されたばかりの飯舘村の中学校や川俣町、南相馬市の小学校でも文楽教室を開催し、被災地での文化的な地域づくりのお手伝いを予定しております。
私自身、中学の国語の授業で近松門左衛門の作品を読み「文楽を観たい」と興味を持ちましたが、地域柄、文楽公演が行われることがなく残念に思った経験があります。特に長野県東信地方は、文楽の地方公演が行われることがほとんどなく、文楽の認知度も大変低い状況です。古典芸能に馴染みの薄い地域に、子どもの頃から本物の伝統芸能に触れてもらいたいと活動しています。
文楽は日本を代表する伝統芸能で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。江戸時代初期に義太夫の演奏(浄瑠璃)と人形が一緒になって成立しました。文楽は太夫・三味線・人形の三業による総合芸術とも言われています。太夫は義太夫節で物語を語り、三味線は太棹三味線で情景や感情を表します。人形は1体を3人が扱い、生身の人間以上に表現。それぞれが専門職で、長い修行を必要とします。
『仮名手本忠臣蔵』などの時代物や近松作品のように、時代を経ても変わらない人間の情や生き様を描いた物語を、伝統の技と美が紡いでいく…文楽の舞台はそんな魅力で溢れています。
文楽は歌舞伎と異なり、世襲制ではなく、大半の技芸員が国立劇場の研修制度を経てプロの道へ進みます。またその修業は長く厳しく、人形遣いの場合、足遣いから始め15年、次に左遣い15年、そしてようやく主遣いになれます。
「好きなことを一生涯努力する」というプロの精神や姿勢、「自分の道を選び、続けていく」という生き方に触れることは、子ども達にとっての刺激となり、キャリア教育にもなると考えています。
学校や福祉施設での活動と同時に、ここ3年ほど一般向けのワークショップも行なってきましたが、いずれの会場でも披露できる演目が限られ、規模も小さく、もちろん舞台装置などはありません。ときにはCDで演じてもらうこともありました。
そうした中で「いつか、本格的な舞台も観てみたい!」という声を子ども達や多くの方からいただき、今回は舞台を設置して、本格的な演目を観ていただく機会を作ることに決めました。あわせて周辺の学校や福祉施設でもワークショップなどを実施予定です。
これまで私たちの活動で文楽の最初の一歩を踏み出した方に、本格的な舞台で演目をご覧頂き、さらに興味を深めてもらえればと願っています。また、今年度からは被災地での文楽教室を予定しているので、私たちの活動を通じて、被災地への応援もして頂ければと思っています。
□ 日時:2018年8月21日(火)18時開演(開場17時30分)
□ 会場:軽井沢大賀ホール(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28-4)
□ 演目:「花競四季寿 万歳」、「日高川入相王」、初心者でも楽しめる太夫・三味線・人形の三業の解説付き
□ 一般販売価格:S席4000円(当日4500円)、A席3000円(当日3500円)
本クラウドファンディングのリターンには、舞台に近いクラウドファンディング限定のお席をご用意しております(詳細下記)
□ 主な出演者:
豊竹睦太夫、豊竹亘太夫、鶴澤清志郎、鶴澤清公、桐竹紋臣、桐竹紋吉、吉田玉翔、吉田玉誉、吉田玉路、吉田簑之、豊松清之助、祝丸
□ 作品のみどころ:
「花競四季寿万歳」
季節をテーマとした舞踊劇。万歳は春にあたり、新年を祝う歌舞。
「日高川入相花王」
安珍清姫の道成寺伝説を取り混ぜた皇位継承物語。
□ 2018年度活動予定:
8月22日 軽井沢町福祉施設「木もれ陽の里」慰問公演、
8月23日 長野県小諸市美南ガ丘小学校、佐久長聖中学校で文楽鑑賞教室とワークショップ
10月1日 軽井沢町東部小学校、中部小学校、西部小学校の3校で文楽ワークショップ
10月2日 長野県佐久市福祉施設福寿園 慰問公演
10月25日 福島県川俣町富田小学校、福島県飯舘村飯舘中学校で文楽教室
10月26日 福島県南相馬市立高平小学校で文楽教室
11月下旬 軽井沢町東部小学校、中部小学校、西部小学校で筝曲実演教室
2018年度の私たちの活動資金の75%は長野県の助成金から捻出しておりますが、残りの25%は自己資金として準備する必要があります。これまでの活動でも地域の企業協賛や個人の寄付を頂き、活動資金に充ててきましたが、2019年度以降は助成対象から外れてしまうため、活動すべての費用を自己調達しなければなりません。
今年度はこうした大きな公演を行うことで、より多くの方々に活動を知って頂き、協力者やサポーターを得たいと思っています。
来年度以降の活動継続を目指していくため、今回は活動紹介と資金調達を同時にできるクラウドファンディングを利用することにしました。集まった資金につきましては、出演料はもちろん、出演者の交通費、宿泊費、人形のレンタル代、舞台装置代などの不足分に充てさせて頂きます。
大きなホールの公演は今年が最後になるかもしれませんが、小規模での学校や福祉施設の活動は末永く続けていく方針です。地域の子どもたちにこれからも伝統芸能の魅力を伝えていくため、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
ご支援いただいた方には、感謝の気持ちを込めてリターン(支援のお返し)をご用意しております。5,000円・10,000円のプランへご支援いただいた方には、8月21日の公演当日にクラウドファンディング限定の座席をご案内いたします。ぜひこの機会に本格的な文楽公演を間近でご覧ください。ご支援・ご来場お待ちしております。
※ リターンに設定されている公演チケットは、同時期より一般販売されるS席・A席チケットとは異なります。
※ 公演はクラウドファンディングの結果に関わらず催行されます。
ご支援への感謝を込めて、サンクスレターをお送りいたします。
※ 発送時期:2018年7月下旬
サンクスレターに加え、8月21日の公演に出演される文楽技芸員のインタビューが掲載された軽井沢の高原誌『軽井沢ヴィネット』をお送りいたします。
・サンクスレター
・文楽技芸員インタビュー掲載誌(『軽井沢ヴィネット』2018年上巻サイン入り)
※ 発送時期:2018年7月下旬
8月21日に軽井沢・大賀ホールで開催される文楽公演のスペシャルシートチケットをお送りいたします。通常購入の場合はお客様による座席指定ができませんが、こちらからご購入の場合、前列4〜6列目のお席をご案内いたします。
・サンクスレター
・8月21日 大賀ホール公演 クラウドファンディング限定スペシャルシート(前列4〜6列目確約)
※ 発送時期:2018年7月下旬
※ チケットは1枚につき1名様のご案内となります。複数名でお越しの方は、お手数ですが枚数分ご支援をお願いいたします。
8月21日に軽井沢・大賀ホールで開催される文楽公演のプレミアムシートチケットをお送りいたします。通常購入の場合はお客様による座席指定ができませんが、こちらからご購入の場合、太夫・三味線にも近い前列中央のお席をご案内いたします。さらに開演前には出演者による指導のもと、人形の操作を体験することができます。
・サンクスレター
・8月21日大賀ホール公演特別席チケット(太夫・三味線に近い前列中央3列目まで確約)
・開演前に人形体験、出演者全員との記念撮影
※ 発送時期:2018年7月下旬
※ チケットは1枚につき1名様のご案内となります。複数名でお越しの方は、お手数ですが枚数分ご支援をお願いいたします。
□ 30,000円 | 文楽公演スポンサープラン
本公演にご協賛いただける個人・法人様を募集しております。
・サンクスレター
・スポンサー名の掲載
①プログラムに掲載
②8月21日 公演当日の会場で掲示
③ホームページ・軽井沢新聞12月号にてお礼広告に社名ロゴの掲載
※ 周知規模について:大賀ホールへの来場者数 約500名、学校等公演の参加者 約550名
※ 発送時期:2018年7月下旬
※ 掲載名などにつきましては追ってご連絡いたします。掲載についてご不明な点はお問い合わせください。