このプロジェクトの三本柱の1つ デフパペットシアターひとみ について、今回はご紹介します。
この劇団は1980年に生まれました。劇団名にある「デフ」はdeafと綴って耳が聞こえないを意味するそうです。パペットは皆さんご存じの通りあやつり人形。
そこから想像がつくとおり、耳が聞こえない方(ろう者)が関わっている人形劇団。
実際、劇団員の半分の方がろう者なんだそうです。
ろう者と聴者(耳が聞こえる方)が一緒になって活動していらっしゃいます。
この劇団が目指しているものは3つ
1.障害の有無に関わらず楽しめる人形劇を創ること
2.ろう者と聴者の感性を活かして、新しい人形劇の表現に挑戦すること
3.大人も楽しめる人形劇を創ること
障害の有無にかかわらず楽しめる..って事は、当然、耳が聞こえない方にも楽しんで頂ける工夫が施されているということです。視覚だったり、場合によっては振動だったり。
見た目も実にユニーク。私も最初「人形劇団?」って聞いて、上から糸で操るのとか、下から棒で操るのとか想像しましたが、全然違いました。
今回は、北野文芸座にてこのデフパペットシアターひとみの「森と夜と世界の果てへの旅」を上演します。
人形の見た目がユニークなだけではなく、障がいがある方も楽しめる工夫ももちろんあって、例えばその1つがこれ。
演者さんの身体に文字が映し出されているのがおわかりですか?
こんな工夫も随所に施されているようですよ。
そして、今回はこの劇をご覧下さった方だけにスペシャルな企画も用意されています。
上演が終わったら、劇団員の皆さまによるミニ講演会があるんです。
耳が聞こえる方と聞こえない方、どうやって一緒に1つのものを作りあげていくのか..そんな話が聞けちゃいます。
チケット代金は、中学生以上1800円 子ども(三歳~小学生)1000円を予定しています。近日発売予定!
発売の準備ができ次第、また改めてここで告知しますね。
デフパペットシアターひとみ公式サイト
http://deaf.puppet.or.jp/index.html
森と夜と世界への果てへの旅PR動画
https://youtu.be/PK9mlUqa_L4