たくさんのご支援、そして温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。
皆さまからいただくコメントや応援のひとつひとつが、私たち開発チームの大きな励みになっています。
今回は、Noend Drink Atelier(ノーエンド ドリンク アトリエ)の大きな特徴のひとつである、「製氷機能」について、開発者の視点からお話ししたいと思います。
「ウォーターサーバーに、氷まで必要?」
開発中、私たち自身も何度もこの問いについて考えました。
一般的なウォーターサーバーであれば、冷たい水とお湯が出れば十分かもしれません。
でも、私たちがつくりたかったのは、単に「水を出すための家電」ではありませんでした。
コーヒーを淹れる。
お茶を楽しむ。
冷たいドリンクをつくる。
グラスに氷を入れて、お気に入りの一杯を楽しむ。
暮らしの中の「飲む時間」を考えていくと、
氷もまた、その体験をつくる大切な一部なのではないか。
そう考えたことから、Noend Drink Atelierの製氷機能の開発が始まりました。
冷たい水と、「氷のある一杯」は少し違う。
アイスコーヒーやアイスティー、ジュースなど、私たちの暮らしの中には、氷を使うシーンが意外とたくさんあります。
もちろん、冷水だけでも冷たい飲み物は楽しめます。
でも、お気に入りのグラスに氷を入れて飲む一杯には、また少し違った楽しさがあります。
だからDrink Atelierでは、製氷を単なる「付加機能」ではなく、
“飲む時間そのものを楽しむ”ための機能として考えています。
水道水を入れる。
浄水する。
そして、その水から氷までつくる。
ウォーターサーバーの前で一杯が完成することで、冷凍庫から氷を用意する小さな手間も減らしたい。
毎日使うものだからこそ、そんな小さな便利さも大切にしました。
「早く欲しい」と「きれいな氷が欲しい」。
製氷機能を開発する中で、もうひとつ気づいたことがあります。
氷に求めるものは、いつも同じではない。
暑い日にすぐ冷たいドリンクをつくりたいときは、できるだけ早く氷が欲しい。
一方で、休日にゆっくりコーヒーやお気に入りのドリンクを楽しむなら、見た目にもこだわりたい。
そこでNoend Drink Atelierでは、
「スピード製氷」と「透明氷」の2つのモードを搭載しました。
スピード製氷は、最短約8分。
透明氷モードは、約12分を目安に製氷します。
用途や気分に合わせて、2種類の氷を使い分けられるようにしました。
家庭で水をそのまま凍らせると、氷の中心が白く濁ることがあります。
Drink Atelierでは製氷方法を工夫することで、スピード製氷とは別に、より透明感のある氷を楽しめるモードを設けています。
グラスに入れたときの見た目まで含めて、一杯を楽しんでほしい。
これも、私たちが製氷機能で大切にしたポイントです。
約500g。日常で使いやすい量を。
製氷量についても、単純に「多ければいい」とは考えませんでした。
本体サイズ、製氷時間、日常で使う量とのバランスを考え、
氷の貯蔵容量は約500g、目安として約70〜80個。
満氷までの目安は、
スピード製氷:約80〜100分
透明氷モード:約120〜150分
としています。
必要なときに少しずつ氷をつくりながら、日常のさまざまなシーンで使いやすい設計を目指しました。
実は、製氷機能を入れるほど開発は複雑になります。
製氷機能を搭載すると、製氷機構だけでなく、冷却機構や内部スペース、動作音、給水経路、衛生性、メンテナンス性など、考えなければならないことが一気に増えます。
本体サイズにも大きく影響します。
正直に言えば、
製氷機能をなくした方が、製品をつくること自体は簡単です。
それでも残した理由は、私たちがDrink Atelierを、ただのウォーターサーバーで終わらせたくなかったからです。
「水を飲む」から、「今日は何を飲もう?」へ。
浄水する。
冷やす。
温める。
氷をつくる。
コーヒーを淹れる。
そして、専用アクセサリーで水素水をつくる。
一つの水から、その日の気分に合わせたさまざまな一杯が生まれていく。
それが、私たちがDrink Atelier=「飲み物をつくるアトリエ」という名前に込めた想いです。
製品ページでは、
「最短約8分で製氷」
という一言で表現される機能かもしれません。
でも、その一言の裏側には、
「本当に製氷機能は必要なのか」
「どれくらいの速さが必要なのか」
「どれくらいの量なら日常で使いやすいのか」
「透明感のある氷も楽しめるようにするべきか」
そんな議論と試行錯誤を重ねてきた開発の時間があります。
機能を増やすためではなく、毎日の「飲む時間」を少し豊かにするために。
それが、Noend Drink Atelierの製氷機能に込めた私たちのこだわりです。
次回は「コーヒーモード」について。
次回の活動レポートでは、
「ウォーターサーバーなのに、なぜコーヒードリップまで?」
をテーマにお届けします。
ただお湯を出すだけではなく、約93℃の抽出温度、少量ずつの注湯、蒸らし、円を描くようなドリップ動作まで。
Noend Drink Atelierが「ハンドドリップをイメージした一杯」にこだわった理由と、その開発の裏側をご紹介します。
これからも活動レポートを通して、製品ページだけでは伝えきれない開発の裏側や、私たちのこだわりをお届けしてまいります。
引き続き、Noend Drink Atelierを一緒に見守っていただけましたら嬉しいです。
今後ともご支援・応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。