世界の中の日本文学に光を当てる――
文芸誌『jem』日本文学の海外受容・翻訳の状況を大特集した号を刊行したい!

プロジェクト残り2日間、発起人からみなさまへお伝えしたいこと

発起人の木村です。とうとうこのプロジェクトも残り2日間となりましたが、どうか下段までお読みくださると幸いです。

まずは吉報。表紙絵・デザインを手がけてくださるYOUCHANさんから、2号のためのラフスケッチが届きました!裏表紙と合わせて一枚絵になった、「日本語文学の普及と、海外に眠る煌めく原石の発見のための文芸誌」という弊誌のコンセプトを表現してくださる素敵な(そして仕掛けのある!)カラーイラストが完成間近です。こちらでご紹介させていただきます。
 

 

リターンのひとつ、翻訳家・詩人などさまざまな書き手の方に「言葉についての発見」をテーマに書き下ろしてもらった「私のことのは散策記」ですが、すでにタイトルが決まっているもののみ、ご紹介いたします。
 

綾女欣伸「ゆめをゆめる」
アレクサンドラ・プリマック「遊戯空間としての第二言語」
荒木駿「良い韓国人も悪い韓国人も」
太田りべか「二人称単数」
小笠原鳥類「電気ウナギ」
大島豊「ケルト」
小原奈実「むらと」
ラナ・セイフ「エーシュ」
 

どの原稿も、特典としての頒布のみとなるのがもったいないくらいに高密度の散文です。インドネシア語、アラビア語、韓国語など、外国語や言語学に関心のある方、日常にひそむコトバの不可思議に魅惑されたことのある方は、きっとお楽しみいただけるものと確信しています。なお、高額帯のリターンとはなりますが、寄稿権にはまだあとひとつ枠が残っております。

このGREEN FUNDINGでは一度申し込んだ支援を変更することが可能です。たとえば「紙書籍1冊を選択したが『私のことのは散策記』つきのプランに変更する」など。9/7のクラウドファンディング終了までにご希望される方は、サイト上で右上の丸いアイコンから「支援したプロジェクト」をご覧ください(詳しくはFAQを参照)。

このクラウドファンディングも今週日曜の22:00までですが、こちらをご覧の方にご相談させていただきたいことがあります。

9/1の活動報告で書いた経緯で、特集で扱う語圏、雑誌の内容が変更になりました。YOUCHANさんにも急きょ新しいバナーを作成いただきましたが、最新の情報を反映していないSNSのいわゆる「固定ポスト」(トップに表示される投稿)も、変更せざるを得ませんでした。正確な情報を広めるために編集部として当然の対応ですが、たとえばXで9万8000以上のインプレッションを集めたポストを解除してまた一から積み上げようとしているため、ラストの週末で苦戦を強いられています。

もしお時間がありましたら、そしてアカウントをお持ちでしたら、ご無理のない範囲で以下の投稿をこの週末、リポスト・拡散いただけると助かります。終了時まで固定ポストにする予定です(instagramはアカウントのみ記します)。

(Bluesky)
https://bsky.app/profile/natsuhiko-kimura.bsky.social/post/3lxvzve2bok2b
(X)
https://x.com/Natsuhiko_km/status/1963131613447164025
(instagram)
https://www.instagram.com/jemzinesite/

また、みなさまのお近くに、本プロジェクトに関心を持っていただけそうな方がいれば、これも無理のない範囲で紹介をしていただければ幸いです。

7/11にこのプロジェクトを開始して二か月あまり、弱気になったこと、自分を責めるような気持ちになったことは一度や二度ではありません(このごく短い活動報告を書くのにも1時間以上かかってしまっています)。それでも、この一冊を世に問うことに意味があるという信念だけは一度も揺らぎませんでした。残り2日間、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2025/09/05 21:34