クラウドファンディングの主宰者であり、『クラクショN』編集人の河西です。
このたび『クラクショN』を無事発行することができ、紙版をお届けするみなさまには、昨日(12/24)発送いたしました。
発送業者の都合により土日のお届けはありませんので、早ければ今日か明日、遅くなる場合は週明けのお届けになると思います。
もし来週半ばになっても届かない場合は、ご一報ください。
デジタル版については、本日クラウドファンディングのメッセージより、ダウンロードのリンクおよびダウンロード方法をお送りしました。
本日より読んでいただけますので、ぜひご覧ください。
クラウドファンディングにより、このプロジェクトがスタートして約8ヶ月を経て、
このたび『クラクション』発行の運びとなりました。みなさまのご支援、ご協力のおかげで、こうして『クラクション』2号目を発行できることを、心より感謝申し上げます。
「片岡義男作品の魅力を伝えたい」という思いでスタートした今回の『クラクション』。
なにより、このプロジェクトを許可してくださった片岡義男さんに御礼申し上げます。
そして、素晴らしい写真を残してくださった故・大谷 勲さん、快く協力してくださった
三好礼子さんをはじめ、多くの方々にご協力を賜りました。
この本を制作するなかで、片岡義男さんの作品が、いかに私たちファンに強く、深く影響を与えているかということを、あらためて感じました。
同時に、その幅広さ、奥深さ、魅力を伝えることの難しさも実感しました。
よって、必ずしもすべてのみなさまのご期待に添えないかもしれません。
編集者の力不足をお許しいただければ幸いです。
雑誌のタイトル通り、この本が片岡義男の世界を懐かしく思い出すだけでなく、読んでくださったみなさんの心に響く「クラクション」を鳴らすことを願い、制作いたしました。
この本の発行部数は3000冊です。今後はクラウドファンディング支援者以外の方にも手にとって読んでいただけるよう、富士山マガジンサービスおよび協力書店を通じて販売されます。
1冊1冊が、本当にこの本を「読みたい」と思ってくださる方々に届くことを願っています。
そして、この『クラクション』が10年、20年と、みなさまの書棚に並ぶよう祈ります。
もし将来、ご事情で手放されるときには、どなたかにお渡しいただけるとうれしいです。
片岡義男作品の魅力を語り継ぐため、“紙の本”を大切にして残していきたい、というのが、
勝手ながら、作り手としての想いなのです。
また次の『クラクション』を鳴らせる日が来ることを願って。
2025年12月
『クラクション』編集人 河西啓介