3Dサラウンドの常識を覆す。目の前に1台置くだけの立体音響スピーカー。
高額帯マルチスピーカーを遥かに凌駕する。
鹿島建設が本気で挑む、唯一無二の音世界。OPSODIS®技術搭載「OPSODIS 1」

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鹿島建設は数多くの著名な音楽ホールの設計と建設に携わってきました。

音響建築で培ってきた立体音響技術をプロダクトへ落とし込むことを目指し、このプロジェクトは始まりました。OPSODIS 1は、鹿島建設ならではの唯一無二のプロダクトです。


人間の耳は、音の聞こえる方向や距離、広がりといった空間情報を受けとることができます。例えば方向は、左右の耳の到達時間のわずかな違いを感知し、音の鳴る方向を感じています。

つまり音を立体的に表現するには、人間の左右の耳に届けたい波を左右独立してコントロールする必要があり、それを実現したのがOPSODISです。まるでヘッドホンのように音が混ざりません。すなわち、高額帯マルチスピーカーのように部屋に複数のスピーカーを配置する必要はありません。

OPSODIS1には以下のような驚くべき特徴があります。

この音の世界を作り上げるため、OPSODIS技術(Optimal Source Distribution(最適音源配置))が用いられています。

立体音響技術「OPSODIS®」は、音楽ホールなどの建築音響分野で豊富な実績を持つ鹿島技術研究所と音響技術分野で著名な英国サウサンプトン大学・音響振動研究所が共同開発した立体音響再生技術です。

ヘッドホンのような没入感、スピーカーによる臨場感は、これらのOPSODIS技術によって成り立っています。

リスナーの正面に「高音部」、その両側に「中音部」、更にその外側に「低音部」を配置しています。全周波数にわたり音質を制御することが可能となり、「最適音源配置」といわれる所以となります。

左耳、右耳へ届く音を完全にコントロールするため、シンプルで効率的なクロストークキャンセル法を採用しています。

無響室で測定したデータを元に、スピーカーからリスナーの両耳に届くまでの伝達特性を制御し、全方位の音を再現しています。

OPSODIS Limitedが20年間蓄積してきた膨大かつ精密なデータから、スピーカーから人の耳に届く頭部伝達関数を使用し、様々な音響コンテンツに幅広く対応します。

OPSODIS1は高性能浮動少数点DSPによるチャンネルデバイダー、各帯域専用のアンプを搭載することにより、高精度な帯域分割を可能とし、スピーカーユニットの性能を最大限に引き出します。また、全段デジタル信号処理のため、信号劣化が起きません。

製品両サイドに低音用2パッシブラジエーター搭載し、コンパクトながら高精細でパワフルな音質を実現しています。

映画、クラシック・ライブ鑑賞、そしてゲームといった日常の音に関する体験が、まさに次元を超えて向上します。


アクション映画では銃声や爆発音が前後左右から響き、ホラー映画では、背後からの不気味な音を鮮明に感じ、緊張感が高まります。各種サブスクリプションサービスで映画を視聴する場合も、家庭のリビングルームがまるで映画館のような臨場感溢れる空間に変わります。

ステレオ再生では感じ取れない音の広がりや深さ、アーティストが意図した音場がリアルに再現されます。また昨今増えているライブの配信なども、まるでその会場にいるような没入感を味わうことができます。

普段聴いているストリーミングサービスでお気に入りのプレイリストを再生する際も、音楽の細部までクリアに届き、リスニング体験が格段に向上します。

ゲーム内の環境音や敵の動きがリアルに感じられ、究極のバーチャル体験が実現されます。

FPSでは、敵の足音や銃声の位置を正確に把握でききます。RPGでは、広大な世界の音響環境がリアルに再現され、探索する楽しさが倍増し、ゲームの世界に完全に没入することができます。

 

OPSODIS1は、多様な接続方法を提供し、ユーザーが様々なデバイスと簡単に接続できるように設計されています。

ユーザーのニーズや使用環境に応じて最適な音響体験を提供します。

コロナ禍を経て、映画、音楽を中心にサブスクリプションサービスの加入者は増加し、パーソナルな時間や空間が増えました。そうしたエンターテイメントをOPSODISでより楽しく、充実したものにしてもらうためにデスクトップでも設置可能な横幅38.2センチのコンパクトなサイズを実現しました。

またOPSODI1は究極に洗練されたデザインを誇ります。長い間使って頂きたいという想いから、流行を追わず『Timeless』をテーマにシンプルで飽きがこないデザインを目指しました。外観と音質に大きく関わる筐体は5mm厚のアルミ押し出し材を使用し、高い剛性による高音質の再生も実現します。

ミニマリズムを追求したインターフェースも特徴です。操作パネルやボタン類は、ミニマリズムを追求したシンプルなデザインです。5つのボタンしか配置していないので、暗所でも直感的に操作することが可能です。

立体音響理論「Optimal Source Distribution(最適音源配置)」から命名されています

OPSODIS技術の最初の発明は1996年に遡ります。鹿島技術研究所の研究者がOPSODIS理論を考案したのち、サウサンプトン大学のネルソン教授と共に技術を洗練させ、日米欧で特許として登録されました。

このOPSODIS技術は、スピーカー製品への搭載だけではなく、テレビ放送会社にも浸透しています。イタリア国営放送局と実験的にOPSODIS技術を用いたモノラル音源の立体化を行い、IBC2023(International Broadcasting Convention)にて紹介されました。

同じくIBC2023において日本の放送局ブースでも立体音響のデモ用スピーカーとしてOPSODIS搭載スピーカーが活用され、8K映像・22.2ch音響の普及を目指す事にもOPSODIS技術は貢献しています。

 

鹿島で長年にわたり音響技術の研究と開発を行ってきた専門家たちで構成されています。音響工学、建築音響、振動制御などの分野で深い知識と経験を持っています。著名な音楽ホールや劇場の音響設計に携わった経験を活かしてOPSODIS1の開発に取り組みました。

初代のOPSODIS製品開発からOPSODIS技術の現在の進化に携わってきた音響エンジニアのスペシャリストチームがOPSODIS 1の製品設計開発を行いました。高い立体の再現性はもちろん、ベースとなる高音質なスピーカーを開発しました。

鹿島のインハウスデザイナーと外部のインダストリアルデザイナーで構成されています。美しさと機能性を両立させるために、素材選びから形状設計、ユーザーインターフェースまで細部にわたり工夫を凝らしました。

複数のプロトタイプが作成され、音響性能やデザインの評価が行われました。ユーザーへの試聴テストや外部の音響専門家による試聴結果のフィードバックを収集しました。これにより、最終の製品の音響性能の向上につながっております。

開発中の製品につき、デザインや製品仕様が一部変更になる可能性があります。
ご支援の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。
当プロジェクト終了後、為替相場やご支援状況、量産体制の見直しにより、一般販売価格が販売予定価格から変更される場合があります。

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