【日常生活にアートを】柴崎春通さん×創業77年の画材メーカー・ぺんてるが挑む、大人が描く自由を取り戻すための「アートクレヨン・プロジェクト」

【リターン追加】「柴崎先生のジクレー版画」その魅力を制作現場からお届け!

みなさん、こんにちは。
アートクレヨン・プロジェクトにご支援、ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

これまでに、アートクレヨン・プロジェクトはのべ1300人以上の方から、800万円以上にのぼるご支援をいただいております。
みなさんのアートクレヨンへの期待の大きさを改めて実感し、プロジェクトメンバー一同、たいへん光栄に存じております!

 

そんなご期待にお応えするべく、このたび新しいリターンとして「柴崎先生のジクレー版画(アーカイバル®️)+アートクレヨン」セットプランをご用意しました!

 

■各30点限定!柴崎先生のジクレー版画

“柴崎先生の作品の感動を、まるで原画が目の前にあるかのように、リアルに体感していただきたい──”

そんな想いからご用意した、こちらのプラン。

柴崎春通先生がアートクレヨンで描いた作品のジクレー版画(アーカイバル®️)1点と、アートクレヨン1個、柴崎先生のハウツー動画の特別なセットです。

作品は、以下の2点からお選びいただけます。(各30点限定)

 

 
『ハーモニー』

 

 
『まなざし』

作品サイズ:F4(333×242mm)
※額装してお届けします。アートクレヨンとは別送となる可能性があります。

 

『ハーモニー』は、こちらの制作風景動画でご存じの方も多いかもしれませんね。

いずれも、わずか8色のアートクレヨンから生み出されたとは驚くばかりの、奥行きのある豊かな表現の世界を存分に味わえる作品です。

柴崎先生のアートとともに暮らしながら、あなたもアートクレヨンで「描く」を始めてみませんか?

 


■ジクレー版画とは?その制作現場をレポート!

「気になるけど、ジクレー版画ってどんなもの?」

そんな疑問をお持ちの方のために、今回、この版画を手がけた「版画工房アーティー」さんにお話を伺ってきました!

 

 

そもそも、ジクレー版画のジクレーとは、フランス語で“吹き付ける”の意味。一般的な版画とちがい、ジクレー版画には物理的な版がなく、デジタル作品のデータ、あるいは現物の絵などをスキャンしたデジタルデータを基に、特殊な専用プリンタでインクを吹き付けてプリントしていくものです。

 

そんなジクレー版画業界の中でも、自らの手がける作品を“アーカイバル®️”と呼び、単なる原画の複製にとどまらず、作家とともによりよい表現を追求して、単独でアートとして成り立つ新しい作品づくりに挑んでいるというアーティーさん。

今回、柴崎先生のアーカイバル®を制作するにあたり、作品のどこに注目し、どんなところにこだわったのでしょうか?

お話を伺うと…

 

「原画を拝見した時に、通常のクレヨン画よりもなめらかな質感と厚みのある筆致を感じて、アートクレヨンの表現力に驚かされました。そして何より柴崎先生の絵の表現力ですよね。8色だけなのに、色を混ぜたり重ねることで繊細な階層が生まれていて、明るい色にも暗い色にも豊かなグラデーションがある。遠くからは黒に見えてもよく見るとブルーやグリーンが入っていたり、肌の色や少女を照らす光までもがクレヨン画でこれほど表現されているんだと本当に驚いて。この鮮やかさを伝えるため、制作のポイントは“色調整だ”と最初から思いました」

ツヤがあり色鮮やかなアートクレヨンの豊かな表現力は、光の角度によって見え方が変わるため、その再現が難しかったのだそう。

「柴崎先生の原画でもっとも発色のよい角度を探って、一番美しいと感じた角度の色調、光の加減を再現することに決めました。実際に原画の前に立って感じる柴崎先生の表現の魅力を、アーカイバル®️を手にする方にも感じていただけるように、スキャンの方法から、色調整まで慎重に進めました」

左が原画をスキャニングした色調整前のもの。右はスキャンをもとに原画を忠実に再現したアーカイバル®️。
調整を重ねてできあがったアーカイバル®️は、人物の存在感が際立って、柴崎先生の原画に宿るのと同じ光が感じられます。
柴崎先生ご本人も納得の仕上がりです!

 

素材にもこだわり、漂白剤不使用で自然なホワイトが特徴のコットン100%の版画用紙を使用。パルプが含まれていないため黄変が起きにくく、約100年の長期保存が可能といわれているそうです。

納品前には、小さな傷や色抜けもくまなく検品。
カッティングは手作業で、一枚一枚ていねいに仕上げています。

こうして完成したアーカイバル®️に、柴崎先生の直筆サインとナンバーを入れ、額装してみなさんのお手元にお届けします!

 

原画に新たな息吹を吹き込み、新たなアート作品として生み出されたアーカイバル®️。
今回の柴崎先生の作品を実際に手に取った方には、きっとその魅力をありありと感じていただけることでしょう。

その豊かな表現世界を、ぜひご自身の目で味わってみてください!


ということで、今回はジクレー版画制作の現場からお届けしました。

レポートのフルver.は、ぺんてるコーポレートサイトに掲載しています。
版画の可能性を追求する表現法の事例や、アートへの想いなど、ご興味を持たれた方はぜひご覧ください!
 


原画をもとに、新しいアートを生み出す!版画の概念を変える版画工房アーティーの挑戦


アートクレヨン・プロジェクトは、引き続きご支援を受付中です。
すでにご支援いただきました方々も、ぜひSNSなどを通じて、本プロジェクトの情報をご共有いただけましたら嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

2023/12/20 17:09