【420年の伝統の先へ】
上野焼 庚申窯 三代目 髙鶴裕太が作る新たな陶器ブランド「墨と雪」
日本文化独特な配色である、墨色と雪色の鮮やかな色彩をお楽しみください

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”上野焼の伝統と現代らしいミニマルの調和、あなたに届けます”

 

墨色と雪色の調和があなたの生活を彩る

初めまして、本プロジェクトを推進しております「チーム墨と雪」と申します。

当サイトをご覧頂き誠にありがとうございます。

「墨と雪」というブランドを立ち上げて、1年半が経過しました。古き友である、作陶家の髙鶴裕太氏を訪ね、彼の作品の魅力や作陶と向き合う姿勢、人柄に改めて魅了され、「墨と雪」を提案しました。作成にあたり、墨色と雪色の釉薬作成は困難を極め、半年間の試行錯誤を経て満足できる色合いに辿り着き、商品化する事ができました。

                                            
この陶器は「育てる器」です。

是非暮らしの中で一緒に時を過ごしていただきながら、一点ものの器の色合や経年変化を楽しんで頂けますと幸いです。

この機会に、あなたとの暮らしのパートナーに加えてみてはいかがでしょうか。

 

2023年には、「テーブルウェア・フェスティバル」に出展し、その知名度は少しずつですが広がりを見せ、TV全国放送でも取り上げていただける事も増えてまいりました。

 

今回クラウドファンディングに挑戦する目的

  1. あがの焼の新たなコンセプトである「墨と雪」を皆さまに知っていただきたい
  2. 応援頂いた皆さまとのご縁を今後も大切にしていきたい
  3. 新たな商品作りに着手する為の資金としたい

このような思いで挑戦しています。もし宜しかったら、皆さまの生活に「墨と雪」を取り入れて頂けますと幸いです。

 

墨と雪 

 

コンセプト

1、流れていること

2、墨色と雪色であること

3、手作りであること

4、地元の素材で作られること

5、調和していること

 

墨色と雪色という皮膚感覚でわかりやすい色の対比関係から、墨と雪は正反対の二つを表す慣用句です。

墨色、雪色をプロダクトのカラーとして使いながら、その対照的な2つの色がうつわの中でとけあい、調和することを個人的な目標としています。一つの器に全く違う表現を同居させるというのは、日本の陶芸ではごく当たり前のこととして作られてきました。

また日本の文化はそのような焼き物を違和感なく日常の中に受け入れてきた歴史があり、全く異なるものを平気で同列してしまえるというのは日本人の大変ユニークな民族性だと思いますし、多様性に対する自然な態度ではないでしょうか。

そのようなミックス精神を大げさなものではなく、日常で使ううつわで表現したいと思い、使いやすさ、美しさ、なめらかさを皮膚で感じられる「墨と雪」を目指しています。


作陶家 上野焼 庚申窯 三代目 髙鶴裕太

田川郡福智町出身

横浜国立大学経済学部卒

大学卒業後すぐに実家の庚申窯(こうしんがま) で作陶開始。

庚申窯が自由にやっていいというスタイルだったので独学に近い形で焼き物作りを学ぶ。

レストランやホテルなどからのオーダー制作を主に受けつつ、上野焼(あがのやき)の枠を 広げられるような焼き物作りを心がけている。

 

 

The Ritz-Carlton, Fukuoka

2023年6月に福岡市大名に開業したThe Ritz-Carlton, Fukuoka

室内装飾として壁面のオブジェと壁掛けの花器も髙鶴裕太作品

お泊まりになる機会がありましたら、チェックしてみてください。

 

グルメ雑誌

名だたるレストランやバーからのオーダーがあり、コラボレーションの特集として雑誌に特集が組まれました。

今回の作品は、髙鶴裕太作品の中でも特に反響が大きい作品を「墨と雪」バージョンにアレンジした商品をご用意しました。

先行限定でリターン品として出品いたします。


商品の紹介

スニフター(ウイスキーグラス)

直径  7cm 最大径  9cm 高さ  11cm

ウイスキーやワインを注いでいただいても、ポタージュやプリン、スフレの器として使っていただくなど食卓のアクセントとなる器です。

 

 

サーブプレート

直径 30cm 高さ 11cm

プレートをお使い頂く時に、持ち上げにくいと感じられた事はございませんか。

サーブプレートは、器の一部の形状を工夫することにより、料理が映えるディテールと持ち運びやすさを兼ね備えた器です。

 

 

マッド・ハンド

直径 14.5cm 高さ 23cm

器を乗せたり、アクセサリーを掛けたりと用途は様々!お部屋のオブジェとしてもいかがでしょうか。

 


上野焼

歴史は1602年にさかのぼります。茶道の礎を築いた千利休から教えを受けた豊前小倉藩初代藩主・細川忠興と、李朝の陶工・尊楷の出会いから生まれた焼き物だけに、大きな特徴は茶会に用いる「茶陶」をルーツに持つことです。

また、開窯当初から、藩主が使うための特別な器を作っていたという、伝統と誇りも持ち合わせています。現在も、約400年の歴史に裏打ちされた品の良さ、格調高さを感じさせる器が次々と生み出されています。上野焼には、“質素で静かなもの”を意味する茶道の精神「侘び寂び」が色濃く反映されています。目立ちすぎず、それでいてどこか存在感はある。それが上野焼の一番の魅力です。

茶陶をルーツに持つため、一般的に薄作りで、軽いことが特徴にあげられますが、現代注目されているのが、たくさんの種類の釉薬を用いることで生まれる多彩さです。それはまさに、伝統は大切にしながら、さまざまな器作りに励んできた先人たちの努力と工夫。江戸時代から明治時代に変わり、藩制度がなくなった際、藩に守られていたことが逆に災いし、一度は途絶えかけた上野焼。

そんな苦難を乗り越えてきただけに、現状に妥協せず、時代と向き合い、進化を続けてきているのは現在の上野焼の強みです。代名詞ともいえる、銅由来の緑が印象的な釉薬を流れるようにかけた「緑青流し」など、表現の仕方は20種以上。多彩ながら、どこか趣がある器に長い歴史を感じられる陶器です。

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