歩いて日本を一周しながら“Jリーグホームタウンを一筆書きで繋ぐ旅”を本にします。タイトルは『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』。

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Jリーグには価値がある!!

 

こんな単純なことが、世間にはなかなか伝わりません。

 

Jリーグのことを書き続けて10年。

3回のW杯を経ても、世間におけるJリーグの認知度は十分ではありません。

どうにかしたいけど、Jリーグの文章はJリーグファンしかなかなか読んでくれません。

W杯で認知度があがっても一瞬のブームに終わるし、肝心の選手は海外クラブに所属していることがほとんどです。

もう、手詰まりかもしれない——。

そんなことを考えていました。

しかし、ある日、閃きました。

 

・世間の注目を集めるには「何か目立つこと」をする必要がある。

・多くの人が関心をもってくれて、読もうと思ってくれるテーマとは……

・健康、ウォーキング、国内旅というキーワードで書けばいいのではないか!!

・どうせやるなら、日本を歩いて一周すれば話題になるのではないか!!

・歩きながらJリーグの価値を再確認しつつ、それを綴っていこう!!

 

 

全国47都道府県、60以上のサッカークラブのホームタウンを巡る旅がはじまる——。

想定される総移動距離は1万キロ以上!

歩数にすると1500万歩?!

東京から千葉、茨城、福島、宮城、岩手、青森、北海道!

札幌で折り返して、青森、秋田、山形、新潟、長野、松本、富山、金沢、福井!

滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、鳥取、島根、広島、山口!

福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、沖縄、宮崎、大分、愛媛、高知、徳島、讃岐、大阪、和歌山、三重、岐阜、愛知、静岡、神奈川、東京、山梨、群馬、栃木!!

さいたま!\(^o^)/
 

もちろん、一冊では収まりません。
今回の本は「東京、千葉、茨城(鹿島)」を対象としています。

この企画を成立させ、継続させていくためにも是非先行販売でのご購入をご検討ください。

様々な特典がつきますが、ご購入者だけに「書籍の制作状況を逐一報告メール」をお送りします。

本が出来ていく過程がリアルタイムで感じられるので、本ができたときには制作者と同じように喜んでいただくことができるのではないかと考えています!!

 

 

◉ストーリー


どういう企画なのかをご理解いただくために、本作前書きより抜粋をします。

この原稿は、あくまでも初稿なので、発売時には変更される可能性があります。

 


もう駄目だ。
このままでは、もう、おしまいだ。
身体は太り、お金はなく、仕事もうまくいかない。そして、そんな状況を打破する気力もない。

そんな悩みを抱えながら、江戸川区が誇る散歩スポットである新川沿いの道を歩いていた時であった。1羽のドバトと目が合った。
 

「やあ、悩んでいるみたいだね」

ああ、ついに焼きが回ってきた。ドバトに話しかけられてしまった。こういうことは今まで何度かあった。心底困っているときは、鳥しか目に入らなくなり、鳥のほうもこちらを同類と認識するらしく、話しかけてくるようになるのだ。
 

「こんなこと私が言うべきではないかもしれないけど、Jリーグなんかもう諦めたらいいじゃないか。Jリーグが人気コンテンツになる可能性はもうないんだよ。スポーツがやりたかったら、大谷翔平選手のことを書くとか、サッカーでいうならプレミアリーグで活躍している三笘薫選手のことを書くとかするほうがいいよ」

(中略 ドバトの発言を受けて「ぐぬぬぬ……」となっていくパート。以下同様に省略)

「私が説明しなくてもわかっているだろう。ワールドカップが盛り上がっても、代表選手がいるのはみんな海外のクラブだ。代表選手の中には「Jリーグみたいなサッカーになってしまった」と、悪い例として挙げた選手もいるくらいだ。もちろん、Jリーグの選手たちは精一杯がんばっていると思うけど、海外サッカーのほうがレベルが高く、資金力も豊富なんだ」

(中略)

「三笘薫、久保建英、長谷部誠、吉田麻也、堂安律、遠藤航、伊東純也、冨安健洋、鎌田大地、田中碧、前田大然、上田綺世、守田英正、板倉滉、原口元気、浅野拓磨」

(中略)

「Jリーグでプレーしているのは知らない選手ばっかり」

(中略)

「クラブの数も多すぎると思うんだ」

(中略)

「Jリーグは方向性を間違えたと思う。地域密着という理念は良さそうに見えたけど、経済規模が小さな地域にクラブができていくことで、段々と薄まったものになってしまった。日本は小さな国なんだ。だから、野球みたいに12チームくらいで良かったんだよ。東京や名古屋、広島なんかの大都市のチームだけにして、給与水準を上げていく。そうすれば、良い選手も獲得できるし、話題性のある華やかなリーグになったことだろう。もう今更引き返せないと思うけど、今からだってそうするべきだと思うよ」

(中略)

「いわき、今治、八戸、沼津、鳥取、群馬、甲府、長野、松本、山口、町田、熊本、鹿児島、長崎、水戸、宮崎、沖縄。こんな地方都市にあるサッカークラブを抱えていたって世界と戦えるわけがないだろう。地方クラブの雄と言われた鹿島アントラーズだって、東京に移転したほうがずっと経済的に楽ができるはずだよ。みんなわかっている。だけど、地域密着という言葉が呪いになって、動けなくなっているんだ。」

(中略)

「鹿島なんて東京から2時間もかかるし、帰り道は大渋滞だ。水戸からも、千葉の中心からも遠い。東側は広大な太平洋で、嫌がらせみたいに大きな湖に囲まれている。確かにJリーグ草創期はすごい成果を出したクラブだと思うよ。だけど、伝統のあるクラブだからこそ、そんなアクセスの悪いところに固執しないで、東京に出てくるべきなんだ。それが正しいステップアップというものじゃないだろうか」

言われっぱなしで腹が立ってきた。こんな間抜け面をした鳩野郎になんでここまで言われなくちゃいけないんだ。

僕の怒りが伝わったのか、ドバトはバサッと飛び立って、少し離れた手すりの上に止まった。そしてグルグルいいながらこちらの目を見ている。僕は言い返すことにした。

「君はそうやって理屈ばかり言う。だけど、Jリーグは地域に密着しているからこそ素晴らしいんじゃないか!!海外サッカーは確かにすごいけど、それは海外のものだろう。日本には日本の良さがあるんだから、それを認めていくべきじゃないか!大体、君は鹿島のことを馬鹿にするけど、行ったことがあるんだろうな!!」

「行ったことはない。けど、話には聞くよ。そこには何もないってとにかく遠いけど、何もない田舎だって。」

「確かにそう言っている人はいるけど、それは本当なのだろうか。今の僕は、君にうまく反論することができない。僕だって鹿島という土地のことはあまり知らない。鹿島どころではなく、柏だって、千葉だって、いわきだって、福島だって、仙台だって、八戸だって知らない。通過したり、短い滞在をしたことがあっても、その土地のことは簡単にはわからない。けど、きっと……。いや、絶対に、価値があるはずなんだ。土地があって、愛着を持っている人がいて、その象徴としてサッカークラブがあることには意味があるはずだ!!」

「価値はあるかもしれない。けど、私は認めない。そんなものは何の役にも立たない。もっと大都市でやるべきだ。そしてもっとお金を稼げる仕組みを作るべきだ。そうじゃないと世界とは戦えないし、差は開く一方じゃないか。そもそも、万一価値があるとしたって、それをどうやって世間に認知させるつもりなんだい。無理だろう。君が10年間、一生懸命やってきたのは知っている。それでも無理だったじゃないか。そもそも勝ち筋がないんだよ。悪いことは言わない。私は、あなたのためを思って言っているんだ。」

その時、新川の水面をフワッと風が凪いでいった。ざわついた水面から、大きなボラが飛び出してきて、そのまま落下する。ドボンという大きな音がして、水面に波紋ができる。

その時、僕の頭の中に電撃が走った。

「なら、歩いて行ったらいいじゃないか。僕は、これから歩いてJリーグのクラブを回ってくる。そして、一筆書きで日本一周してやろうじゃないか!!そのくらいまですれば、きっと世間の人だって注目してくれるはずだ。そして、Jリーグの価値だって認めてくれる」


「君は賢いはずなのに時々バカになってしまうのが欠点だよ。歩いて日本を一周するなんてできるわけがないよ……。一体何キロあると思っているんだい……。それに歩いたからなんなんだ。歩いたことで何がわかるというんだ」

 

「何キロあるかなんて関係ない。歩き続けて、Jリーグのある都市を繋いでいく。そこで見たこと、感じたことを綴っていく。Jリーグに価値があるならば、僕が綴ったものは輝いていくはずだ。それを君にも読んでもらおう。何年かかってもいい、何万キロ歩くことになってもいい。僕は歩き続ける。そしてJリーグの意味と、その価値を考え、綴っていく!!見ておけ!!愚かなドバトよ。」

 

「愚かって……。愚かなのはどっちなんだい……。日本列島を縦断するのは約3000キロ。往復なら6000キロだ。途中で寄り道するとしたら1万キロを超えてしまうよ……。一日20キロ歩いたとしても500日かかる計算だ。絶対に無理だからやめておきなさい。後悔するよ」

 

「理屈ばかりを言うんじゃない!!やり通してやるさ。日本一周どころか、二周だって三周だってしてやるさ!!」

 

「もうあなたは41歳、2人の子供がいる小太りの中年なんだよ……。そんなに歩けるわけがないでしょう」


「うるさい!!君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない!!」
 

ルール
・東京都江戸川区にある西葛西出版を起点として、日本全国47都道府県にあるJクラブの主催試合をすべて観戦する。Jクラブ以外は都度検討。

・徒歩で移動するのが基本だが、船は使えるものとする。

・全国を回るには数年かかるため、チェックポイントを設けて、交通機関を使って帰宅する。次回のスタートは、チェックポイントから歩き始める。
 

 

The beginning of a long long journey.

 

この国を歩き続けていると、一体、何が見えるのだろうか。

何を感じるだろうか。

何を考えるだろうか。

そして、どこへ辿り着くのだろうか。

わからない。

何もわからない。

旅する前には何もみえない。

 

例えば、この坂を越えたら何が見えるだろうか。

 

<成田空港の北、東関東自動車道と並走する道>

 

坂を登って目に入ったのは、海岸沿いの絶景ではなく、桃源郷でもなかった。

ただの小さな段ボール工場であった。

成田空港のすぐ近くに段ボール工場があるは必然だろう。

 

不思議の国のアリスであれば、段ボール工場からドードーが飛び出してきて、競争をしようとか言い始めるはずだ。

しかし、ぼくの旅はノンフィクション。

パシャリと記念の写真を撮ったら、そのまま歩き続けるしかない。

 

成田空港の北から、佐原駅まではあと16km。

1歩あたり70センチメートル。

100歩で70メートル。

1000歩で700メートル。

1万歩で7キロメートル。

2万歩で14キロメートル。

あともうちょっと。

 

1歩ずつ足を前に出す。

それを繰り返せばいつかどこかに辿り着く。

 

それでも辛いときはある。

そんな時は中島みゆきの『ファイト』を歌いながら歩こう。

真っ暗闇の佐倉ではTHE BLUE HEARTSの『夜の盗賊団』を歌った。

 

一度、あまりの過酷さに、道ばたに座り込んで立てなくなったことがあった。

足の裏は、ありとあらゆる部位が痛み、腰が軋み続ける。

体力は枯渇しつつあり、気力も尽きそうになった。

もう1歩も歩くことはできない……。

 

絶望が脳を支配しかけたそのとき、草むらから一匹のトラ猫が現れて、こちらを一瞥した。

 

「なんだ、おまえはその程度なのか」

 

 

 

うるさい!!

やってやる!!

立ち上がって歩けばいいんだろう!!

 

あと10km。

疲れきった足でも3時間歩けば十分に着く。

これは挑戦だ。

何も見つからず、何も書けず、時間を無駄に使うだけに終わるかもしれない。

それでも、僕は戦いを挑む。

イビチャ・オシムは言った。

「リスクを冒さない者は勝利を手にすることはできない。
それはサッカーも人生も同じだ」

勇敢に戦いを挑む者だけが勝利を手にすることができる。

愛するJリーグのために。

Jリーグは僕に生きがいと仲間を与えてくれた。

そして自分が生まれ育った国への認識を変えてくれた。

国内旅行なんて地味なものは老後にすれば十分だと思っていた。

しかし、一度Jリーグを愛するようになると、この国にあるすべてが光り輝く宝物であることに気づいた。

大丈夫。

絶対にJリーグは間違っていない。

僕が、力尽くで認めさせてやる。

 

とても身近で、果てしない旅が始まる——。

 

 

<鹿嶋の大ハマグリ とにかく大きい!!味わいは豪快かつ繊細!!>

 

 

<幕張で飲んだクラフトビール。ジェフ千葉をモチーフにしたビールも>

 

皆様、こんにちは。
中村慎太郎と申します。

東京大学に11年在籍したあと、2013年からJリーグをテーマとした物書きになりました。

2015年に初めての著書『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』(ころから)がサッカー本大賞2015を受賞するなど、国内サッカーの魅力をテーマに執筆活動を続けています。

2019年には旅とサッカーを紡ぐウェブ雑誌OWL magazineを創刊し、国内サッカーを中心にサッカー旅の記事やコラムを874本公開しました(うち、中村が書いたものは181本、他の記事も編集またはクリエイティブチェックをしています)。現在、サイトの移転工事中で記事数が少ないですがこちらから読んでいただけます。

OWL magazine

コンセプトでありタイトルでもある『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』を思いついたのは、どうやってこの旅を綴ろうか考えながら、葛西にある自宅を出て歩きはじめた時でした。

葛西図書館の手前にある新川の横を歩いているとき、ドバトがクルッククルック鳴きながらまとまわりついてきました。そのとき思いついたのが、世間一般の「アンチJリーグ言説」「Jリーグに行かない理由」に対して、僕が歩きながらJリーグの価値を発見していくことで、論破していくという構成でした。

こういった言説は、言われはじめて少なくとも10年経ちます。時代とともにエース級の選手が海外でプレーする傾向が強まると同時に、小さな地方クラブが次々と増えてきました。この状況に対する批判が消えない中で「Jリーグが好きだからいいんだよ」とは言えたとしても、理屈の上で相手を論破していくことはできない状況が続いていました。

 

この企画は、ウォーキングで日本一周をするという、日本人なら誰でもわかるキャッチーな旅をしながら、30周年を迎えたJリーグの価値を発見していくことを目指しています。

 

そして、Jリーグの価値を証明します。

 

<スタジアムグルメをもっとも美味しく食べる方法は、スタジアムまで30km歩くこと。人類で最もレイソルカレーを堪能した男になれた気がする>

 

◉なぜ歩くのか 取材のため ダイエットのため

この企画は、兎にも角にも歩き続けないと成立しません。

1万キロ以上の距離になり、最終的には2万キロくらいになるのではないかと考えています。

となると、1日20キロ歩くとしても1000日かかる計算です。

 

最大で藤枝ー磐田間の49キロを歩いたことはありますが、今の体力だと平均すると20−25キロくらいになります。

56歳の伊能忠敬は、測量をしながら一日40キロ歩いたそうなので、41歳と若く、同じ人間ではあるので、その水準まではいけるかもしれません。

 

私はこれまで多くの地域を訪れサッカーを観戦してきました。

その時に気をつけていたのは、なるだけ24時間以上、できれば48時間程度は滞在するようにすることです。滞在時間が短いとなかなかその土地の空気がわからないからです。しかし、この方法には一つの問題がありました。最寄りの空港や駅まで電車や飛行機などの交通機関を使うことです。

電車や飛行機は「ワープ」のような移動手段で、眠っている間にあっという間に現地に到着しています。そのため、その土地がどんな場所なのかを感じづらいという問題点があります。

その土地の「入り口」からじっくりと歩いて行くことで、理解度が高まりますし、その土地が持つ空気もより鋭敏に感じられます。

歩くと大変だから自転車のほうがいいのではないかというご意見をいただくことがありますが、自転車は速度が速いため、安全性に常に配慮しなければいけません。歩く旅では、周囲を観察したり、調べ物をしたり、メモを取ったりする余裕があるのですが、自転車旅の場合には、車を避けながら安全にハンドルを切り、こぎ続けることに集中することになります。

もちろん、自転車旅も楽しいものだと思います。しかし、今回のようにJリーグのホームタウンをじっくり感じたいという場合には、徒歩のほうが都合がいいのです。

 

一人で歩いている時間は、とても贅沢です。

誰からも邪魔されることなく、好きなことを考えることができるからです。

 

 

そして何より……。

増えすぎた体脂肪を燃やすためにはウォーキングは最適な選択肢です。

マラソンやバスケットボールなどの強度の高い運動よりも怪我のリスクがはるかに小さく、70歳以上の方でも行える運動です。強度は低くとも、連続して長時間行えるため、脂肪燃焼効果は非常に高いです。

この旅のすべてを再現するのは難しいのですが、例えば柴又の矢切の渡しから日立台で柏レイソルのサッカーを観戦するというようなウォーキングコースを提案することはできます。

バスや電車もあわせて利用すれば4~5キロ程度のほどよい運動になります。

 

何はともあれ、僕は痩せたいのです。

本気で痩せたいです。

だから歩きます。

健康になって、ずっと楽しくサッカーを見ながら暮らしていきたいです。

 

この企画を続けているうちに一体何kg痩せるのか。そちらも見所の一つです。

ダイエットや健康について考えながら歩いているので「読んでいるだけで痩せる本」という側面もあると思います。

 

<行動食として甘いものは必要経費。完全無罪のスウィーツライフ>

 

◉先行販売と発売時期

書籍の制作にあたって、クラウドファンディングサービスを利用して、「先行販売」をさせていただきます。

先行販売をご利用頂くと、様々な特典がつき、本が完成し次第、最速でお届けします。また、本を作って行く過程をメールでお送りしますので、一つの本の誕生を感じていただくことができます。

先行販売で得られた収益は書籍の制作費と日本一周をしていくための取材費に充てさせていただきます。

書籍の制作費については後述しますが、150〜250万円と考えています。

発売時期については、この先行販売でどのくらい資金を集めることができるかによって変わってきます。

スタッフの人件費は月8万円で計算しています(中村&あしかの役員報酬として)。
手数料が引かれるため、実際に振り込まれる額は達成額よりも少なくなります。


<達成額 100万円>
DTPやデザインなどの制作費を満たすことができますが、印刷費までは支払えません。本来であれば、不足分は会社の内部留保から支払うべきですが、恥ずかしながら現在は十分な資金がないため、少し制作に時間がかかります。具体的には50万円程度制作費が不足することが見込まれるため3〜6カ月程度、タクシー業に復帰するなどして制作費を稼ぐことになります。そのため、制作時期がやや遅れ、秋から冬頃、場合によっては年をまたいでの発売になる見込みです。

<達成額 150万円>
制作費+印刷・製本費を満たしているためすぐに制作に入ることができます。ただ、販促費は捻出できないため、SNSを利用した力業のPRになります。6月に執筆、7月に制作を行い、8月中の発売を目指します。制作費を賄えるかどうかギリギリになるため、他の仕事をしながらの制作になります。なので、スケジュール進行できない可能性があります。このような状況であるため、100万円を最低限の達成目標とし、150万円のラインまで達成することを目標にしています。

<達成額 200万円>
発売時期は上記と同様です。販促費が捻出できるため、書籍の発売に向けて広告を出すことができます。この時点では余剰金は出ませんが、制作費をすべてまかなうことができます。

<達成額 250万円以上>
若干の余剰金が出るため取材費へと回し、執筆と制作に目処がつき次第、次の旅をはじめます。
鹿嶋から潮来、行方、鉾田、大洗を通って水戸へ。水戸から日立、北茨城を通っていわき。いわきからルート未定ですが福島へと向かいます。
今回の企画よりも遠方であり、行程も長くなるため取材費(実費)も上がる見込みです(10万円→20万円想定)。

 

<鹿島神宮前の鯰料理。こちらは何とお刺身!>

 

◉版元「西葛西出版」について

西葛西出版は、サッカー本やJリーグ本が売れない、簡単には出版できないという現状を打破するために、2021年9月、著者である中村慎太郎が自ら創業した小さな出版社です。社名には出身地である「西葛西」の名を借りていますが、これは、地域と人の暮らしについてフォーカスした書籍を作って行くことを表現しています。

書籍の制作は、著者と発行人を中村慎太郎が兼ねています。

 

◉著者

中村慎太郎
1981年、東京江戸川区生まれ。
・私立安田学園高校卒業
・偏差値30からの東大受験
・東京大学文科Ⅱ類→文学部→農学生命科学研究科(大学院)
・11年在籍、宮沢賢治研究からアワビ類の行動学まで
・大学院を中途退学しサッカーライターに
・『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』(ころから)がサッカー本大賞2015を受賞
・ブラジルワールドカップへの1カ月の旅行記『Jornada』をKindle出版
・旅とサッカーを紡ぐウェブ雑誌OWL magazineを創刊
・コロナ禍のタクシードライバー勤務を経て株式会社西葛西出版を創業
・2人の子どもを育てながら、大好きな国内サッカーのための執筆活動を続ける

 

<茨城県のブランド豚 ローズポーク。その身はバラのように美しく、世界にはバラ色の未来が>

 

◉書籍の制作費について

書籍の制作費として160〜240万円程度必要です。通常は書籍を制作したあと、半年から1年をかけて売り上げていくのですが、恥ずかしながら西葛西出版には最低限の制作費の捻出も難しいのが現状です。

書籍の制作費の詳細について

・著者、原稿料、印税 0円
※発売後、十分な利益が出たあとに、会社から月額報酬として支給。一般の著者の場合には売上額の8〜10%程度が相場。

・DTP 20〜30万円程度
コンピューター上で書籍の元になるデータを作ります。内製できないため外注です。データを作成し、印刷所に入稿します。

・ブックデザイン 20〜30万円
カバーデザインなどをはじめとした書籍のデザインを行います。こちらも外注します。

・印刷・製本 2000部 60〜90万円程度
本という物体を作るための費用です。印刷所に依頼します。
インク代、紙代とも高騰しているそうなのでもっと高くなる可能性があります。

・広告・販促費 20〜40万円
先行販売の特典のための費用です。特に革製品は原価が高く、とてもお買い得です。

・管理費、発送費など 10〜20万円

・取材費 10万円程度
既に使用した分です。

・制作、人件費 2人×2カ月
32万円程度

小計
172〜252万円

 

<香取市の素材を作った完璧なビスマルク。特に名産のマッシュルームは素晴らしくおいしい!>

 


◉リターンのご紹介

書籍の発送は完成次第になります。詳しい時期については都度ご報告いたします。
書籍の価格は未定ですが、1,500〜1,800円(税別)になる見込みです。
先行販売の達成額が大きい場合にはもう少し下げることを検討します。

「ポストカードプラン」2,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』 
・ポストカード1枚(デザインは選べません)

「サイン入りプラン」4,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)
・手書きのショートメッセージ
・ポストカード1枚(デザインは選べません)

心込めて一冊一冊サインをさせていただきます。

「お名前掲載プラン」6,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)
・手書きのメッセージ
・ポストカード3枚
・書籍内にお名前(本名)を掲載します

書籍にお名前をいれさせていただきます。増刷時にもそのまま印刷します。
お名前の掲載は本名のみとさせていただいております。
団体名などをご希望の場合は「法人お名前プラン」をご選択ください。


「特製本革グッズプラン」 15,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)
・手書きのメッセージ
・ポストカード3枚
・書籍内にお名前(本名)を掲載します
・本革グッズ1点

職人が1点1点手作りをした本革グッズを1点、ブックカバーかペンケース(craft : Anz-uno)をお選びいただけます。
2点ともご所望の場合には、金額を25000円とご入力ください。


「法人お名前プラン」 30,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)
・手書きのメッセージ
・ポストカード3枚
・本革グッズ1点
・書籍内に会社名、店名(屋号)を掲載します
 

「あなたのために記事を書きます」 50,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)
・手書きのメッセージ
・ポストカード3枚
・書籍内にお名前(本名)を掲載します
・4,000〜8,000字程度の文章

ZOOMもしくは対面での取材の上、文章を書かせていただきます。
内容については何でも書けますが、公序良俗に反するものの場合はお断りさせていただくこともあります。
サッカーをはじめとしたスポーツや旅についての文章であれば、ご希望があればOWL magazineへと掲載することができます。
記名して頂ければブログやnote、その他のメディアへの寄稿も可能です。詳しくは直接ご相談ください。

モデル記事がこちらです。

恋する主婦サポーターさとうかずみの物語 サッカー界には彼女を表現する語彙がない!!
https://owlmagazine.jp/archives/1062


この記事はインタビューのかずみさんが叩かれるようなことがないように最大限配慮しつつ、彼女のダイナミックな部分と恋する乙女感を表現する構成になっています。言いたいことによって表現方法まで変えられるのがライターとしての強みです。労力を考えるとこのお値段だと格安です!!是非この機会にどうぞ!!

 


「オフィシャルパートナープラン」 150,000円
・書籍『君がJリーグを認めるまで、僕は歩くのをやめない』(サイン付き)5冊
・手書きのメッセージ
・ポストカード3枚
・本革グッズ2点(ブックカバー、ペンケース)
・希望者は巻末にお名前を掲載します ※本名、会社名、店名(屋号)など
・中村慎太郎と一緒に楽しい飲み会へ!
[ZOOM/ドライブ/新宿ゴールデン街]など
(1回のみ。詳細は相談・2時間程度)

 

<スタグルの基本 フクアリ喜作のソーセージ>

 

◉関連コンテンツ

 

これまでの旅ログ
(OWL magazine)

OWL magazine YouTubeチャンネル

西葛西出版 YouTubeチャンネル

 

 

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