使用後の紙資源や六甲山の間伐材をアップサイクルした衣服「TSUMUGI」をつくりたい!

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5月5日(金)目標金額を達成しました!

皆さまの温かいご支援・ご協力によりプロジェクトが成立したこと、心より感謝します。

ただ、ここで終わることなく、もっと多くの方に「TSUMUGI」の魅力を知っていただくために

NEXT GOALとして支援者数100人を目指します!

いただいたご支援は、皆さまによい製品をお届けするために活用させていただきます。

引き続きよろしくお願いいたします!

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この1枚のTシャツ、何から生まれたものかわかりますか?

実は資源木材、しかも木材は、六甲山の手入れから発生する“間伐材”です。

捨てられたり、未利用であるこの資源から「紙の糸」をつくり、衣服に生まれ変わらせたい

そして森づくりや資源循環のサイクルをつくり、ロスのない世の中を作りたい!

◇プロジェクト立ち上げのきっかけ

皆さま、はじめまして。一般社団法人アップサイクルの瀧井と申します。

学生時代は、六甲山のふもとにある神戸大学に通い、休み時間にはよく山頂までバイクで登りました。

世の中ではプラスチック使用量削減がうたわれ、容器や包材の紙化が進んでいます。

しかし、その製造過程では印字のズレなど成形ロスが一部発生しています。また家庭では使い終わったら捨てられ、焼却されています。

紙はリサイクルされているイメージがありましたが、そんな現状に対して「もったいない!」という思いを持ち、この紙資源の有効活用を探っていたところ

「紙糸」という、古来日本では使われていた素材のことを知りました。

針葉樹など、しっかりした繊維をもつ素材と組み合わせることで、再生紙であっても糸にすることができます。

 

■森林を手入れする「間伐」の現状

その針葉樹について、森林では「間伐」という作業が行われています。

森林には、土砂災害の防止や地球環境の保全など、色々な機能があります。

しかし、木が密集するとその機能が低下するため、定期的に間引くことで木の成長を促す、それが「間伐」です。

切った木は、家具や建築などに使われますが、中には見た目やサイズから搬出されず、森林に残される間伐材もあります。

山の保全のためには、切った木を利用し、新たな植樹、間伐に繋げるサイクルをつくる必要があります。

神戸・六甲山でも、林業の衰退から、同じような状況がおきています。

まだまだリサイクル率に課題のある紙資源や未利用であった間伐材も活用し、モノとして形に残したい。

その想いで立ち上げたのが、「一般社団法人アップサイクル」であり、

プロジェクト「TSUMUGI」です。

■紙糸ってどんな糸?

紙糸は文字通り、紙でできた糸のことで、紙資源や間伐材から作った紙を

スリットテープと呼ばれる、細かく切られた紙を元に撚ることで、1本の糸が出来上がります。

その特長は吸湿性軽量性です。

紙糸で作られた衣服の、天然繊維ならではの柔らかく、優しい手触りは、まるで自然の中にいるような着心地を味わえます。

元々、活用されなかった紙資源や間伐材。それが繊維として生まれ変わる。

地球や社会、地域コミュニティを紡ぐ象徴として、手に取っていただきたいという想いからうまれた「TSUMUGI」

私たちはこのプロジェクトを通し、資源の有効活用や森づくりに貢献していきたいと考えています。

<リターン品のご紹介>

①②紙糸の原料となる紙資源と間伐材

使い終わった紙パッケージや、間伐材をチップにしたものを再生紙をつくります。

今回は、

・ネスレ日本(株)の「ネスカフェ」「キットカット」紙製品詰め合わせ

・六甲山のヒノキをチップにしたもの、をご用意しました。

ヒノキは建築に使われることも多く、その光沢や芳香はアロマや湿度調整にもピッタリです。

 

③④⑤⑥アップサイクル紙糸「TSUMUGI」製品

アップサイクル紙糸「TSUMUGI」でつくられたテキスタイルです。

さらりとした手触りに、軽くて吸湿性のよい着心地が心地よく、天然素材なのでお肌が弱い方も安心して着れます。

デザインは、新規に描き下ろしを予定していますので、後日発表させていただきます。

ユニフォームプランの方は、ご希望を伺ってオリジナルで作成いたします。

 

⑦⑧⑨⑩六甲山上泊まれる森「ROKKONOMAD」滞在プラン

六甲山上にあるシェアオフィス「ROKKONOMAD」で、街から少し離れた自然の中で過ごしてみませんか?
高い天井、六甲山の杉の暖かい床材に囲まれて仕事ができます。
全てフリーデスクで、広々とした机と、山の上から海を見下ろせる眺望のデスクがあります。
全館高速の Wi-Fi もあるため、安心してお仕事ができます。

ワークスペースのお試しプランから、コテージ貸し切り宿泊プランまでご用意しています。

 

⑪子ども服を児童養護施設に寄贈

アップサイクル紙糸「TSUMUGI」をできた子ども服を神戸市の児童養護施設に寄贈します。

贈呈先は事務局が選定させていただき、寄贈の際の目録にお名前を記載させていただきます。

<支援金の使用用途について>

【原料となる間伐材の購入】

・未利用であった間伐材を購入することで林業の活性化、新たな植栽など森づくりにも繋がります。

【紙糸・衣服にアップサイクルする加工技術】

・紙や木材から糸をつくるのは繊細な技術が必要となります。協力してくる工場・職人の皆さまにお支払いします。

【広告宣伝・販売経費】

・プレスリリースの配信や、東京都内の協力店舗での販売にかかるポスターや値札、POP等の諸経費に使用します

【児童養護施設に子ども服を贈呈】

・2023年3月24日に約400着を神戸の児童養護施設様に寄贈しました。

 子どもたちが安心して着用できる優しい素材を、今後も届けていきたいです。

<プロジェクトメンバーについて>

瀧井和篤(一般社団法人アップサイクル)

この大切な森や資源と共存・有効活用しながら、誰もが安心して着れるやさしい衣服をつくりたい。

皆さまの温かいご支援をお待ちしています。

濱住康弘(神戸市役所)

2009年神戸市役所入庁、2022年「東京圏から神戸へ想いを紡ぐプロジェクト」を立ち上げ。

東京圏において神戸を応援したい想いを持つ方々から集めた紙パッケージと六甲山の間伐材をアップサイクルして、市内児童養護施設で暮らす子どもたちに届ける子ども服を製作する取組みを実施。

六甲山は、市民や観光客など市内外から愛され、大都市でありながら自然と調和する都市・神戸の象徴です。かつては、災害や樹木の伐採などによってはげ山となっていましたが、植林によって緑を取り戻し、緑滴る山に生まれ変わったという歴史があります。

森林は、森林が持つ土砂災害の防止や地球環境の保全という機能を保つため、適切に間伐をして手入れを行う必要があります。この間伐作業は必要不可欠なものですが、一方で、この間伐材の中には、先人によって植林され立派に成長したにも関わらず、搬出コストの問題などにより山林に一部残地されたままになっているものがあります。

今回のプロジェクトは、この未利用の六甲山の間伐材と本来廃棄されてしまう紙パッケージ製品などの紙資源から紙糸を作り、繊維製品にアップサイクルする、このようなアップサイクルをサステナブルな取組みとするためのチャレンジです。

先人たちによって想いを込めて植林された間伐材と、現在の皆様の手によって想いを込めて集められた紙資源。紙糸「TSUMUGI」は名前のとおり、企業の技術やものづくりの力を結集した上で、この両方の想いを紡ぐことで初めて完成します。

さらに、紙糸から作られた繊維製品は販売し、その売上の一部を活用し、市へ六甲山の森づくりのために寄附、また、市内の児童養護施設で暮らす子どもたちのための子ども服として寄附をいただくことになっています。想いを紡いで作られた紙糸は、その想いをさらに未来へとつなげ、未来をつくることにもつながっていきます。

しかし、当然ながら利益を追求する取組みではないため、一般社団法人の活動の中において、紙糸で作った繊維製品を販売することなどでマネタイズするにはかなりの時間を要することが想定されています。

そのため、アップサイクルをサステナブルな取組みとするには、皆様のご支援が必要です。

このプロジェクトに皆様の力も加えさせていただき、紙糸「TSUMUGI」に込められた想いを実現したいと考えています。

ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

山崎正夫(SHAREWOODS.)

木材コーディネーター。
ドイツ木材メーカーの輸入代理店を経て、日本全国の森との関わりを深め、各地の地域材の商品開発や木製品の販売促進に関わっています。
また、六甲山の森と人とを繋ぐことを目的に、六甲山の手入れから出た樹木を有効活用すべく、イベント活動はもちろんの事、商品化に至るまでの六甲山材のブランディングを手掛けています。

徳山璃子(ネスレ日本)

季節の移ろいとともに表情を変える六甲山。

様々な植物が芽吹き、森にはたくさんの生き物が生息しています。

そして、六甲山の麓には街が広がり人々が暮らしています。

六甲山の四季折々の変化はいつも私たちを楽しませてくれ、

都市にいながら、いつも自然を身近に感じることができます。

六甲山の間伐材を使用することは、人と緑を繋ぎ、大切な森を守ることに繋がります。

一本の糸になり新たな命が吹き込まれたTシャツ。

今回、神戸をテーマにイラストを描かせていただきました。

袖を通し、海と山に囲まれた自然豊かな神戸を感じていただけますと幸いです。

OH!M!YA

一人でも多くの支援をいただけるよう情報発信の分野で参加。
世の中のエシカル消費の高まりを日々感じる中で
私自身もいわゆる3Rを超えた新しい取り組みに携われる機会を模索してきた。
昨今のSDGsの高まりに一時的な取り組みは数多く見てきましたが、
何十年、何百年と継続した取り組みを新しく創造することが
喫緊の課題であると感じています。
業界業種などの垣根を超えることでより、
限りある地球資源の有効活用の輪が広がることを願っています。
私たち一人ひとりにできることは限られていますが、
小さな支援が集まることで大きく世の中を変えていけると信じています。

白石千尋
プロジェクトに込められた想いを共有し、
一人でも多くの方々と「TSUMUGI」のご縁を紡げるよう、情報発信してまいります!

<私たちもプロジェクトを応援しています>

■ネスレ日本株式会社

 鈴木敦子、細川得央、的場太、山口恵佑、内記祥代、小川直子、河井美朋、小幡メグ、松澤美樂

■ニッシントーア・岩尾株式会社

 森原洋、武田康二、竹内良、弘田大祐

■備後撚糸株式会社

 代表取締役社長 光成明浩

■株式会社艶金

 代表取締役社長 墨勇志

■シーエヌシー株式会社

 代表取締役社長 海保学

■NPO法人インクルーシヴ・ジャパン

■メットライフ生命保険株式会社

■ROKKONOMAD

■有志

Kamibayashi

 持続可能な社会づくりに関心はあるものの、自分に何ができるのかわからない、

 何からはじめればよいのかわからない、そんな方も多いのではないかと思います。

 自分自身もまさにそんな1人でしたが、この「TSUMUGI」を多くの方に知っていただき、

 手に取っていただく機会をつくっていくことで、

 微力ながら世の中を変えていく一歩になればいいなと思っています。

西村英里香

 このプロジェクトは色んな人の想いが詰まっていて

 まさに地域やコミュニティを紡いでいく素敵な取り組みだと思います。

 紙と木から生まれた自然由来の「TSUMUGI」は着心地も軽く、

 皆さんにもぜひ手に取っていただきたいです。

大東正直

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