「HITOFURI(ひとふり)」と題するこのプロジェクトは、伝統文化の担い手と協力して、あらたな魅力を発するオリジナル商品を開発し、お届けするものです。
より多くの方々に日本の伝統文化のよさを再認識していただくことをコンセプトとしています。
今回、本物の刀鍛冶が
日本刀に「銘切(めいき)り」するのと同じ工程で
ご希望の文字列(お名前など)を
真鍮のプレートに直接手作業で1つ1つ名入れします!
もちろん、身の回りの大切な小物などにも装着可能です!
2023年3月17日(金)から
代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町)で展示中!
「刀鍛冶の銘切り」をはじめ、刀剣型ペーパーナイフなど、新作を含めた充実のラインナップを生で見るチャンスです!
みなさま、 代官山蔦屋書店にお越しの際には 是非よろしくお願いします!
制作して完成した日本刀の「茎(なかご)」(刀身の柄に収まる部分)に刀鍛冶が名前を彫ることです。
当時から銘切りの内容は「贈り主」「依頼主」、そして「制作者(刀匠)」と、自由に刻まれておりました。
銘は「鏨(たがね)」と呼ばれる棒状の工具を「槌(つち)」でトントン叩きながら文字を彫ります。
鏨(たがね)で彫り刻んでいくと、V字に削れるため、見た目が肉を刃物で切り開いたように見えることから、「銘切り」と表現する語源になったとされています。
本物の刀鍛冶が「あなたのお名前」を刻みます。
世界に一つだけの「銘切り」をお手元に。
日本刀に刻む「銘切り(めいきり)」の所作同様に、
刀鍛冶が完全オーダーメイドで制作します!
文字数は1文字〜最大8文字まで可能です!
(漢字・ひらがな・カタカナのみ)
1文字〜4文字の場合は一行or二行をお選びいただけます。
※二行になる場合の改行の位置はご指定いただけます。
※配置のバランスは安藤刀匠にお任せになります。
5文字以上は必ず二行になります。(一行最大4文字まで)
※二行になる場合の改行の位置はご指定いただけます。
※配置のバランスは安藤刀匠にお任せになります。
【ご注意事項】
・「っ」や「ゃゅょ」も一文字として数えます。
・8文字の場合はかなり詰まった感じになりますので、ご了承いただける場合のみでお願いいたします。
・ひらがなも対応可能ですが、丸みを帯びた文字の場合、「銘切り」の特性上、印象が変わる場合がありますのでご了承ください。
(おすすめで格好良く仕上がりますのは、漢字での銘切りです!)
・文字の画数や内容によっては、ご希望に添えない場合があります。
岡山・備前長船の刀匠 安藤広康氏の協力のもと度重なる試行錯誤を経て、HITOFURIプロジェクト限定の『刀剣型ペーパーナイフ』が誕生!
重厚感溢れる一品に仕上がりました!
刀匠の手作業による制作のため、
1つとして同じものはない作品です。
職人が手作業で1本1本形成するため、
その武骨な表情が魅力となっています。
機能性としてももちろん十分な性能が備わっています。
真鍮いぶし仕上げのHITOFURIオリジナルの鐔(つば)をかたどりました。
また、持ち手の色は10色からお選びいただけます!
日本の伝統技術を身近に感じながら、インテリアとしても楽しめる、HITOFURIオリジナル『刀剣型ペーパーナイフ』を是非この機会にご自宅にお迎えください!
『本物の匠が本物の素材で作り上げる玉鋼製ペーパーナイフ』に新作が誕生いたしました。
飛鳥時代から鎌倉時代にかけて多く見られた刀身の表情である「柾目肌(まさめはだ)」が際立つ一振りです!
飛鳥時代から奈良時代にかけて都が置かれた大和国(奈良県) の作刀で有名な、保昌派(ほうしょうは)は、
古調をしっかりと残した、個性の強い作風に特徴があり、徹底した柾目肌の鍛えが美しいとされています。
世界には数多くの種類の刀剣がありますが、玉鋼のように複数の素材を組み合わせたり、
何度も折り畳み鍛えて作るのは世界の中でも日本刀だけです。
鍛錬の際に鋼を折り返すことで生まれる表面の文様を「鍛え肌」といいます。
そのなかでも、木を縦に切った時の木目の様に見えるのが「柾目肌」です。
木目に似た表情を確認できます。
こちらも持ち手の柄巻は、
10色の中からお好きな色をお選びいただけます。
お気に入りの一品を見つけてください!
黒錆び加工を施した玉鋼製ペーパーナイフ【漆黒】です。
重厚感溢れる一品に仕上がりました!
職人が手作業で玉鋼を打ち伸ばし、1本1本形成するため、
その武骨な表情が魅力となっています。
日本の伝統技術の粋をご堪能ください。
こちらも持ち手の柄巻は、
10色の中からお好きな色をお選びいただけます。
圧巻の存在感を放つ光景を
ご自宅で再現することが可能となっております。
玉鋼(たまはがね)は日本刀の原料となる上質な素材です。『たたら製鉄』の技術でしか生み出すことのできない純度の高い鉄であり、生産量が限られている貴重なものです。
木炭の燃焼熱によって砂鉄を還元することで、鉄を得る日本古来の製鉄方法であり、三日三晩の操業が必要となります。
この工程を経て生み出された鉄は「鋼(はがね)」と「銑(づく)」で構成されており、鋼の中でも特に不純物が少ないものが「玉鋼」として選別されます。
刀剣型ペーパーナイフの制作は、
途中まで日本刀と同じ工程を踏みます。
まず玉鋼を打ち固めてひとつの塊にします。
なおも、その塊にした鋼を沸かして延ばし、
鏨(たがね)で切り込みを入れて折り返して鍛えます。
〝折り返し鍛錬〟
沸かして打ち延ばし→折り返す→沸かして打ち延ばし→折り返す
この一連の動きを「折り返し鍛錬」といいます。
〝素延べ〟
折り返し鍛錬をした鋼を、平たい棒状に打ち延ばして
造り込みに適した形にします。
〝火造り〟
金鎚で叩きながらペーパーナイフの形を造ります。
〝銘切り〟
一振(ひとふり)と安藤広康刀匠の銘を切ります。
〝完成〟
一振りごとに心を込めて制作いたします。
より詳しい制作工程はこちらからご覧いただけます。
岡山・備前長船の刀匠安藤 広康(あんどうひろやす)
1979年生まれ。
1998年より刀匠 安藤広清氏に師事し、刀鍛冶に生きる。
日本刀文化をなおいっそう身近にしたいとの思いから、
今回のペーパーナイフ制作を快諾。
刀剣造りのヒントにもなると丹念にこなしていただく。
追求しているのは、古刀には存在するが、
大半の現代刀には見られない地鉄の「映り」と呼ばれる部分の表現。
独自に研究を重ね、「映り」を表現することに成功したが、
まだ理想には程遠いと、日々更なる研究を重ねている。
公益財団法人日本美術刀剣保存協会主催の
現代刀職展(旧・新作名刀展)では、
2017、19、20、21、22年と優秀賞に輝く。
特に22年は作刀の部にて
・短刀 寒山賞(特賞)
・太刀 優秀賞
をダブル受賞
また、島根県仁多郡奥出雲町で行われる
「日刀保たたら」に22年間従事し、
村下(むらげ)養成員として活躍し、文化財保護に貢献している。
オーダーいただいた文字列を、
刀鍛冶が日本刀に「銘切り」するようにプレートに刻みます!
プレートはHITOFURIオリジナルの刀剣型ペーパーナイフに装着可能!!
2つと同じものが存在せず、贈り物や記念品に最適です!
安藤広康刀匠の、「刀剣の持つ〝表情〟をより身近に感じていただきたい」という想いから生まれました。
飛鳥時代から鎌倉時代にかけて多く見られた刀身の表情である「柾目肌(まさめはだ)」が際立つ一振りです!
HITOFURIオリジナルの桐箱入りでお届けいたします。
黒錆び加工を施した漆黒の玉鋼製ペーパーナイフです。
HITOFURIオリジナルの桐箱入りでお届けいたします。
黒錆び加工を施した漆黒の鐵製ペーパーナイフです。
玉鋼製の造形はそのままにお手頃な素材で制作しました。
HITOFURIオリジナルの桐箱入りでお届けいたします。
※刀剣型ペーパーナイフは職人が手作業で制作しているため、
1つとして同じものはない作品です。
そのため、仕様には個体差があります。
桐箱入りでお届けしますので、
大切な方への贈り物にも最適です!
あなただけの刀剣型ペーパーナイフを是非お手元にどうぞ。
刀剣型ペーパーナイフを厳かに飾ることができ、かつ、
実用性も兼ね備えた、HITOFURIオリジナルの専用刀掛け台です。
ものづくりの職人がこだわりを持って制作しております。
刀剣型ペーパーナイフを二振り掛けて飾ることが可能。
その姿は圧巻の迫力です!
※「刀剣型」と表示していますが、ペーパーナイフとしての実用性を重視して、日本刀の定義とは違った展示の仕方をしております。
刀剣型ペーパーナイフをぴたりと納められる
HITOFURIオリジナルの専用巻物式収納袋です。
巻物のようにくるくると全体を包んで保管できます。
柄は、「ひとまるモノグラム柄」と「HITOFURI鐔柄」の
2種類からお選びいただけます!
「ひとまる柄」は、刀の鐔のモノグラムの中に
ひとまるが見え隠れしています。
公式オリジナルキャラクターとして
『ひとまる』が誕生しました!
武士のたまごであり、立派な侍になることを目指して日々修行中の身。
たまごを思わせるフォルムに愛らしさを感じる一方、前だけを見据える迷いのない表情。キュッと結ばれた口元は、武士として富士山のような高みを目指すという気持ちが表れています。
日課の素振りは欠かすことがなく、とても真面目な性格ですが、思い込みの激しい一面があり知ったかぶりの発言もしています。
好物は三色団子、きんつば、粗めのつぶあん。
クリエイター 石岡 ショウエイ
1974年富山生まれ。報道記者を経て漫画家に。
闘病による数年の休筆を境に、小説の執筆やイラストレーターとしてカードゲームを制作するなど、活動の幅を広げる。
HITOFURIプロジェクトには、構想段階から全面的に協力。
宣伝隊長「ひとまる」の生みの親でもある。
HITOFURIプロジェクトと、あの大人気漫画とのコラボレーション企画も実現しました!
週刊少年ジャンプの大人気漫画『BLEACH』の生誕21周年記念のコラボ企画です。
安藤刀匠の技術で、主人公黒崎一護の持つ「斬月」を忠実に再現したペーパーナイフが誕生しました!
HITOFURIプロジェクトは今後も、
日本の伝統文化とのコラボ作品の開発に邁進してまいります。
ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!
© 久保帯人/集英社 © Sony Music Solutions Inc.
プロジェクトの発案者で代表の西館と申します。
私も以前は、ハサミという刃物を扱う職人(美容師)だったこともあり、刀鍛冶をはじめとした和の伝統技術に深い興味と敬意を抱いてきました。
刀剣にかかわる伝統技術はどの分野もそうですが、数百年も受け継がれていながら次の百年が確かなものではありません。
そして現代を生きる人々の多くは、そんな素晴らしい日本の伝統技術に触れることなく、日々を過ごしているのではないでしょうか。
今回みなさんに、伝統技術の魅力を再認識してもらうことで、次の担い手が生まれてくる可能性につながると信じ、このHITOFURI(ひとふり)プロジェクトをスタートしました。
伝統を活かしつつ、あらたな魅力も備わったモノづくりを進めていきます。
伝統技術を持つ職人の方々と協力・連携して企画・制作したプロダクトは、公式サイト『HITOFURI』にて取り扱います。
職人の技術の分野は多方面に渡ります。
職人の数だけ、あらたなプロダクトを生み出せる可能性があると考えています。
『HITOFURI』は、受け継がれてきた日本の伝統美を守り進めていくための、本格志向のプロジェクトなのです。
※〜ふり、とは日本刀を数える単位のことで、鍛冶職人が一本の刀を鍛錬するがごとく、魂を込めて進めていくという思いで「HITOFURI」と名付けました。
私も以前は、職人でした。伝統的な分野とは違いますが、ハサミという刃物を扱う職人(美容師)だったこともあり、一つのことを極める道を歩んでいました。
このまま一生の仕事として続けることを当然と思っていましたが、カラー剤・パーマ剤へのアレルギーを発症し、美容師を続けることができなくなりました。
志半ばで諦めることは本当につらい経験でした。
その後、小売りの仕事を始め、今では多くの職人の方と接する機会をいただいているのですが、職人さんの多くが、続けていけるかどうかという問題に直面していることを実感しました。
事情は違いますが、かつての自分の経験と重なる部分がありました。
自分も元職人。職人さんの作り出す作品に敬意と尊敬を持っています。そういう作品たちを皆さまのお手元に届けたい。
私にとってこのプロジェクトは、職人さんにその志をあきらめてほしくないというものであり、それはかつて夢をあきらめた私の、今の夢でもあります。
この先の人生をかけて取り組んでいきますので、皆さまのご協力、ご支援よろしくお願いいたします。
※刀匠の手作業による制作のため、仕様には個体差があります。
1つとして同じものはありません。あなただけの刀剣型ペーパーナイフを是非お手元にどうぞ。
※保証について
HITOFURIの 『刀剣型ペーパーナイフ」は、1つ1つが刀鍛冶職人による完全手作りとなっております。
そのため、若干の個体差や、わずかな擦れ、傷、玉鋼を折り返し鍛錬した際に生まれる鋼の層による線やくすみ等がございます。
これらを理由とした交換はいたしかねますのでご了承ください。
交換の対象となるのは・刀身が折れている・刃こぼれしているといった、あきらかな欠陥・損傷がある場合に限らせていただきます。
また、交換は商品到着日から7日以内、未使用品に限らせていただきます。
※ご使用方法・お取り扱いについて
刀剣型ペーパーナイフに関しましては、リターン発送の際にお手入れ方法、ご使用方法の記載された取扱説明書が同梱されます。
※この商品は、いわゆるペーパーナイフであり、銃刀法の「刀剣類」や銃刀法及び軽犯罪法の「刃物」には該当しません。
ただし、このペーパーナイフを携帯される場合の適法性につきましては、ご自身の責任においてご判断お願いいたします。
なお、プロジェクトご支援者が18歳未満の方は本プロジェクトを支援することはできません。
※昨今のご時世を反映した原材料の高騰とたたら製鉄業界が事業規模縮小傾向にあり、それに伴い素材の希少化がさらに進んでいます。
これにより、大変ご迷惑をおかけいたしますが、やむを得ず価格の改定をさせていただくこととなりました。
何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。