・音の特性が生きる、自然の摂理に従って導かれたデザイン
・剛性の高いアルミニウムのインゴットから削り出す筐体
・サンドブラスト×アルマイト処理で、経年変化も楽しめる
・均一にクリアな音が楽しめる360°無指向性
・全周波数帯域を再生できるフルレンジスピーカー
・今はなき伝説の「McAUDI社」による特別設計のパワーアンプ
・アンプのPCB基板などの構成部品はすべて金型を機工した専用品を使用
・品質・素材にこだわり抜きながら低価格を実現
目指したのは、音が出なくても、単純にアートピースとして愛されるような存在。
空間に溶け込みながらも唯一無二の個性を放つ、
彫刻作品のように美しい“オブジェスピーカー”です。
2018年には、国際的デザインアワード「IDA DESIGN AWARDS」に入選。
海外からも高い評価を受けています。
2018年 INTERNATIONAL DESIGN AWARD入選
制作者は、音響エンジニアでありアーティストでもある
「ΩWV SOUND SYSTEMS（オーヴサウンドシステムズ）」代表、川崎俊輔。
そんな方々のための一台です。
「ΩWV SOUND SYSTEMS」のスピーカーは、
誰の真似でもない新しいデザインであることはもちろん、
音響プロダクトとして意味のある“正しいデザイン”にこだわっています。
「POTATO」の独特なデザインも、音の指向性（音質）と結びついた形状、
つまり音が持つ周波数帯域の特性が生きる形状を追求した結果、生まれたものです。
音の意思に耳を傾け、音が自由に広がれるように配慮した、
自然の摂理に従って導かれたデザインだからこそ、意味があると考えます。
手描きのラフスケッチから手作業で立体へ具現化する
決定したら、細かい部品を計算しながら、手作業で立体のモックアップモデルを制作。
手作業で立体にするプロセスは 、彫刻作品と同じく、細かい部分の形状を正しく設計し、
適切なデザインを成立させていくためにとても重要なものです。
そうして制作したプロダクトは、コンピュータのみでデザインされたものにはない
存在感と説得力が宿ると信じています。
筐体（エンクロージャー）の素材は、電車の内装部品にも使用される
軽量かつ剛性の高いAi-Mg -Si系6063というアルミニウム。さらに、
インゴット（鋳塊）から丁寧に削り出すことで、肉厚で重厚感のある筐体に仕上げ、
ビビりのないクリアでハリのある音質を実現しています。
所有いただく方々それぞれの時を刻むほど味がでる、愛着の一台を目指し、
専門の加工会社でバリ取り、バフ掛け（磨き）をした後、表面にサンドブラストという
シボ加工とアルマイト処理を施すことで、美しく傷付きにくい仕様に。
手入れをすれば長く使えるだけでなく、経年変化によるエイジングも楽しめます。
生活に溶け込むように、空間に溶け込むように。
音楽を気軽に楽しんでいただきたいという思いから、Bluetooth式で設計しました。
さらに音質にこだわりたい方に向けて、有線で繋げられるジャックもご用意しています。
お気に入りのインテリアを集めたお部屋、
「POTATO」が引き立つスタイリッシュなお部屋。
BARやレストラン、カフェ、ショップなどのパブリックスペース。
ホテルのエントランスホールやシェアオフィスなど。
まるで「オブジェ」を扱うように、さまざまな場所でお使いいただけます。
国内外においてアーティストとして活動している川崎俊輔は、
音響機器メーカー（のOEM／ODM工場）でスピーカーユニットの設計・開発、
筐体デザインを行うエンジニア／デザイナーでもあります。
17年間の経験で蓄積したノウハウや人脈をフル活用し、
まだ世界にない、完全オリジナルのスピーカーをつくるため、
そして、新しいライフサウンド体験で「GOOD SOUND GOOD TIME」を届けるために
立ち上げたのが、アルチザンブランド「ΩWV SOUND SYSTEMS」です。
3つのスピーカーからなる「POTATO」は、
スピーカーのセンターキャップと振動版の形状（角度）により、
音がそれぞれ120°の広角で広がるように計算しています。
それらのユニットを正しく配置し、3つの音が重なることで、
360°どこにいても均一にクリアな音を聴くことができます。
またシステムのセンターには、下向きのバスレフポートを設けて、低音を排出。
地を這うように伝わる低音の性質を最大限に生かす設計になっています。
「POTATO」は、全周波数帯域を再生できるフルレンジスピーカーです。
「低音用のウーハー」「高音用のツイーター」など、
複数のユニットに分割して音を出すのではなく、
ひとつのドライバーユニットだけで低音から高音までカバーすることができます。
小型でありながら周波数帯域30db～80dbという十分な低音を確保した音質は、
「POTATO」ならではの仕様です。
パワーアンプは、全国のオーディオファンに惜しまれつつ幕を閉じた
老舗メーカー「株式会社McAUDI」の代表を務めていた、山口博士 監修の元、
國重技師によって特別設された、完全オリジナル品。マニアも唸る、贅沢な仕様です。
※「McAUDI社」に在籍していたメインエンジニアは、同社解散後、超ハイエンド
ヘッドフォンを制作するオーディオメーカー「Final株式会社」のラボに移籍。
その技術力と高い音づくりのセンスは、今も脈々と息づいています。
スピーカーユニットを構成する振動板、ダンパー、センターキャップ、プレート、
ネオジウムマグネット、ヨークといった部品は、すべて金型から起工し、特注で制作。
ネジ1本まで完全オリジナルのスピーカーです。
「ΩWV SOUND SYSTEMS」では、
実現が難しいとされるスピーカーの設計と製造を内製化。
さらに長年の音響メーカー勤務で得た人脈をフル活用することで、
品質・素材にこだわり抜きながらも価格を抑えることに成功しました。
素材もシステムも、手入れをする事で長く使えるものにしています。
アート作品が一生ものであるように、
「ΩWV SOUND SYSTEMS」のスピーカーも一生ものとして末永くそばに置いてほしい。
そんな思いから、故意による故障でないと判断できる場合におきましては、
可能な限り、無償で部品交換及びメンテナンスをさせていただいております。
※保証期間は「納品日から1年」となります。
「POTATO」のカラー展開は基本的にはブラックとシルバーの2色ですが、
別途オーダーいただければ別注カラーも制作可能です。
あなたの理想の「POTATO」を、一緒につくりあげましょう。
※ご希望に添えないカラーもございます。事前にお問い合わせください。
※カラーオプション価格は別途必要。基本カラーよりも製作日数を多くいただきます。
※製作の進捗状況は「活動報告」にて、随時ご報告いたします。
＜ プロフィール ＞
1979年 大阪枚方市出身
2001年 大阪芸術大学付属大阪美術専門学校（デザイン学科）卒業
2002年～ カナダでデザインを学ぶ
2004年～ 松下電器のオーディオ用スピーカー、イヤフォン等のOEMを行う
実家の工場の移転伴い、中国アモイへ。
JVC、FUJITSU GENERAL、東芝（バズーカ）MITSUBISHI（ダイヤトーン）
IIYAMA等のスピーカー（BOX）、様々な新製品を開発。
2008年～ Final audio design社、McAUDI社、日本MOLEX（日本法人）とチームを組み
台湾系の電気メーカー（PEGATORON、UNIHAN、ASUS）等で企画していた
液晶テレビに内蔵するスピーカーの設計、開発、量産を行う
2020年～ コロナの影響で日本へ帰国中。プロダクトの筐体デザインと
スピーカーユニットの設計に１7年間従事した経験を活かし、
アルチザンブランド「ΩWV SOUND SYSTEMS」を立ち上げ。
自社オリジナルプロダクト（スピーカーシステム）の筐体デザイン/設計を行う
2022年 2025年の大阪万博開催に向けて展示などを行うプロジェクト
【O-TEX2025】に選出される（全18社）。
＜アーティストとしての作品例＞
海外でのギャラリー出展など過去の創作活動で出会った人や場での見聞が、
現在のスピーカーデザインにも活かされていると日々感じています。
＜ 今後の展望 ＞
より多くの方々に弊社のスピーカーで新しい「ライフサウンド」体験を提供できるように、
安定した数量の製造販売と新商品の開発、そして業務用のオートクチュール対応を目指し、
大阪にスピーカーのアッセンブリ（組み立て）を行う工房を開きたいと考えています。
を ここまで読んでくださったすべての方へ
Q1） スピーカーの生産国が知りたいです。
A1） 日本製です。
部品はコストダウンのために中国の「自社工場」で内製化しておりますが、
最後の組み立ては日本で行なっております。
半完成品まで自社工場で組み立てることで、安定した製品を作ることができます。
最終の組み立ては、代表である川﨑自身が行ない、
筐体内部に「シリアルナンバー」と「サイン（ワランティ証明）」を入れます。
Q2） どのような製造体制ですか？
A2）「自社工場」にて部品の調達を行っておりますので、
個人や作家による一点ものと違い、
ある程度の台数生産が可能で、品質も安定しております。
ただし、メイン部品はアルミの塊から削り出すなど
こだわりのある仕様のため、大量生産には向いておりません。
また自社工場がある強みとして、
オリジナル商品の開発・製造にあわせた「オートクチュール品」の対応も可能です。
Q3） 日本の「安全規格認証」は取得していますか？
A3） 「JET PSE認証」を取得済みです。
Q4） 包装（梱包）は、どのような形態ですか？
A4） POTATO専用の化粧箱がございます。
内側は、積層ミラマット梱包材で製品を厳重に保護しております。
そのほか、
・説明書
・保証書
・専用のアダプター（JET/PSE認証済み）
・ステレオミニプラグ
が付属しております。（下図参照）
Q5） リスニングには、どれくらいのスペースが適正ですか？
A5） 10畳程度です。
お部屋の中央に置いていただくと、お部屋全体に音が広がります。
壁に寄せて配置すると、「バッフル効果（位相反響）」によって
また違った音質をお楽しみいただけます。
Q6） Bluetoothのバージョンを教えてください。
A6） Bluetoothバージョン5.0
（PHY：LE2MPHY・シンボルレート：2M/Ｓ・データレート：2Mbps）
基本通信距離は9ｍです。
ただしオブジェスピーカーとして筐体のメイン部品を
「アルミの削り出し材」で構成しているため、
9ｍ以内の距離であったとしても、場所や使用環境によって
信号が遮断されやすいポジションが発生することがございます。
Q7） ワイヤレススピーカーは遅延がありますか？
A7） 他チャンネルとの遅延はございませんが、
映像との遅延は、システム全体で約20msとなります。
Q8） 日本以外の国や地域で使用することはできますか？
A8） アダプターは「100Ｖ～240Ｖ対応」ですので、海外での使用も可能ですが、
保証の観点から「日本国内での使用」を推奨しております。
Q9） メンテナンスについて
A9） 保証期間は「納品日から1年」です。
故意による故障ではないと判断した場合に限り部品の交換をいたします。
※傷箇所により「別途費用」が掛かる場合がございます。
・本ページ掲載の製品写真は、開発中のものとなります。
実際の製品とは、細かなデザインや仕様において異なる場合がございます。
・諸事情により、本ページ記載の仕様、価格、デザイン、メンテナンス内容など、
予告なしに変更する場合がございます。
※可能な限り「活動報告」にてお知らせする予定です。
・ご使用の環境により、本文中の機能が発揮されにくい場合がございます。
・初期不良以外の理由（故意による故障など）での返品・返金はお受けできません。
・リターン製品の保証期間は、製品の納品日から1年間となります。
故意による故障などは、保証の対象外となります。
・リターン製品の発送およびご使用については、日本国内限定となります。
・スケジュールは、プロジェクト公開時点（2022年10月11日）の予定となります。
想定を上回るご支援をいただいた場合、また、世界情勢や気候変動など
不測の事態が起こった場合、出荷時期が遅れる可能性がございます。
