これまで試聴会を実施してきましたが、貸し会議室を借りて行うものであり音の反響が強く、必ずしも良い音響空間とは言えない部分がありました。せっかくお越し頂いたならば、もっと良い空間でできないかと検討をしてきました。(機材も大事なのですが、部屋も大事だったりして、ほとんど誰でもわかるくらいの違いが出てきます。一般的な家庭は部屋においてある家具や布などが程度に音を吸ってくれるため、案外良い音響状態だったりすることが多いと思います)
ただ中々難しく、公共施設で広く適した場所はあるものの商業利用はNGだったり、民間の場所だと今度はあまりにコストがかかりすぎ実施が出来ないということがあり、これまで良い場所が見つけられないでいました。
ですが、今回運良く試聴会に適した場所に出会うことができました。それは、
「芝居小屋」
です。
下見で行ったときの写真です。画像では写ってないのですが、後ろにもっと広い空間がありキャパ100人以上です。試聴会としては結構贅沢な空間です。
芝居小屋の名前は四谷3丁目ドリームシアターといい、演劇を行うところでキャパは100人あります。私達に限らずオーディオの試聴会にそんな大人数が来るとは考えづらいのですが、大きな音を出すことを考えられて施設が作られているため音響空間としては中々良いところです。昨日下見に行って音出しをしてみたのですが、非常に具合が良く低音から高音までクリアに聴こえ、Koala A-1の持つ本来の迫力もしっかり感じられることが確認できました。
そこでバーンと明日はKoala A-1の音を隅々までご体験頂こうと思います。
芝居小屋は場面転換を行えるようにするため、照明を落とすとかなり暗くなるようにできています。 今回の試聴会では芝居小屋ならではということで曲を流している最中は部屋の照明を落とします。暗くすることで周囲の目を気にせず聴けたり、聴覚が研ぎ澄まされて音をよりはっきりと感じて頂けるようになると考えております。珍しい試みですが、やってみようかと思います。
曲と曲の間で照明はつけるので、そのときに移動可能です。今まで通り、途中入退場可能な試聴会ですので、その点ご安心ください。
Koala A-1は本体に内蔵のアンプを使い音をだすことも(いわゆるパワードスピーカーとして使えます)、外部アンプに繋いで単体のスピーカーとしてもお使い頂けます。
今まで基本的にはKoala A-1に内蔵のアンプでのデモを行ってきましたがオーディオファンの方から外部アンプ動作デモの声が根強く、明日の試聴会では外部アンプでの動作デモを実施します。(時間的な余力があれば内部アンプの動作デモも行います)
パワーアンプ:日立HMA-9500Mk2
補正回路:Koala A-1専用のイコライザーモジュール(クラウドファンディングで設定されている外付けのオプション品)
を組み合わせたシステムで実施予定です。
Koala A-1専用の補正回路(オプション品)
パワーアンプ(日立HMA-9500Mk2)