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今回はOrbital2 STERNAで使用できる便利な機能について紹介いたします。
以下機能を使用し、組み合わせることでより作業効率が見込めますので、ぜひご確認ください。
■ キーの連打入力
「Joystickモード」でOrbital2のジョイスティックを傾倒し続けたり、「Flat Ring」のスイッチを押し続けることで、設定したショートカットを連続して動作させることが可能になります。
※ 長押しと連打入力設定キーの違いについて
例えば「Flat Ring」のスイッチにクリップスタジオの「Space」キーを割り当てた場合、割り当てたスイッチを長押しすることでハンドツールになります。しかし矢印キーを「Flat Ring」のスイッチに割り当てて、スイッチを長押ししても、キーボードの矢印キーを長押ししたときと同じ動作にならないことがあります！そういったときは、連打入力設定キーの設定を行いましょう！
■ 繰り返しオプションと遅延
「繰り返しオプション」は、割り当てたショートカットキーを何回繰り返すかを設定することができます。「遅延」は、上記繰り返しオプションに設定した回数の各アクション間に間隔を設けることができます。
例えば、[ 繰り返しオプション：3、遅延：1000ms ] と入力した場合は、割り当ててるショートカットキーを1秒間隔で3回繰り返しをします。
→[ アクション > 1s > アクション> 1s > アクション ]
■ キーローテーションのキー順序反転の機能
「キー順序を反転して逆回転に登録」にチェックを入れ、キーを登録します。
登録後、割り当てたダイヤル方向へキーが登録されるだけでなく、逆方向に先程登録したキーが順序を反転させ、登録されます。
またローテーションのループを停止する機能が動作します。
※Orbital EngineモードとJoystickモードのダイヤル操作にて有効となる機能です。
例えば、音量調整の数値（1, 2 ... 9, 0）を登録しておき、「キー順序を反転して逆回転に登録」にチェックを入れ操作します。そうすると最後まで回し切った際に「0」から「1」には戻らず、ループを停止させることができ、ダイヤルを回し続けるかぎり「0」が実行されます。ダイヤルを逆回転させると数値を下げることができます。
■ Orbital Engineモード/Joystickモード交互切替
「Orbital Engineモード」は、ジョイスティックを8方向に倒して左右に回すことで、「戻る・進む」や「拡大・縮小」などの連続的な変化を、ストレスなく、直感的に実行できるモードになります。
「Joystickモード」は、ジョイスティックを8方向に倒すことで瞬間的に機能が実行されるモードになります。
上記Orbital Engineモード / Joystickモードの交互の切替が可能になります。双方にショートカットキーを登録している際に、フラットリングのスイッチなどにこの機能を登録するだけで、シームレスに切り替えができます。
■ プロファイル切り替え
現在読み込んでいるプロファイルから、別のプロファイルへの切替ができます。
保存されているプロファイルがすべてリストとしてポップアップメニューに表示されますので、使用したいプロファイルを選択して下さい。
■ 特殊キーを入力
PC上で動画を観たり、音楽を聞く際の「 音量の上下調整や再生・一時停止」を割り当て、調整することができます。
■プロファイル・アプリケーション連携
プロファイル切り替え時、選択されたアプリケーションへ切り替えることができます。
「連携する」にチェックを入れ、「アプリ選択」をクリックして、プロファイルと連携したいアプリケーションを選択してください。
■ ジョイスティックとフリックメニューの感度調整機能
「ジョイスティック感度」は、オービタルエンジンモード、ジョイスティックモード操作時に機能選択やキー入力が実行されるジョイスティックの傾倒角度を設定できます。
下にある「スライド無効」にチェックをいれることで、ジョイスティックを傾けた状態で隣り合う別の方向にスライドしても、スライドさせた方向の機能選択やキー入力の実行が無効になります。
気づかないうちにジョイスティックがスライドし、機能選択やキー入力の実行がされるという想定しない動きを防止することができます。
「フリック設定」は、マウスカーソル（ペンタブのペン）をどれくらい移動させることで機能を実行するかを設定することができます。内円の数値の設定距離を超えることでカーソルの方向のショートカット を選択し、外円の数値の設定距離を超えることで選択しているショートカットを実行します。
