1、オーディオ歴 約20年
2、試聴装置 スピーカー:ヴィンテージ・ジョインKSP-130Kシステム、スピーカーケーブル:一般的な赤黒平行線、パワーアンプ:エルサウンドEPWS-5V、プリアンプ:不使用、CDプレーヤー:パイオニアPD-C5、アナログプレーヤー:ヤマハYP-511、フォノカートリッジ:シュアーSC35C、フォノイコライザー:オーディオテクニカAT-PEQ3、
3、よく聴く音楽:近年の欧州ジャズ(トリオやヴォーカルものなど)
4、感想
赤い玉の方:
太く濃いヴィンテージサウンドという印象の音。ステレオながら良質なモノラル再生音に通じる雰囲気も感じられました。
木管楽器やアコースティック楽器の響きはほぐれて表情豊かに、ピアノや金管楽器は硬調にならずややソフトな表現に聴こえます。
表情に富む楽しい音は普段の暮らしの中で肩肘張らずに音楽を聴くには好適と思います。古色を帯びた響きの乗る音はながら聴きにも向くのではないでしょうか。
黒い玉の方:
広さと奥行きを感じる音場再現。神経質にならないちょうど良いリアリティで再現される音像。響きの豊かさと明澄さや実在感が両立した表現で、私の装置や聴取環境、ふだん聴く楽曲との相性からどちらかを選ぶとしたらこちらです。