片岡義男小説の魅力を伝える雑誌をつくりたい!
オートバイ、波乗り、旅、コーヒー、音楽……。片岡義男ファンの力で僕らの愛する“あの夏”の一冊を出版しよう。

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オートバイの魅力を教えてくれた片岡小説

フリーランスの編集者、モータージャーナリストの河西啓介(かわにし・けいすけ)です。
僕は自動車雑誌『NAVI』編集記者を経て、オートバイ雑誌『MOTO NAVI』を創刊するなど、四半世紀以上クルマや雑誌のメディアに携わり働いてきました。

個人的な話になりますが、僕にオートバイやクルマの魅力を教えてくれたのは、作家・片岡義男さんの小説でした。初めて出会ったのは高校1年生のときに読んだ『彼のオートバイ、彼女の島』。そこに描かれた主人公のコオとミーヨ、そしてカワサキW3の魅力に惹かれ、片岡さんの作品に惹かれるようになりました。


1977年に発行された「彼のオートバイ、彼女の島」ハードカバー。

『幸せは白いTシャツ』、『ときには星の下で眠る』、『スローなブギにしてくれ』『ボビーに首ったけ』、『湾岸道路』……。
オートバイの出てくる作品に始まり、僕は次第に片岡ワールドの虜になり、クルマ、サーフィン、コーヒー、ファッション、文具など、その文章を通じてさまざまなモノやコトに興味を持つに至りました。片岡さんの小説はまさに僕にとっての“先生”のような存在でした。


オートバイ、クルマ、サーフィン、旅、コーヒー。さまざまなモノやコトの魅力を教えてくれた片岡義男作品。

大きな反響を得た“片岡義男特集”

2013年8月、そんな片岡作品への想いをカタチにした雑誌を出版することができました。当時、僕が編集長をつとめていたバイク雑誌『MOTO NAVI』で「片岡義男とオートバイの旅」という特集を企画し、50ページ超におよぶ記事を掲載したのです。読者からの反響は想像以上に大きく、販売も非常に好調でした。そしてなにより片岡さん関わっていただくことができたのは(記事中に対談取材でご登場いただきました)編集者としての大きな喜びでした。

それから2年後の2015年8月、前回の特集で溢れた想い、やり切れなかった企画を詰め込んだ「片岡義男とオートバイの夏」という特集を企画し、発売しました。この本もまた大きな反響をいただくことができました。

そしてこのたび、もういちど片岡義男ワールドの魅力を伝える誌面をつくりたいと思っています。今度はオートバイ雑誌の特集企画としてではなく、一冊のすべてを片岡義男作品の魅力を伝える記事で埋め尽くす、僕にとって、そして片岡さんファンにとっての決定版、保存版となるような雑誌(ムック)をつくりたいのです。


雑誌での片岡義男さんと三好礼子さんの対談取材にて。左から河西、片岡さん、礼子さん。

クラウドファンディングの目標金額は200万円

とはいえここ数年の間に僕は雑誌編集長の仕事を離れてフリーランスとなり、加えて雑誌や出版に対する環境はいちだんと厳しさを増しています。
本を作るにはそれに要するコストを事前に担保しなければならず、以前のように編集者の信念や情熱だけでは出版にこぎ着けることはできません。

“雑誌離れ”が言われるなか、いま雑誌を発行し書店に並べたとしても、じっさいはかなりの数が売れ残り、返本され、廃棄となってしまうのが実態です。であればこの片岡義男さん本は本当に「読みたい」という方に直接届けられる方法をとるのがよいのではないか、と思いました。

そこで考えたのが、クラウドファンディングを通じて、片岡作品のファン、「この雑誌を読んでみたい」という人、加えて僕の想いを「応援してやろう」という方々の協力を募り、本を出版する、ということです。できあがった雑誌は一般の書店流通ではなく、まずクラウドファンディングに参加してくださった方に真っ先に届け、その後にウェブや限られた書店を通じての直接販売をしようと思います。

片岡作品への“想い”と“愛”で本をつくりたい!

クラウドファンディング目標金額は200万円です。じつはこの金額で本の制作費すべてを賄うことはできませんが、ひとまずこの金額が集まればスタートできます。さらに広告費を集め、雑誌の売上など加えることで、最終的には採算がとることができると考えています。

ご支援に対してのリターンは、本の贈呈はもちろんのこと、支援金額に応じて、誌面にお名前やメッセージを掲載させていただく、電子書籍による片岡作品の読み放題、出版記念イベント(片岡作品映画上映会やトークショー)への参加、小説の舞台となった地への取材ツアーやツーリングへの参加など、このプロジェクトでしか得られない、体験できない内容を考えています。


白石島で行った「彼女の島ミーティング」での集合写真。

ですが、僕自身がより大事に思っているのは、必ずしもご支援金額の多寡やリターンの内容ではなく、この本をクラウドファンディングに参加してくださるみなさんの思い、応援、協力を集めて、この本を出版したいということです。ストレートに言うなら、片岡義男作品への“愛”によって、このプロジェクトを実現させたいと思っているのです。

なおこのプロジェクト、本の出版については、事前に片岡義男さんご自身にご相談し、ご了承いただいています。
ぜひ片岡さんご自身の書き下し原稿も掲載させていただきたいと思っています。

このクラウドファンディングが目標を達成した暁には、この夏(7〜8月)に雑誌を出版したいと考えています。


“彼女の島”のモデルになった岡山県・白石島をカワサキW3で走りました。

長くなりましたが、「片岡義男作品の魅力を伝える本を出版したい」。
この想いを実現すべく、どうかご支援いただけるようお願いいたします!

片岡義男ムック/クラウドファンディング・リターン

●サンクスプラン/5,000円

・雑誌1冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード

●誌面にお名前掲載プラン/10,000円

・雑誌1冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前掲載

●誌面にお名前&メッセージ掲載プラン/20,000円

・雑誌1冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)

● 映画上映会&トークショー参加プラン/30,000円(100名限定)

・片岡義男作品映画上映会&トークショーご招待
 (『スローなブギにしてくれ』「彼のオートバイ、彼女の島」の2本を予定。片岡作品にまつわるゲストのトークショーあり)

映画上映会&トークショーは6月〜7月に東京・千代田区のKADOKAWA富士見ビルにある「神楽座」で予定しています。詳細な日程は追ってお伝えします!

雑誌2冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)

● 「彼のオートバイ、彼女の島」スペシャル限定Tシャツプラン/50,000円(5名限定)

・Tシャツブランド「白いTシャツと黒いバイク」の主宰者でアーティストのワタナベキイチさんがシルクスクリーンで描く「彼のオートバイ、彼女の島」のシーンをプリントした、完全限定5枚の特別なTシャツ。
 支援者様のサイズに合わせて一枚ずつ制作します。
 ※サイズのご希望等は追ってご連絡いたします

雑誌2冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)



▲スペシャル限定Tシャツ

●「彼女の島」取材同行プラン/60,000円(5人以上催行/10名限定)

・岡山県・白石島での取材同行権利(1泊2日)
(河西が同行します。島の民宿宿泊費を含みます。現地集合解散になります)

白石島への取材ツアーは6月〜7月の週末を予定しています。日程はリターン参加のみなさまのご都合が最も合う日程に設定させていただきたいと思います。

雑誌2冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)
・片岡義男作品映画上映会&トークショーご招待
 (『スローなブギにしてくれ』「彼のオートバイ、彼女の島」の2本を予定。片岡作品にまつわるゲストのトークショーあり)

●「彼のオートバイ、彼女の島」ロケ地ツーリング参加プラン/100,000円(5名以上催行/10名限定)

・群馬県法師温泉への「彼のオートバイ」ロケ地めぐりツーリング参加権利(1泊2日)
 (河西が同行します。温泉宿の宿泊費を含みます)

ロケ地ツーリングは6月〜8月の週末を予定しています。日程はリターン参加のみなさまのご都合が最も合う日程に設定させていただきたいと思います。

雑誌2冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)
・片岡義男作品映画上映会&トークショーご招待
 (『スローなブギにしてくれ』「彼のオートバイ、彼女の島」の2本を予定。片岡作品にまつわるゲストのトークショーあり)

 

● 片岡義男氏直筆サインプラン/200,000円(3名限定)

・雑誌の色校正紙に片岡義男さんからの直筆サインを入れ額装し進呈

雑誌3冊
・お礼のメッセージ付きオリジナルポストカード
・誌面にお名前と100ワードのメッセージ掲載
・片岡義男.comでの片岡義男全作品電子書籍読み放題(1年間)
・片岡義男作品映画上映会&トークショーご招待
 (『スローなブギにしてくれ』「彼のオートバイ、彼女の島」の2本を予定。片岡作品にまつわるゲストのトークショーあり)

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