創業127年の銀座村松時計店(現:株式会社エム・アイ・シー)が創業60年の老舗「古川彫金」とのコラボレーションで放つ『PRINCE ︎®️』銀無垢トノー型腕時計登場!
蔦は生命力が強く途切れることなく蔓をのばしていくことから、長寿・繁栄などの意味があり縁起のいい文様とされ、西欧では、邪気を払うと考えられ家の壁に蔦を這わせ、茂った蔦が裕福の象徴ともされました。
また、唐草模様は、ギリシア神殿の遺跡の円柱などに見られる草の文様が原型で、メソポタミアやエジプトから各地に伝播したと考えられており、アラブ諸国ではモスクの装飾によく見られます。日本にはシルクロード経由で中国より伝わったとされています。
そんな縁起の良い蔦模様を、ケース一つ一つに、古川彫金のベテラン彫金師が一刀一刀丹精こめて手彫りした逸品です。
文字盤には令和を祝し、恩賜モデルの懐中時計と同じ18K箔菊紋章入り。
裏ぶたには銀無垢の証であるSILVER925、造幣局検定マークが刻印されています。
また、お好きな文字が25文字まで彫刻でき、貴方だけのオリジナル腕時計になります。
村松時計製作所創立者の村松恵一は日本最初の時計商(明治26年創立)として、他社では修理困難だった明治天皇ご愛用時計や宮殿内の時計修理を成し遂げた事から信頼を得て、皇室御用達時計店として大正2年銀座に進出。
大正10年には懐中時計や置き時計『Prince プリンス』を製作しました。
懐中時計は鉄道省の公用品としても採用され海外にも多く輸出し、舶来時計と堂々と渡り合っていました。
(松本市時計博物館)
その後、腕時計の『Keyford キーフォード』の製作を開始。
精工舎(現セイコー)、尚工舎(現シチズン)と並ぶ国内最古の時計メーカーでありましたが、他社は大量生産に向かったのに対し、銀座村松時計店は宮内庁御用達として高級品に特化する道を歩みました。
昭和35年、二代目の村松英三は日本で初めてスイスより腕時計検査機器「ウォッチマスター」を輸入。
無料にて公開した際には、時計の検査を求める人が大勢押し寄せ、銀座7丁目の店舗から4丁目交差点まで行列をなし、警察が交通整理に動員されたほどでした。
三代目村松敬三の時代は、公用品、皇居参拝時計の製作、皇室慶事記念時計等の製作販売は続けられましたが、企業向けの企画・製造にも力を入れました。当時ファッション時計の先駆けとして、FILA、elesseなどのファッションブランドウォッチを日本で初めて製造販売しました。
また、世界に先駆けデュアル時計(二か国時計表示)を製造し、日本国内およびアメリカ合衆国で特許を取得するなど、時計の新しい形を提案し続けてきました。
現在は商標管理・企画製造・皇居や防衛省売店での販売も含め、株式会社エム・アイ・シーが全ての業務を統括しています。
PRINCE銀無垢トノー型腕時計仕様
ムーブメント:シチズンMIYOTA
スモールセコンド付
ケース・裏蓋:銀(品位925)造幣局検定マーク入り
裏蓋四ヶ所ネジ止め方式
風防:サファイアガラス
文字盤:真鍮
ベルト:本牛革ワニ型押し、ベルト幅16mm
手首周り:18〜23mm
バックル:SS三ツ折れバタフライバックル
寸法:35(アーム込41)x 30mm(リューズを除く)
重さ:47g
電池:R625
防水:生活防水
箱:特製BOX入り
保証:2年間